探し物は・・・

何かを探して見つからない時、悲しくなるけれど
探すものがあるって、それだけで、すてきなこと 

夏のテラスを眺めながら その2

2012年08月02日 | Movie T.K.

猛暑の中、涼しいお部屋から明るいテラスを眺めながらのランチの後は、お店のスタッフの方が、『SweetRain死神の精度』の撮影場所を含むブライダル用の施設を案内してくださいました。

まずは、エントランス。

こじんまりとしたつくりなのには、ちゃんと理由があります。
新郎新婦が、お客様を自宅に招いて開くパーティーのような雰囲気を大切にしているから。
レストランやブライダルで使われる生花は、テラス脇にある小さな工房で育てられ、アレンジされているそうです。
レストランの食材の野菜も、自家製だとか。
もとは、白雲閣という名の料亭だった建物で、その和風建築を壊すことなく、毎年補修を繰り返しながら、その面影を残しているそうです。
外観も、部屋のつくりも、洋風に見えて、よく見ると日本家屋の味わいがあって、不思議に落ち着く空間。
手をかけているからこそですね。

ピンクのゲートをくぐって入った中庭から振り返ると、エントランスから続く小道には、花が飾られて。

正面に、リニューアルしたばかりという個室スペース(ウェディングでは親族控室に使われるとか)。

中に入ると、ここが、撮影場所です。



個室プランのページには、リニューアル前の写真が残っています。
見比べると、かなり変わっているのがわかります。
テーブルの向かって右側が一面ガラス戸で、そこから中庭に出られるようになっています。
個室からテラス越しに、ランチをいただいた部屋が見えました。


雨男の千葉さんは、雨に降りこめられて恨めしそうでしたが、この日のテラスは、雲ひとつない青空から照りつける太陽の下。
この中庭も改装されていて、床のタイル模様が違います。テーブルや椅子、パラソルも。




でも、中庭奥にあるツタを絡めた白いパーゴラや、モザイク模様の小さな噴水、角々におかれた四角いテラコッタ色の花台は、当時と同じ。
 
この白いパーゴラは、新郎新婦専用の撮影スポットなんだそうですよ。


『SweetRain死神の精度』公開当時から、ロケ地として紹介されていましたが、結婚式場のイメージが強くて、ブライダルにご縁のない身には、ちょっと敷居が高いなと勝手に思い込んで、足を運びませんでした。
今回、誘ってもらったおかげで、手作り感あふれる、すてきなレストランとして再認識することができました。
水曜日は、レディースデイで、ランチにオリジナルスウィーツが、つくそうです。
「ですから、今度はぜひ水曜日にいらっしゃってくださいね」とスタッフさん。ただ、夏季休業期間がありますから、ご注意。


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2 コメント

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夏季休業期間 (次郎藍天)
2012-08-02 18:56:39
ゆきんこさん、こんばんは!
懐かしいリビエラに見入ってしまいました、ありがとうございます。
2009年の7月、江戸川乱歩邸の見学時にリビエラでお食事いたしました。当時はごくマイナーなリニューアルはあったものの、だいたい撮影時といっしょでした。
中庭のフロアも、個室もすっかりリニューアルですね~2009年の夏季休業中にリニュアルすると聞いていましが、きっとその後もいろいろ変えたのでしょう。
個室の一恵さんの後ろの棚もなくなっちゃったんですね(ため息)
でもなぜかホッとする素敵な場所であることに変わりなくてよかったです!
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少し姿を変えて (ゆきんこ)
2012-08-03 07:51:52
次郎藍天さん

今回は、次郎さんのブログでしっかり予習してから、行きました。
中庭の様子は、よくメトロの車内広告で目にしていたので、オレンジのパラソルも刷り込み済みでしたが、個室の変貌は、思った以上でした。
スクリーンで見たのとそっくり同じというわけにはいかなかったけれど、池袋でゆったりできる隠れ家を見つけられて、得した気分。
これも、千葉さんのおかげ
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