夫が亡くなって以来、仏前には、出来るだけ賑やかに、たくさんのお花を供えるようにしています。
最初は、夫が寂しくないように・・・と思ってのことでしたが、この頃では、夫のためというより自分のためだった・・・と、思うようになりました。
だって、花を見ていると心が、穏やかになって行くのが分かりますから。 (*^_^*)
花には、人の心を癒やす不思議な力があるのですね・・・?
そんなわけで、週一回、定期的にお花が届くように花店に頼んであります。
ところが、今週は約束の日にお花が届きませんでした。
次の日、朝一番で、私は店に電話をしました。
「お願いをしてあるお花が届かなかったのですが・・・」と。
でも、電話の相手(女性)は、「はあ、そうですか?」 と、言うのみ。
「今日は、配達していただけますでしょうか?」 と、重ねて言う私の言葉にも、「はあ、まあ、多分・・・」と素っ気ない返事です。
お花が届くのを心待ちにしていただけに、ガッカリの度合いも大きく、又、素っ気ない電話の応答も、こちらの方が悪いと責められているようで・・・。
すっかり、私の気持ちはへこんでしまいました。
夕方になって、やっとお花が届きましたが、配達の若いお兄さんは 「店の者が忘れていたようです。 ほんと、すいませんでした」 と頭を下げてくれました。
謝罪をして欲しいと思っていた訳ではありませんし、また、若いお兄さんの責任でもないと思いますけれど、彼の言葉で、私のへこんでいた気持ちも元に戻りました。
「ううん、いいのよ。 又、来週もお願いね!」
受け取った花束は、いつもにもまして華やかです。
もしかしたら、女性の店員さんの電話の応答は素っ気なかったけれど、このカラフルな花束には、忘れていたことに対してのお詫びの気持ちが入っているのかも知れない・・・と、そんな気がしてきました。
もし、そうであるとしたら、文句を言わなくて良かった・・・。 (*^_^*)
(文句を言っても、自分が嫌な気持ちになるだけですから)