愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

ヘラクレス 発酵マットの凍結

2018-01-17 17:56:30 | ヘラクレスオオカブト

最近、DHヘラクレスのマットに線虫やダニが出てくるのが気になります。

「ならば、凍結させてから幼虫を入れれば・・。」という発想です。

現在、多頭飼いしているDHヘラクレスの2令達を4200ccパンケースに入れる前にパンケースに詰めた発酵マットごと冷蔵庫に一晩放り込み→解凍で雑虫を凍結破壊する作戦です。バクテリアの方は凍結くらいでは死滅しないと考えています。まさか、線虫やダニを食べて大きくなるとかではないと・・・。

 

この写真では凍結の様子は分かりませんね。すみません!

これでも分かりにくいですが、とにかく凍結しています。

産卵木を柔らかくするために凍結させるブリーダーもいるというなら、マットのオガを柔らかくする効果が見込めるかもしれません。

 

カチカチに凍結しています。蓋の穴は対角に2つですが、加湿器で飼育ルームを湿度調整できているので、乾燥の心配より酸欠の心配をした方が良い気がしています。2つだと、たまにマットの上まで上がって来て不織布を齧る幼虫がおり、蓋の穴を追加する場合がありますので・・・。

しかし、我が家の冷凍庫には一度に2ケースしか入らないのが難点だな。

 


ブータンアンタエウス菌糸瓶交換

2018-01-16 12:13:27 | アンタエウス

八割がたSRD800瓶を食い上げてきたブータンアンタエウスの菌糸瓶交換を行いました。

意外と大きくなっています。45gかな?という予想に対し、

44gでした。ラベルの撮影忘れましたが、4ヶ月半でSRD800を食い上げです。

早く成長の速い菌糸に移したかったので少し早いかと思いましたが交換してみました。2本目は1400cc瓶です。

 

新規に購入した成虫ペアは眠たいのか動きは鈍いです。産卵は暖かくなってからですね。

今期のアンタエウスは幼虫で購入した6頭のみで、どうやらオス幼虫は2頭、3頭はメス、食痕の無い1瓶です。

 


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-01-15 21:41:25 | スマトラオオヒラタ

飼育ルームに入ると要注意幼虫ビン群の中で「バキッ バキッ」と大きな齧り音のするビンが有りました。あと10日ほどしたら4200ccパンケースに菌糸が回ると思われるから辛抱してて欲しかったのですが、エサ切れのサインと判断して交換することにしました。

800ccの1本目で64gです。菌糸オガを細かい粒になるまで何度も噛み砕いてバクテリア入りの唾液?と混ぜ混ぜして容器の内壁に張り付けてバクテリアを培養してオガを分解させてまた食べて・・・という感じでしょうか?

こういう綺麗な食い上がりをする子は良い子です! 菌糸を食い荒らして暴れる子は速攻マット行のお仕置きです!

穴明けはφ35mm位の穴にしており、底の方だけ広くなるように投入直前に穴を開けています。ドリルで開けただけの棒穴だと幼虫が快適な穴空間を作るのに余計な体力を使うので底部を広げるという配慮ですが、この作業は細手のミニスコップで行っています。

これくらいの幼虫だと、穴に菌糸を被せなくても自分の体を入れるための空間を作るときに大抵穴がふさがります。

大きく育って欲しいなあ。

 

青のり入り菌糸瓶に食痕がでてきました。

暴れずに食べてくれているようです。

青のりを入れた理由を思いだしました。甲殻類の血液中の酸素運搬はヘモグロビンではなくヘモシアニンという銅を含んだ物質が担っており、俗に青い血液と言われます。人間だと鉄成分のヘモグロビンなので赤い血液です。

私の頭の中ではエビ・カニと甲虫は同類とみなしています。それで幼虫の取り込み酸素量を多くするために銅を多く含んだ食品でクワガタ幼虫が食べれそうなものを調べていて青のりに行きついたことを思い出しました。

個人的に塩分の少ない料理は味気ないし、幼虫も多少の塩分やミネラルを欲しているのではないかという安直な考えも無いわけではありません。初めての試みなので結果が楽しみです。

 

2日前にパンケースに詰めた菌糸も、うっすらと

白く菌糸が回って来ました。

これから70g近い幼虫はこの中で半年位のびのびと羽化まで育てることにしましょうか。

温度を22~23℃に維持できれば半年位は持つと期待しています。この温度帯ですと我が家の場合、初令から大きいのまで幼虫が良く動きエサを食べているのが見ていてわかります。成虫たちも同じ部屋なので本当はもう少し温度を高くしたいのですが、この辺が妥協点というところでしょうか。

 


菌糸瓶ハンドプレス機を自作しました。

2018-01-15 20:30:15 | 飼育用品

飼育を再スタートしてから、スマトラオオヒラタだけでも300匹くらい居ます。

「すりこ木とかで詰めていると結構しんどいなあ~。」という訳で、ハンドプレス機を製作することになりました。

このタイプは2作目です。

初回のテスト品は底板を150mmのCチャンネルにしてましたが、重いのと強い力で圧力をかけると反対側が浮き上がってしまうという問題点がありました。

底板を6mm厚の平板にしてゴム脚にすることで、底板のたわみが浮き上がりを吸収してプレス時に反対側が浮き上がることもなくなりました。

前の試作品では足で踏んづけたり、左手で底板を押さえたりして詰めていて不便でしたが、左手は菌糸瓶を回すだけになりました。

2300ccとかの大きな瓶になるとスピードが以前と違いますね。手に豆を作って痛い思いをしなくても良くなりました。油圧プレス利用のタイプは試作中です。

 

やれやれ、これを作るためにアーク溶接機まで買ってしまった。

鋼材は長物の5.5mを仕入れたので、残りの鋼材を消化するため長い正月休みを利用して5セット作りました。

出品は初めてなので、1セットだけ出品してみます。

ヤフーオークションに出品していますので、必要な方はそちらでお求めください。

 

 


スマトラオオヒラタ 長~い幼虫

2018-01-14 15:45:12 | 飼育メモ

先日写真を撮り忘れて2300cc瓶に移した幼虫なのですが、

真っ直ぐに体を伸ばしていて、随分長さのある幼虫なので、定規を当てて計測してみると110mm近く有ります。

撮影時にお尻を丸めてしまいました。残念!

我が家で掛け合わせた幼虫ではなく、オークションで購入の幼虫なので、2ケ月先行しているから、これからの伸びは期待できないと思います。

この長さが羽化サイズに反映されるといいのですが・・・。


スマトラオオヒラタの飼育コストを考える

2018-01-13 20:32:34 | 飼育メモ

1.現在の我が家でのスマトラヒラタの飼育コストを試算してみると、

(オスの場合)

①飼育容器は800cc→1400cc→2300ccの3種類として、容器代=120+170+380=670円程度(税・送料含む)

②菌糸は800+1400+2300=4500cc 家で使用している菌糸は4000ccで450円(税・送料含む)なので、4500÷4000×450=506円程度

①+②のコストは、670+506=1176円・・・・③  となる。

(メスの場合)

①飼育容器は800cc→800ccの交換で、容器代=120+120=240円程度

②菌糸は800+800=1600ccなので、1600÷4000×450=180円

①+②のコストは、240+180=420円・・・・④  となる。

従って、スマトラヒラタを1ペア育てるためのコストは、およそ、③+④=1596円・・・・⑤ ということになる。

 

2.ローテーションを変えて、最初の菌糸瓶を1400ccのケースで試算してみると、

(オスの場合)

①飼育容器は1400cc→2300ccの2種類として、容器代=170+380=550円程度・・・・⑦

②菌糸は1400+2300=3700cc 家で使用している菌糸は4000ccで450円なので、

3700÷4000×450=416円程度・・・・⑧

⑦+⑧のコストは、550+416=966円・・・・⑨  となる。

(メスの場合)

①飼育容器は1400cc投入の交換なしで、容器代=170円程度・・・・⑩

②菌糸は1400ccなので、1400÷4000×450=157円程度・・・・⑪

⑩+⑪のコストは、170+157=327円・・・・⑫  となる。

この場合、スマトラヒラタを1ペア育てるためのコストは、およそ、⑨+⑫=1323円・・・・⑬ ということになる。

 

2つのケースでスマトラヒラタ当りの飼育コストを比較すると、⑤:⑬=1596:1323となり、

1323÷1596=0.8289 で、2の場合だと17%飼育コストを削減できることになる。

 

我が家の場合、およそ150ペアいるので、(1596-1323)×150=40850円損した計算になる・・・。

シュミレーション通りにうまくいくとは限らないが、交換の手間と費用を考えると、この差は大きい。長く飼育を続けるにはもっとコスト意識も必要だな・・・。

 【補足】

オスの2本目容器を100均のパンケースにすると、

①飼育容器は1400cc→4200ccの2種類として、容器代=170+108=278円程度

②菌糸は1400+4000=5400ccなので、菌糸コストは、

 5400÷4000×450=607円!! 

これなら不織布を入れても、278+607=885円でスマトラヒラタのオスを羽化できる可能性がある!

早速、ヘラクレス用に大量購入したパンケースに菌糸を詰めてみることにする。

 

 


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-01-13 19:28:38 | スマトラオオヒラタ

今日、菌糸ブロックが届いたのですが、1400cc瓶が足らなかったので、食い上げの良さそうな1400c瓶を掘り上げてみたところ、大きいスマトラ幼虫が出てきました。

1回目の菌糸交換で、69gです。

1本目で800cc瓶が無かったので、1400cc瓶に入れていました。

4ヶ月半程で、これほどまでに育ったのは初めてです。オスとメスの区別が出来れば、こういうローテーションもありかもですが、実際には1400cc瓶で既に蛹になっているメスも結構居たりします。

初めから1400瓶なら1回菌糸交換の手間を省けるのですが・・・。体重測定の楽しみが減りますよね。

まだ菌糸の回りが甘いですが、暴れないでおくれ~。

 

 


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-01-09 01:42:35 | スマトラオオヒラタ

今日も少しだけ菌糸瓶交換をしました。

59gだけど糞をしたので57gか・・・。

850ml瓶をメスの棚に置いていましたが、蓋の所まで食い上げて新しい菌糸を待っているところでした。

危ないところでした。

部屋が乾燥しすぎるのが前から気になっていたのですが、中古ショップで加湿器を買いました。

この部屋に入ると乾燥しすぎていて、のどがカラカラになっていたのですが、今は湿度50%で快適です。

 

スマトラのメスの棚を確認したのですが、何頭か羽化している瓶がありました。

10月27日に蛹化を確認していた瓶に動いた形跡があったので、試しに掘り上げてみました。

サイズは大したことはないですが、幅のあるメスでした。シャッターを押す間に動いてしまいました。

まだゼリーは食べれないようです。


スマトラオオヒラタマット交換 64g幼虫も・・・。

2018-01-06 11:40:02 | スマトラオオヒラタ

謹賀新年

年末に詰めた菌糸の回りが少し甘いですが、8~9割がた食い上がりのスマトラ幼虫の菌糸瓶交換をしました。

56g  

青のり入り菌糸に投入。

 

こちらは期待していたのですが、エサ切れしていたのかフニャフニャした幼虫で持った瞬間ダメと分かりました。

56gでした。

 

パラワンも1瓶だけ交換しました。

46g

ラベル45gになってますが、46gに修正しないと・・。

SRDを食い上げてきた最初の幼虫です。菌糸が劣化した頃から成長が早くなってきています。

パラワンは1本目全頭SRDに投入したからか、成長が緩やかです。爆発的な成長はこれからでしょうか?

 

昨年のパラワンは産卵セットが不発で、年末に3セット組んでいますが産卵して欲しいものです。

 

夕方交換したスマトラオオヒラタで大きいのが出ました。

64gです。

ガラス瓶に手詰めしたSRD800ml瓶から60g越えが出てきてびっくりです。