広尾の商店街にある雰囲気のいいフレンチ。
通りから半階下にあるので、通りすがりにちらっと見ると
オープンになったスペースはこぢんまりとして居心地が良さそう。
表に掲げていたメニューも魅力的。
店内はほぼ満席。
当然、予約してなかったのだけど、友人が一か八か聞いてみると
あと10分ほどで入れるかもしれないと。
で、10分後に伺いました。
運が良かった。
岡田シェフは、都内のフレンチを経て、フランスに4年半。
帰国後は広尾『ル ギャルソン ドゥ ラヴィーニュ』にいらしたそうです。
さて、メニューは
・Aコース(前菜+メイン+デザート+コーヒー)3000円
・Bコース(前菜2品+メイン+デザート+コーヒー)4000円
前菜、メインだけでなく、デザートもセレクトできるのがうれしい。
★『Aコース』3000円
■前菜「山口萩産穴子のパートフィロフライ キャロットラペ添え」
身がふっくらとした穴子を薄いパートフィロで包んで油で揚げた一品。
少し油っぽさが気になるけど、それを上回る穴子のおいしさ。
・友人オーダー「自家製 パテドカンパーニュ サラダ添え」
■「パン」(2人分)
キューブ型のブリオッシュとフランスパン。
キューブ型のパンってホントはあまり好きじゃない。
広がろうとしている力を抑えた、あの密な感じが…。
でも、こちらのはおいしかった。
■メイン「新潟県産 越の鶏モモ肉にオマール海老とハーブを詰めたロースト」
メニューを見て、想像がつかず、思わずオーダーしたメイン。
むっちりしたモモ肉とプリプリの海老が合うなんて知らなかった。
そして、ハーブの存在感。
ベトナム料理をプラスしたフレンチといった印象。
初めての味、これはクセになります…。
・友人オーダー「イチボのステーキ マデラソース 季節野菜添え」(プラス800円)
イチボの色がキレイ。
これもおいしかったそうです。
■デザート「クレームブリュレ」
シンプルなブリュレ。
浅いタルト型で表面を焼いていて、カリッとしたキゃラメリゼがたまらない。
そして、驚くほど贅沢なバニラビーンズの量でした。
マダガスカル産バニラは香りが高い。
・友人オーダー「リオレ(ラ ミ ジャンスタイル)」
こちらのデセールのスペシャリテともいうべき「リオレ」。
修業先のレストランのスタイルだそう。
ちょっともらいましたが、おいしい。
これはちゃんと食べたい。
■「カプチーノ」
料理は全部おいしい、すばらしい。
そして、サービスの間合いとか、漂う空気感がとても居心地よい。
堅苦しさはないけど、フランクすぎない。
絶妙なタイミングでサーブしてくれるし、察してくれる。
なんだろう、この居心地の良さ。
本当に素敵なレストランです。
ごちそうさまでした。
※お店に行ったのは5月上旬
『Restaurant OKADA(レストランオカダ)』
渋谷区広尾5-17-11 アーパス広尾1F
03-5475-1521
18:00~25:00/土日祝12:00~15:00、18:00~25:00
月休
http://www.restaurantokada.com/