ふとメスの飼育棚を見ると、タイペスト紙が破れてメス成虫がフタ越しに見えていました。
「昔のバラバラ事件の悪夢再びか?」と考えましたが、どうやら羽化したメスが自力ハッチして出ようとしていたようです。
菌糸は、ほとんど残っており、この瓶に入れ替えて間もなく蛹室を作ったのでしょう。
横幅が有るので、大きく見えましたが、体長は50.2mmで大きくは有りません。
ラベルからすると、DDA岡山さんの所から買った幼虫の内の1匹だったみたいです。メスのくせに割出から11か月も菌糸瓶にとどまっていたのが昨日の気温上昇で出てきたのでしょう。
エアコンを冷房にしていなかったため、室温が25℃まで上昇していましたので、昨夜はガリガリと合唱がうるさかったのでした。慌てて窓を全開にして室温を下げました。そのまま寝入ってしまったので、朝起きて気が付くと16℃まで室温が下がっていました。温度管理の難しい時期です。