今日は最前列でリプロダクティブヘルスケアの授業を受けました。
(いつも最前列だけど机は2列目やん?)
授業内容は〝分娩の異常〟。
子宮破裂や常位胎盤早期剥離、臍帯脱出などのスプラッタな症例を、ガッツリ体現しながら説明してくれたチチ張りストMさん。
・・・近過ぎて目のやり場にこまるからーっ
特に〝女性の会陰部は時間をかければいっぱい伸びるのよ〟って話で、その様子を「桃の皮が、むけるよーにっ」って自分の頭使ってこもった声で再現したときは本当どうしていいかわからんかったし
あの人パワフル過ぎだよホントw
自分のお産担当してくれるのがM先生みたいな人やったら、絶対陣痛来た時痛くて辛いながらも笑って楽しく乗り切れると思うんだよね
うちらもああいうポジティブな看護ケアを目指さねばねっ
・・・ってここまでカナリ内輪ネタ
うちの母性看護の先生、本当おもしろいんですよ。
毎回毎回すごい笑わせてもらってて。
こんなに笑ってて時間数足りなくならないのかな?って心配になったりするけど、印象に残る分結構やったこと頭に入ってて。
あの先生の教授法はすごいと思う。
私個人的に彼女の大ファンなもので、つい興奮して語ってしまいました。。。
今日はお産についてちょっと語ります。
分娩(お産の進行)には、3つの要素が必要なんですね。
それが、産道 娩出力 胎児およびその付属物。
分娩は、胎児およびその付属物が、娩出力によって産道をとおって、母体外に排出される現象を指すんですね。
つまり、分娩時の異常っていうのは、この3要素の異常を指すのです。
今日はそのうちの娩出力の異常から、今日授業聞いてて一番衝撃受けたお話をひとつ紹介します。
その名は墜落産。
ね。ネーミングからしてショッキングでしょ
この墜落産は、過強陣痛によって引き起こされます。
この〝陣痛〟ってやつがくせ者なんすよ
みなさん〝陣痛〟が痛みのことじゃないって知ってました?
私はこの授業を受けて初めて知りました
一般的に陣痛といわれる痛みのことを、医学的には〝産痛〟といいます。
これ、知ってるとドラマとかで「あっ、陣痛が・・・きたっ」とかいうシーン見てるときにトリビア的に使えます
うん、誰も使わないと思うけどね。
墜落産の話に戻ります。
産道が十分に柔らかくなった状態で強い陣痛がお母さんをおそうと、赤ちゃんは心の準備や環境の整備ができていようといまいと、ドーンと下に落ちて(生まれて)きます。
(逆に産道が硬いままで過強陣痛に襲われると、子宮破裂が生じて大出血がおこり、母子ともに危険になってしまうんですけど)
そう、落ちるんですよ。ドーンと。ところかまわず。
そこがまだ家の電話口だろうと。
タクシーの中だろうと。
道路の真ん中だろうと。
ちょっと想像してみてください。
・・・怖くないか?
目の前歩いてる産婦さんがいきなり、「お腹、痛い、かも」。
しばらく立ち止まってたかと思ったら目の前でいきなり赤ちゃん誕生ー
みたいな。
そういった場所っていうのは病院の分娩室とかに比べたらはるかに不潔なわけですよ。
無菌状態のお母さんのお腹の中から、いきなり菌のうじゃうじゃいる外界に出てくるわけで。
感染の危険性とか、今だったら外気温に適応できんくてどんどん体温下がっちゃうとかも。
色んなリスクがあるわけですよ。
そういう産道が柔らかくて分娩がめっちゃスムーズに進んじゃうお母さんって意外といるらしくて。
「そういった方には、万が一生まれた時のためにバスタオル股にガッツリはさんで病院にくるのよってレクチャーするの。医療者はそういったケースの見極めが大事なのよ。」
って最後に先生。
まぁ、こんな授業だったんだけど。
私が注目したのはそこじゃなくて。
みなさんは、赤ちゃんの誕生後も、お母さんにはまだお仕事が残ってるってこと知ってましたか?
そう、胎盤の娩出です。
ひらたくいうと、お母さんは赤ちゃんを産んだ後、胎盤ちゃんも産まなきゃいけないわけですよ。
そこで後産期陣痛ってのがおこります。
ここで使われる〝陣痛〟もさっきと同様に子宮の収縮を指します。
産痛は、一度赤ちゃんの頭が出てきていることもあり、比較的穏やかなみたいです。
この後期産陣痛にも耐え抜き胎盤を娩出することで、初めてお母さんのお仕事は終わるのです。
ただし、先ほど説明した墜落産の場合。
自然には出てこないんですよ、胎盤。
どういうことか想像つきます?
順を追って説明していきますね。
赤ちゃんとお母さんは、生まれてくるまで、臍帯(へその緒)と胎盤によってつながっています。
つまり、赤ちゃんは外に出て、胎盤は子宮内に残っているという、墜落産の状態は。
そう、股の間からへその緒がでろーんと出ている状態なんですね。
もし、あなたが墜落産をしてしまったママ(もしくはパートナー)だったとして。
「邪魔くさいから自分たちで切っちゃおう」なんてのは絶対だめですよ!!
必ず病院までいらして、助産師や医師といった専門知識を持った方に切ってもらってくださいね
・・・と、いうことは。
股の間からへその緒を出して赤ちゃん抱っこしたまま病院まで来てくださいね、ってこと。
・・・カナリ衝撃的な光景ぢゃないですか?これ。
みなさん、街中でへその緒をぶらぶらさせながら赤ちゃんを抱っこしているママを見かけたら、「これは墜落産だなっ」と思ってあたたかく見守ってあげてください。
もしお持ちでしたらタオルケットなど、赤ちゃんの保温ができるものを差し入れると喜ばれるかもしれません
悠貴、大学でこんなことを日々学んでます。。。
(いつも最前列だけど机は2列目やん?)
授業内容は〝分娩の異常〟。
子宮破裂や常位胎盤早期剥離、臍帯脱出などのスプラッタな症例を、ガッツリ体現しながら説明してくれたチチ張りストMさん。
・・・近過ぎて目のやり場にこまるからーっ
特に〝女性の会陰部は時間をかければいっぱい伸びるのよ〟って話で、その様子を「桃の皮が、むけるよーにっ」って自分の頭使ってこもった声で再現したときは本当どうしていいかわからんかったし
あの人パワフル過ぎだよホントw
自分のお産担当してくれるのがM先生みたいな人やったら、絶対陣痛来た時痛くて辛いながらも笑って楽しく乗り切れると思うんだよね
うちらもああいうポジティブな看護ケアを目指さねばねっ
・・・ってここまでカナリ内輪ネタ
うちの母性看護の先生、本当おもしろいんですよ。
毎回毎回すごい笑わせてもらってて。
こんなに笑ってて時間数足りなくならないのかな?って心配になったりするけど、印象に残る分結構やったこと頭に入ってて。
あの先生の教授法はすごいと思う。
私個人的に彼女の大ファンなもので、つい興奮して語ってしまいました。。。
今日はお産についてちょっと語ります。
分娩(お産の進行)には、3つの要素が必要なんですね。
それが、産道 娩出力 胎児およびその付属物。
分娩は、胎児およびその付属物が、娩出力によって産道をとおって、母体外に排出される現象を指すんですね。
つまり、分娩時の異常っていうのは、この3要素の異常を指すのです。
今日はそのうちの娩出力の異常から、今日授業聞いてて一番衝撃受けたお話をひとつ紹介します。
その名は墜落産。
ね。ネーミングからしてショッキングでしょ
この墜落産は、過強陣痛によって引き起こされます。
この〝陣痛〟ってやつがくせ者なんすよ
みなさん〝陣痛〟が痛みのことじゃないって知ってました?
私はこの授業を受けて初めて知りました
一般的に陣痛といわれる痛みのことを、医学的には〝産痛〟といいます。
これ、知ってるとドラマとかで「あっ、陣痛が・・・きたっ」とかいうシーン見てるときにトリビア的に使えます
うん、誰も使わないと思うけどね。
墜落産の話に戻ります。
産道が十分に柔らかくなった状態で強い陣痛がお母さんをおそうと、赤ちゃんは心の準備や環境の整備ができていようといまいと、ドーンと下に落ちて(生まれて)きます。
(逆に産道が硬いままで過強陣痛に襲われると、子宮破裂が生じて大出血がおこり、母子ともに危険になってしまうんですけど)
そう、落ちるんですよ。ドーンと。ところかまわず。
そこがまだ家の電話口だろうと。
タクシーの中だろうと。
道路の真ん中だろうと。
ちょっと想像してみてください。
・・・怖くないか?
目の前歩いてる産婦さんがいきなり、「お腹、痛い、かも」。
しばらく立ち止まってたかと思ったら目の前でいきなり赤ちゃん誕生ー
みたいな。
そういった場所っていうのは病院の分娩室とかに比べたらはるかに不潔なわけですよ。
無菌状態のお母さんのお腹の中から、いきなり菌のうじゃうじゃいる外界に出てくるわけで。
感染の危険性とか、今だったら外気温に適応できんくてどんどん体温下がっちゃうとかも。
色んなリスクがあるわけですよ。
そういう産道が柔らかくて分娩がめっちゃスムーズに進んじゃうお母さんって意外といるらしくて。
「そういった方には、万が一生まれた時のためにバスタオル股にガッツリはさんで病院にくるのよってレクチャーするの。医療者はそういったケースの見極めが大事なのよ。」
って最後に先生。
まぁ、こんな授業だったんだけど。
私が注目したのはそこじゃなくて。
みなさんは、赤ちゃんの誕生後も、お母さんにはまだお仕事が残ってるってこと知ってましたか?
そう、胎盤の娩出です。
ひらたくいうと、お母さんは赤ちゃんを産んだ後、胎盤ちゃんも産まなきゃいけないわけですよ。
そこで後産期陣痛ってのがおこります。
ここで使われる〝陣痛〟もさっきと同様に子宮の収縮を指します。
産痛は、一度赤ちゃんの頭が出てきていることもあり、比較的穏やかなみたいです。
この後期産陣痛にも耐え抜き胎盤を娩出することで、初めてお母さんのお仕事は終わるのです。
ただし、先ほど説明した墜落産の場合。
自然には出てこないんですよ、胎盤。
どういうことか想像つきます?
順を追って説明していきますね。
赤ちゃんとお母さんは、生まれてくるまで、臍帯(へその緒)と胎盤によってつながっています。
つまり、赤ちゃんは外に出て、胎盤は子宮内に残っているという、墜落産の状態は。
そう、股の間からへその緒がでろーんと出ている状態なんですね。
もし、あなたが墜落産をしてしまったママ(もしくはパートナー)だったとして。
「邪魔くさいから自分たちで切っちゃおう」なんてのは絶対だめですよ!!
必ず病院までいらして、助産師や医師といった専門知識を持った方に切ってもらってくださいね
・・・と、いうことは。
股の間からへその緒を出して赤ちゃん抱っこしたまま病院まで来てくださいね、ってこと。
・・・カナリ衝撃的な光景ぢゃないですか?これ。
みなさん、街中でへその緒をぶらぶらさせながら赤ちゃんを抱っこしているママを見かけたら、「これは墜落産だなっ」と思ってあたたかく見守ってあげてください。
もしお持ちでしたらタオルケットなど、赤ちゃんの保温ができるものを差し入れると喜ばれるかもしれません
悠貴、大学でこんなことを日々学んでます。。。
ことない。
たぶんこの先も
次のシフト入ったとき、「お待たせしました!ピザ○ットです!!」言った瞬間目の前で赤ちゃんドーンするかもしれんし
備えておけばちょっとは安心
そん時はパートナー気取りでしっかりと奥さんを守って差し上げてね
なんか実用的な勉強だからウラヤマシイ…
うん、エグいですよね
なんか看護科の学生だけで生活してると、どこまでが一般人に引かれない話なのか、ボーダーがわからんくなるんですよね
ここまではギリギリセーフ・・・かしら??
「これやり過ぎっ」って思ったらぜひ教えてください。
下手すると一般の方の感覚忘れちゃいそうな勢いなので
実用的やし、医療系の話って結構ネタになるからおいしいんですよねw
でも褐色な弾丸さんも色んなセミナーとか顔出してらっしゃるみたいで、日記読んでると違った世界が見えて興味深いですよ
かなり復習させてもらったよ(*´∇`*)♪
ホント先生すごいよね☆分かりやすいし面白いし!!
リプロ好きだぁ~ヽ(*^^*)ノ
文章にしなおすと結構頭に入ってくるのよね。
きっと私テスト墜落産だけは完璧に答えられるよ
・・・出ないと思うけど
後期の授業でリプロが一番好きかもー
PBLとか大変だけど、リプロの領域は調べるのとかも楽しいしね
最後一回分残ってるけどお互い頑張ろうねー
まだ、基礎ばっかりやっている自分にとっては今回の記事、衝撃的でした。
で、ちょっと分からないんですけど、一般に陣痛と言われているものは「産痛」なんだよね?
では、「陣痛」は実際のところなんなのだ、、、
胎児を娩出しようと、ホルモンの作用によって子宮が収縮することを「陣痛」って言うんだと思います。
書いたつもりでいました~指摘してくれてありがとです!!
ノート大学においてきちゃったんで、確かめられないのですが多分あってると思います!!
最近急性期とか母性とか、専門的なことが増えてきたので、かなりリアルに考えられて楽しいです