岩壁の下に赤い花が落ちていた。ということは花はその上から落ちてきたと思われる。後日、赤い花を見つけに岩壁の上に行ってみた。岩を登るのではなく岩壁の脇の急斜面を登った。残念ながら赤い花は見つけられなかった。下に沢山落ちてるんだから上には無いってわけだ。だけど形が似てる黄色い花が咲かせている灌木があった。黄色い花はスイカズラ科ツクバネウツギ属の衝羽根空木(ツクバネウツギ)だった。
赤い花と黄色い花を並べて撮ってみた。赤いのは紅花衝羽根空木(ベニバナノツクバネウツギ)、どれも初耳木。
先日見つけた初耳草はツクバネソウ。それと全然似てない。名前の由来はというとやっぱり実が羽根つきのつく羽根に似てるからだそうだ。じゃぁ実が生る頃にもう一度かな。ヤマザクラだと花が散って間もなく実が生る。でもツクバネウツギの実が生るのは秋という気の長い話。その時、ベニバナの実も見つかるかもしれない。
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