ルイ・ロットの館

ルイ・ロットにハマった笛吹きのブログ。

パッドが・・・・

2011-10-25 13:40:00 | 日記
破れていました。


先日の釧路の本番の後、管内を掃除して水気が取れたか?本体の中を覗くと、

トリルキイのトーンホールの辺りに破れたフィッシュスキンがはみ出していました。

最近、そろそろパッドの全体調整が必要かな?と思うくらい、

ロット#1800の響きが痩せて来たように感じていましたが、

原因の一つはこれだったようです。

歌口に一番近い場所ですから、全体に影響するのは当然のことです。



早速、パッドを交換しました。

ついでに両方とも。



すると元々の瑞々しい響きが甦りました。



こういう小さいパッドは狂い難いという先入観があって、

他のワッシャーで固定しているパッドほど気に留めずにいたのですが、

劣化して破けてしまう前から、空気が少しずつ漏れていたのでしょう。

これにはプロとして大反省です。



でもこれの交換だけで上から下までしっかり鳴るようになりました。

他はまだ安定しているようなのでしばらくはこのままでいいと思いますが、

当然劣化は始まっているはずなので、今、修理に出している#981が戻って来たら、

他のパッドも交換しようと思います。

当然ながら、せっかくの名器も調整がダメではいけませんね。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tetsu)
2011-10-25 20:16:31
タンポだけで済みそうでよかったですね。
手元にあるロットをガタ取りも一緒に調整に出したら、数年前につけなおしたリッププレートが浮いている、ポストのほうも怪しい、とかで、今のところ3ヶ月入院中です。前回のオーバホールとは違うところに依頼しましたが、仕上がりが楽しみです。
普段吹いていなかったもう1本のロットにようやく慣れてきて、こちらもいい楽器だったんだ、と感じている今日このごろです。
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RE:Unknown (louislot1800)
2011-10-25 21:41:42
tetsuさん

こんばんは。

トリルキイのパッドだけで良かったです(苦笑)
これだけでこんなに変わるのならと、人差し指のパッドも交換しようかと思っています(笑)

現在#981をガタ取りに出しています。
ガタを極力減らせば、もっと良くなるような気がしています。

古い楽器の場合、ハンダの剥がれは気を付けないといけませんね。
特にトーンホールの場合、まったく響かなくなりますからね。
お互い、気を付けましょう。
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Unknown (tetsu)
2011-10-25 22:02:36
パッド、というと元師匠は以前オールドヘインズを使っていましたが、パッドの硬さが5段階から選べて、1段階変えただけで全く違う楽器になる、とか話していました。タンポの全交換なんてめったにないことで、気が遠くなりました。
トーンホールのハンダは大丈夫かと、勝手に思っています。
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