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6LTDがもたらす「実感」ゆえに・・・(再掲載4)

2023年04月06日 | 音を聴く耳

前回、S社の中堅?どころのCDPについて

苦言を呈したのですが・・・。

どうも、その機器を「すばらしい」と、

発信しているかたがいらっしゃって

その評価をうのみにしたのだと思います。

 

こういう言い方はなんですが・・・。

もっと音の良い機器をきいてしまうと

まともに音場もひろってないということがわかり

以後、聴く気にならないのですが、

もしかすると、OHや音質改善でちゃんとした音になる。

と、おもわれるのかもしれません。

ところが、

問題は「造り」なのです。

 

元の造りがいまいちなものは、

やはり、音質改善処置も手を尽くせないのです。

いわば、

メダカがいくら立派になっても

立派なメダカでしかないわけです。

 

いっぽうで、WADIAに関して言えば

「造り」が良いわけです。

その造りも

メダカだったものが、

鯉になるほどの「変身」部分をもっているわけです。

鯉になったうえ、

一匹500万以上の価値という立派な鯉になってしまうというものですから、

「造りが良い」という一言は、

その先々の可能性をも含めていると言う事です。

さて、下記のようにかきましたが・・

****

元の造りがいまいちなものは、

やはり、音質改善処置も手を尽くせないのです。

いわば、

メダカがいくら立派になっても

立派なメダカでしかないわけです。

*****

ちょうど、もっと上位機種であるR1Aの問い合わせがあり

そこに音質改善も手をつくせない造りということをかいたのですが・・・

******

正直を言えば、OH だけでは、いまいちな音であり

音質改善をお勧めしたいのですが

R1Aは、R3(内部の機構はR1Aとほぼ同じ)の倍近いオペアンプが必要になります。

おまけをいえば、

高性能のオペアンプを載せられない

1回路製品・2回路製品などのちがいもあり

良い方のオペアンプに組み替えようと思うと

スペースがせますぎて、オペアンプの種類も限られてしまいます。

その中でも、性能の良いオペアンプを選ぶのですが

形のせいか(小型)、高性能のオペアンプと比べると

性能が劣るのに、値段が高い。

と、いう状態があります。

*******

貧すれば鈍する。

と、いう言葉がありますが

ソニーの造りは

良い部品をつかっていながら

オペアンプ部分になると

いまいちな物をつかっていて

それをましなもの(語弊がありますが)に変えるのが精いっぱい。

オペアンプとしては、

それより良いのは、これしか(どれ?)ないという

選択肢がないものです。

一方、WADIAになると

当方で実装・データ検証など

およそ、7~8種類、実験しています。

その中で、これもよいなあ。

と、いうものが、いくつかあるわけで、

好みでつかいわけができるし

音も当然グレードアップします。

(乗ってるオペアンプを単純に交換するということではありません。

事業秘密なので、詳しくはかけませんが、

回路の中に組み込んだり、新たに設置する場所をふやしたり

オペアンプの効果が発揮できるように、

電流値他、いろいろ差しさわりの在る部分をやり替えたり・・とします)

そう考えると、選択肢がないうえ、

良いといいきれるものでないものが、

値段も高い。

 

と、貧すれば、鈍する。

と、いうより

貧すれば、ぎゅうぎゅうに狭い音質改善方法しかないわけです。

 

この6年の間にWADIAもLTDまでいくと

当方の耳も肥えてきて

以前、良い音だとおもったものも

「え?この程度の音だった?」と、

気が付かされます。

 

代理、曰くの

「逆エージング耳」というのがありますが

この逆エージング耳をぬけだすのには

「もっと、良い音」を聴く以外手が無いように思います。

 

以前も書きましたが

逆エージング耳というのは

「良いとこどり」をしてしまうのです。

ちょうど、雑踏の中で知人の声はわかる。

と、いうのににていて

非常に親近感・なじみができあがってしまうのです。

 

これが、もっと良い音をきいても

違和感を覚えたり

どこが良いかわからない

と、いう認識不良を起こすもとに成ります。

 

代理は、L-580 からサイテーションにかえたとき

(両方とも高橋監修ですので、通常のL-580やサイテーションの音とは違います)

この逆エージング耳に気が付かされました。

サイテーションの音がうるさくて仕方がなかったのです。

ところが、3か月くらいして

L-580をきくと

何とも、頼りなく感じるのです。

確かに中高域は、あいかわらず、極上のもので

充分に聞かせてくれるのですが

低域が支える中高域の張りと伸びがぴしっとこないのです。

 

そんな風に、

もうひとつ、うわまったものをきくと

やっと、グラフでいうと円形に近いものでないものをきいていたのだと

気が付くわけです。

 

それがあって、

気に入ってるという言葉に対して

いくら事実を伝えても

理解不能なのですが、

これも、以前、

あるSP&あるアンプのことで、

その個性に耳がエージングされているのであって

当方でそのSPをきいたら、きけたもんじゃない。

と、いうことをいうのですが、

なかなか、理解してもらえず

ここに書くたびに

「くいついてきますね」

「かみついてきますね」

と、裏で犬扱いされまして(爆笑・・・確かに犬年ですが・・)

結局、いろいろあって、(実地によそのSPやアンプできいてみると

(高橋同伴)CDPの音が濁り・ひずんでいるとわかる)

「逆エージング耳になっていた」と、いうことがわかったわけです。

アンプやSPの良いとこどりできいていて

CDPがひずんでいることをわからなくさせてしまうということがおこるわけです。

そういう風なこともあり、

「思い込み」「逆エージング耳」になっているというのは

本人もなかなかきがつけず

なおさら、その1台に固執して

耳をせまくしてしまうということがあるので

良い訓話?に成ると思い、書かせていただいているのですが

当のオーナーさまは

高橋の実地検分があったおかげ?で

1台に固執するのを(語弊がありますが)やめて

SPも新調するということをやりますと

前のSP、もういらない。

と、いうほど

以前のSPの粗がみえてきたと考えます。

 

ですので、

言葉だけでは、なかなか、信じられないと思い

「良い音を聴いたらわかる」といわれても

じゃあ、どれが良い音なのか?

と、なると

メーカーがだしているものでさえ、

音質改善をする余地がいっぱいある状態ですので

「良い音」といえるかどうか、疑問であり

それらを購入してこちらも見分するわけにはいかないのと

当方が一番良い音。

今まで、これをこしたCDPがないといえる

WADIA6LTDのデモ機を作ったわけです。

 

代理に言わせれば

「もう~~♪代理の言葉を素直にしんじてくださいよお 」

なのですが、

もう少ししたら、

貸し出しができるようになると思います。

(箱、製作中。並びに貸し出し条件の構想や取扱書の手引き

例えば、ロック機構の解除。返却に際してのロック施錠などを、

同封していきたいと思いますので、もう少し時間が掛かると思います)

貸し出しできるように準備している間に

どんどん、LTD(SPIRIT)・blueの依頼が入ってきて

(blue化の掲載が間に合っていない状態ですが)

当方、デモ機を貸し出すのが不可能になっています。

≪BLUE化≫21/5/10日更新

と、まあ、長くなりましたが

愛機・他の機器への期待感など

つぶしてしまうような

「本音」も、

結局はWADIA6LTDの音をきいているからこそということを

(および、サイテーションの再編成・620Aのネットワーク交換・

ケーブル作成(S/N比がものすごく良いww)など、

6LTDの音を抽出・表現するように

自然な音造りを施しているからこそ

6LTDの真価がよくわかるという点があります)

ご理解いただけると嬉しいです。

 


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