愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

スマトラオオヒラタの飼育コストを考える

2018-01-13 20:32:34 | 飼育メモ

1.現在の我が家でのスマトラヒラタの飼育コストを試算してみると、

(オスの場合)

①飼育容器は800cc→1400cc→2300ccの3種類として、容器代=120+170+380=670円程度(税・送料含む)

②菌糸は800+1400+2300=4500cc 家で使用している菌糸は4000ccで450円(税・送料含む)なので、4500÷4000×450=506円程度

①+②のコストは、670+506=1176円・・・・③  となる。

(メスの場合)

①飼育容器は800cc→800ccの交換で、容器代=120+120=240円程度

②菌糸は800+800=1600ccなので、1600÷4000×450=180円

①+②のコストは、240+180=420円・・・・④  となる。

従って、スマトラヒラタを1ペア育てるためのコストは、およそ、③+④=1596円・・・・⑤ ということになる。

 

2.ローテーションを変えて、最初の菌糸瓶を1400ccのケースで試算してみると、

(オスの場合)

①飼育容器は1400cc→2300ccの2種類として、容器代=170+380=550円程度・・・・⑦

②菌糸は1400+2300=3700cc 家で使用している菌糸は4000ccで450円なので、

3700÷4000×450=416円程度・・・・⑧

⑦+⑧のコストは、550+416=966円・・・・⑨  となる。

(メスの場合)

①飼育容器は1400cc投入の交換なしで、容器代=170円程度・・・・⑩

②菌糸は1400ccなので、1400÷4000×450=157円程度・・・・⑪

⑩+⑪のコストは、170+157=327円・・・・⑫  となる。

この場合、スマトラヒラタを1ペア育てるためのコストは、およそ、⑨+⑫=1323円・・・・⑬ ということになる。

 

2つのケースでスマトラヒラタ当りの飼育コストを比較すると、⑤:⑬=1596:1323となり、

1323÷1596=0.8289 で、2の場合だと17%飼育コストを削減できることになる。

 

我が家の場合、およそ150ペアいるので、(1596-1323)×150=40850円損した計算になる・・・。

シュミレーション通りにうまくいくとは限らないが、交換の手間と費用を考えると、この差は大きい。長く飼育を続けるにはもっとコスト意識も必要だな・・・。

 【補足】

オスの2本目容器を100均のパンケースにすると、

①飼育容器は1400cc→4200ccの2種類として、容器代=170+108=278円程度

②菌糸は1400+4000=5400ccなので、菌糸コストは、

 5400÷4000×450=607円!! 

これなら不織布を入れても、278+607=885円でスマトラヒラタのオスを羽化できる可能性がある!

早速、ヘラクレス用に大量購入したパンケースに菌糸を詰めてみることにする。

 

 


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-01-13 19:28:38 | スマトラオオヒラタ

今日、菌糸ブロックが届いたのですが、1400cc瓶が足らなかったので、食い上げの良さそうな1400c瓶を掘り上げてみたところ、大きいスマトラ幼虫が出てきました。

1回目の菌糸交換で、69gです。

1本目で800cc瓶が無かったので、1400cc瓶に入れていました。

4ヶ月半程で、これほどまでに育ったのは初めてです。オスとメスの区別が出来れば、こういうローテーションもありかもですが、実際には1400cc瓶で既に蛹になっているメスも結構居たりします。

初めから1400瓶なら1回菌糸交換の手間を省けるのですが・・・。体重測定の楽しみが減りますよね。

まだ菌糸の回りが甘いですが、暴れないでおくれ~。