ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

超一流の戦い方

2013年09月19日 09時03分20秒 | 思ったこと
 将棋のNHK杯の様子は時々観るが予選の最初の方は見ない。何故なら下位棋士同士の対局だと形勢にちょっと差が付くと一気に広がって面白くないからだ。また早い段階で勝負を投げる棋士も居る。ところが予選が進んでから登場する上位棋士は違う。差が出たとしても中々縮まらないので何処でどうなるか分からないのだ。ちなみに下位棋士と言ったって将棋という特殊な才能を持った人の中から毎年2~3人しかなれないのだ。

 兎に角一流棋士は簡単に諦めない。木村一基八段は「負けと知りつつ、目を覆うような手を指して頑張ることは結構辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように、転落していくんだろう。」と言っている。

 昨日王座戦第二局があって、夜になってからインターネット中継を見始めた。下の図は中村太地六段が130手目を指したところ。俺はこの辺りでもう羽生王座の勝ちは無いと思って風呂に入った。風呂に入ってる間にヨメが何か言ってだろうと思ってたけどそれが無い。


俺がもし先手だったらやる気が無くなり、後手だったらもう楽勝な気分


 脱衣所で身体を拭いてると時々駒音が聞こえる。まだやってるってどういうことだろうと思った。結局夜の11時頃にようやく終った。羽生王座が勝ったのだ。普通は100手前後で終るのにその手数203手。長時間集中力が切れないってのも凄い。
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