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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

フォスターチャイルド

2003-04-06 | インポート
ジンバブエに暮らす「フォスターチャイルド」から、手紙が届きました。

私たち夫婦が、彼のペアレントになったのは5年前ですが、彼は、二人目のチャイルドなのです。

最初のチャイルドもジンバブエの子でした。
小学校在学中の6年間、援助をし、ぜひ中学校へも行って欲しかったのですが、家族の都合とかで、知らない地域に移っていってしまったのです・・・どうしているのでしょうか・・・

今日の手紙には、3枚の写真が同封されていました。
白のシャツに黒のズボン姿の彼、中学校の制服姿ですが、ずいぶん大人びた顔になってきたのにビックリ!
今、彼は中学生なのですが、将来は「先生」になりたいので、一生懸命勉強をしている、と書いてありました。
好きな科目は「数学・自然科学・国語」だそうです。もちろん英語も勉強中ですから、手紙は、彼自身が英語で書いてきます。
サッカーも大好きで、歩いて45分くらいかかる、隣村まで試合に出かけるのも苦になりません、とも書いてありました。

2枚目は、お母さんと二人で写したものです。
背の高さは、もうすぐ、お母さんを越してしまいそうなのですが、ちょっぴり、はにかんだ笑いを浮かべた顔が可愛いこと!
お母さんは「彼は、弟や妹達のために、自分でおもちゃを作ってあげたり、家の手伝いもよくしてくれます。歌を歌うのが好きですよ」と言っています。

3枚目の写真は、大勢の村の人たちといっしょに写っているものです。
天候に左右される農業中心の暮らしですが、皆で助け合いながら頑張っている様子が分かり、その笑顔は輝いて見えます。

ジンバブエの子ども達のフォスターペアレントになったことで、
「生まれて、6歳になったら、小学校へ入学するのが当たり前、6年が過ぎたら中学校へ・・・そんな日本の子ども達に比べると、「学校で勉強ができること」
が、彼らにとっていかに嬉しいことであるのか・・・痛感しました。

まだまだ世界中には、貧困のために勉強ができない子ども達が大勢いるのです。
「学校で勉強する」ことがあたり前のこと、になって欲しいと願わずにはいられません。