探し物は・・・

何かを探して見つからない時、悲しくなるけれど
探すものがあるって、それだけで、すてきなこと 

中正紀念堂

2006年03月14日 | 台湾ぶらぶら旅行記

瑠璃色の瓦が美しいこの建物は、蒋介石の功績を記念して建てられたもの。
とにかく大きいのです。全景をおさめようとすると、建物からずーっと遠ざからなければなりません。
目安は広場に立てられた国旗用のポール。これを背にして撮るのがちょうどいいようです。 

 

金城さんのなんだか楽しそうな表情。
これはもっと近くで撮ったのかな? 

                

 内部には、蒋介石のびっくりするほど大きな坐像や、防弾ガラス仕様の車、たくさんの肖像画が展示されています。展示ケースに飾られたおびただしい数の勲章が印象的でした。贈った国の名前が漢字表記されているのを読むのは頭の体操になってなかなか楽しいです。

 建物から出た広場の先には両側に劇場が建っています。日本の歌手のコンサートもあるとか。左に行くと、台湾風庭園がしつらえてあり、植木の刈り込み方が日本と違っているのがおもしろい。向こうのほうから、キャーキャー言う声が聞こえてきました。何事? 日本の高校生が修学旅行できているようです。彼女たちが騒いでいるのは、「足裏マッサージの道」をはだしで歩いているから。ガイドさんにのせられて、私も歩いてみましたが、10mがやっとでした^_^; 

 蒋介石が有馬に滞在したこと、彼の師である孫文ゆかりの建物が今も神戸の海辺に建っていること(移情閣)など、神戸出身の私にはなじみがあります。
そのことを言うと、ガイドさんの話に熱がこもりました。
台湾に対する彼の想いを感じ、中国、中華民国、台湾、日本、独立、国交・・・さまざまなことを考えさせられました。


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