

前回山梨の別荘に行ったら畑に栗が落ちていた。その時はまだ木の上に栗がまだ沢山あった。実は概ね茶色かったけどイガはまだ青かった。次は2週間後くらいかなと思って行ったんだけど時既に遅し。木についているイガは1つも無かった。それを知らずに家から長い竹竿を持ってったけど出番ナシ。

イガは全て地面に落ちていた。イガの色は全て茶色で中身ナシ。そんな馬鹿なと地面を探したら何とか実を見つける事は出来た。でも落ちているイガの数に比べて少なめ。狸か何か分からないけど何者かが実を食べたようだ。

前回はもう栗が落ちてるんだと思いながら拾って帰った。折角だからって気分だったけどどちらかというと俺はこの次まとめて拾えば良いやくらいに思っていた。幸い強欲なヨメのお陰で質の良い栗を拾うことが出来た。地面に落ちてる栗を全て。今回の栗は今ひとつ。もう少し行くのが遅かったら無駄足だった。栗の拾い頃の期間は思っていたより短かった。

下の写真は隣の畑の若い栗の木。最近話をするようになった人が少し前に植えたんだろう。でもその人、数年前に癌で他界。道理でその頃畑が荒れてたわけだ。この栗は残念ながら誰にも食べられないままだ。貰っても怒られないだろう。そもそも貰ってて良いかと聞く相手が居ない。そんな事を思いながら通り過ぎた。取り頃なのに勿体ないけどこんな木があちこちに数本。空き家が増えて物悲しい気分にされることが多くなった。10年後、この山梨の別荘集落はどうなってるんだろ。俺はまだ通うつもりだ。
