ヨメちゃんが欲しい植物図鑑がある。その著者の牧野富太郎は高知県出身の植物学者で「日本の植物学の父」と呼ばれる凄い学者だ。今回知った事だけどね。その人が書いた本を図書館から借りてきた。「植物一日一題」という何となく読みやすそうな題名。
しかし冒頭からジャガタライモ、すなわちジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を馬鈴薯ではないと明瞭に理解してる人は極めて小数で、大抵の人、否な一流の学者でさえも…という感じで一般に言われてる事は勘違いだらけだって調子が続く。そんなんだから枝葉の事を色々知ってないと付いていけない。更に読み進むと元来馬鈴薯というものは中国の福建省中の一地方に産する一植物の名で、 …中略… それがどんな植物であるのかは中国人でさえもこれを知らず、と説明があり、その項目の最後の方には蔓状の植物らしいとあった。兎に角これからはジャガの事を馬鈴薯と言うのは止めよう。
しかし冒頭からジャガタライモ、すなわちジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を馬鈴薯ではないと明瞭に理解してる人は極めて小数で、大抵の人、否な一流の学者でさえも…という感じで一般に言われてる事は勘違いだらけだって調子が続く。そんなんだから枝葉の事を色々知ってないと付いていけない。更に読み進むと元来馬鈴薯というものは中国の福建省中の一地方に産する一植物の名で、 …中略… それがどんな植物であるのかは中国人でさえもこれを知らず、と説明があり、その項目の最後の方には蔓状の植物らしいとあった。兎に角これからはジャガの事を馬鈴薯と言うのは止めよう。
馬鈴薯はナンデス? なんちゃって^^;
あんですってぇ?
先人は日本の植物に中国の漢字を割り当てたんだけど、
植物学者としては日本に無い植物の名を割り当てたのが間違いだと言ってるようです。
でも片仮名は長ったらしいし風情が無い(^^;
ところでこの本は青空文庫で自由に読むことが出来るというのを見つけました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001266/files/46820_29303.html