みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

これも立憲主義破壊では?

2016年04月05日 | 憲法守るべし
からしだねさん、普段何気なく見ている彫刻も、近くに行ってじっくり鑑賞すると、語りかけたくなることがあったりします。時には立ち止まって、近くによって見るようにおすすめします。
船越保武さんの作品(彫刻)は岩手県内に多くあります。県立美術館などだけでなく野外にもあります。日本を代表する彫刻家の作品を日常的に間近に見ることができるのは文化的贅沢と思ってます。


TPP批准が後半国会の重要議題となりそうだが、野党が交渉経過の記録を国会に提出するよう求めたのに対して、政府がしぶしぶ提出したのは例によって〝墨塗り〟の解読できない文書だった。
安保法制に関わる内閣法制局の「想定問答」も公開要求には応じない。集団的自衛権行使容認にいたる議論の議事録はないという返事をして平気な顔をしている。秘密保護法の運用をチェックする国会の権能はないに等しい。
国権の最高機関である国会が、政府に〝抑え込まれて〟政府よりも下の地位に落とされている。完全に憲法無視、立憲主義の破壊ではないだろうか。
日本国憲法に対する考え方は政党によっていろいろあっても、日本国憲法がある限りその理念・条文をまじめに忠実に解釈して実行する努力をする、それは日本の政党として当然のことだろう。
戦争法(安保法制)との関係で立憲主義の回復が国民の声となり、運動が広がっているが、安倍内閣を倒した後には、戦争法の廃止と集団的自衛権容認の閣議決定の取り消しだけではなく、国会が主権者を代表する国の最高機関としての地位を回復して、国民に隠し事をしない政治を進めることも真剣にやってほしいと願う。



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1 コメント

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国民的大義 (からしだね)
2016-04-06 08:40:23
ブログ主様、コメントありがとうございます。
私はいわゆる芸術の分野の中で最も好きなのが音楽なのですが、美術展も時々出かけます。でも、絵と違って彫刻は大の苦手で、この船越保武さんのことも存じ上げませんでした。でも、これからはもう少しゆっくり味わって見てみようと思います。

TPPは、本当に心配しています。アメリカの議会も反対の声が上がってきているから批准されないだろうとか言われていますが、そんな、よその国を当てにしてどうするのかと思います。
また、TPPのみならず国会を軽視する今の状態は本当に危険です。

一昨日(4日)のBSフジ プライムニュースに共産党の藤野保史さんが出演され、最後の「今日の提言」の時、このようなことを発言されました。
「今回の参議院選挙は国民に大義を問う選挙です。立憲主義を守るために野党は共闘するのです。」
これは以前から共産党さんが言ってこられたことですが、改めて、今度の選挙が持つ意味を確認することが出来ました。この言葉の意味の重さを理解することが出来れば、○○主義と言った違いを超えて共闘することが出来るのではないかと思います。

ところで、藤野保史さんのことはこれまで知りませんでした。まだ議員になられて1年半ほどで、慣れておられない感じもありましたが、落ち着いた話しぶりで好感が持てました。しかしよくよく見ると彼は「北信越ブロック」、私が住んでいる地区の代表なんだわ!とこんなことも知らない自分に呆れてしまいました。

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