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ある電話・・・2019-12-31

2023年08月29日 | 受付・依頼問い合わせなど

知人からおしえられたとのことで、

電話が掛かってきた。

修理をおねがいできないかということだった。

ここで、知人からという言葉が物語っているのだけど・・・

まず、ブログ(憧れのAudio)を読んでいない。

当方は、申し訳ないけれど

よほどの事情が無い限り、電話での対応はお断りしている。

簡単に三つの理由がある。

高橋、作業中の場合、それを中断しなければならなくなる。

半田ましやら回路の追い込みをしている時など

とくに、中断は困る。

複雑な修理の時も、不具合箇所特定の為

あちこちで、試行する。

ICを交換してみたりとか・・・

そういう時に電話には出られない。

今回も、そういう状態であったため

代理のほうに電話を渡されたWWWW

これが、ひとつめ(簡単という割に長い?)

もうひとつは、

電話で即答できない場合もあるので、

調べる時間が必要な時が有る。

過去、別機種とほぼ同じだろうとおよその値段を電話で答えた所

実際には、中が全然違っていたので、訂正して了承をえたのだけど

何年もたって、電話で言った値段じゃなかった・嘘つきだと批判されたことがある。

電話で正しい見積もりを問うこともどうかと思うし

特に新規物は作業にはいってみないと

実際の値段ははじき出せない。

おまけをいえば、文章としてはなにも残らないので

言った、言わないというところだけを論議しがちになる。

本人が了承しその値段でといったことについては、

まったく、論外にされて此方が嘘をついたという風に曲解して

被害者の皮をかぶってくれている。

そういうことがおきるのも、電話という手段だったりするということも有り

メールでの依頼にさせてもらっている。

そして、もう一つ。

同じように事前に調べるのでも時間が掛かる。

その時に、電話だと、症状やら機種やら

メモしなきゃならなくなる。

正直、そんなこと(メモ)をしている時間がない。

当方の状態は今回でも50台からリピーター機器をいれると80台くらい

これをいちいち、電話で対応して

メモして、確認事項があったら電話をかけなおしてとやっていたら

絶対的にもれがでてくるし

電話をかけなおすだけで時間が掛かる。(即、出てくれればいいけど・・仕事中だったりしたら

詳細がつかめなくなる)

当方の勝手なやり方で申し訳ないけれど

50台~80台に対し、電話で対応は出来ない。

メールで送って来てくだされば

もっと、詳しいことや例えばその機器の弱点やら

その対処方法や確認方法などもお伝えできる。

場合によっては、簡単にオーナー自身で治せる不具合もあり得る。

そういうことを電話ではお互いに伝えにくい。

メールであれば、確認する時間が取れる。

場合によっては、画像でこの部分を確認してくださいと伝えて

良くないとなれば、依頼していただくということも可能になる。

**********

長くなったがwwwおよそこの3点があり、メールで依頼して頂くようにしているのだけど

仕上がったあとも、報告に多いと画像100枚くらい挿入している。

電話では不可能な事である。

そのあたりを考えても、電話で問い合わせてくるということは

通常の修理しかされたことが無いのだろうと思う。

紙切れ1枚に作業報告がのっていて

おおまかなことしか判らない。

ピックアップ交換  ??????円

ゴムベルト交換   ????円

と、いう状態に近い作業報告書しか出してこない。

当方はピックアップ交換になれば

駄目だったピックアップの数値・波形などのオシロとともに

測定している所を載せることが多い。

そして、交換するピックアップと並べて写す。

(ブログの中でレンズが落ち込んでいるのが判ります、とか、の、画像がそれにあたる)

そして、交換したピックアップの波形・数値も載せる。

ブログの中の写真の多くが実際の報告メールで使われている物で

さらに、それは、報告メールの中の一部分でしかない。

無論、もっと、詳しい報告を行っているので

何人かの人は、これほどの作業を行っているとは思わなかった。

と、驚かれていた。

********

まったく、当方のことを判っておらず

ブログも読んでおらず

一般的な修理屋さんと同じように思われるのは致し方ないが

まず、でてきた言葉は

修理はできますか?だった。

ここから、戸惑う。

修理は出来る。特定しきれないものでも、

後には、解決する。

(リピーター機器などがそう)

それより以前に修理のみは扱っていない。

ぼろぼろの半田とくたびれたコンデンサで良い音が出るわけがない。

当方は良い音を提供するのが目的なので

修理だけでことたりる方は他所に行って頂くことにしている。

おまけを言えば、OHは基本的な体力を取り戻すのと

質の良い部品により、OHだけでも音質はあがるが・・・

OHはこの先の音質改善やLTD化などへの礎なのである。

つまり、良い音を求める人たちのために

出来うる限りの良質の音を提供するのが目的なのである。

そこに「修理できますか?」と、問われると戸惑う。

OHをするということは、

単純な清掃や交換というものではない。

今の所、当方の技術不足で修理不可能と言う物はない。

リペア部品が手に入らないとか、

心臓部に当たるLSIの破損とか

部品入手が不可能な場合、修理不可能になるくらいで、

OHできるとこまでもっていくためには、

修理は必須で、高い技術力を要する。

そこに

「修理はできますか?」と、問われると

当方のOHというものを把握されていない現実につきあたってしまう。

ほぼ、OHまで行う業者はいない。

居ても、さらなる音質改善などの音決めができないので

OHまでしかしない。

これは、致し方ないと毎度の科白になる。

「修理のみは扱っていません。OH前提の上で不具合箇所に対応します」

と、通り一遍だが・・・

実は、OHしてみると、深刻な不具合がOH部分にある時が有る。

これをいくらか修理で補ったところで

治らないか、一時的に鳴るようになるだけで

根本的な解決にならない。

OHはそういう意味でも必須であり

全箇所点検作業でもある。

*********

そして、提示された機種についても、

「う~む」であった。

持っている機種とは別に購入候補があり

それをとわれるのだが・・

「やれと言えば、やりますが・・・」

という機種ばかりが候補だった。

そして、最後に

A730がはいっていた。

「申し訳ない。のびしろもないし、構造的(回路的)に

金をかけるだけの価値のない機器なので、お断りしているんですよ」

と、畳みかけてしまい(申し訳ない)

すると、あぐねたというか困窮したというか

「お奨めの機器はありますか?」

と、なった。

すかさず、答える。

「WADIA6後期型ですね」

この辺りも、もっと、詳しく伝えたいところであるが

(例えば、WADIA6前期型も後期型に準ずるけど、

基本的にはOH~Blue化まで行わないともったいない。

Blue化まで行えば700万~1000万くらいの音的価値にあがる)

電話では難しい。

とにかくは、ブログを読んでください。

WADIA6だけでも今50台ほど扱っていますから。と、

そして、やっと大事な事。

現在受付は休止中で来年1月くらいには開けると思うけど、

当方の受付は1年に2度くらいしか開けておらず

受付再開の時には30名ほどの依頼をいっぺんに受ける。

メールでの依頼になる。

再開はどこかの日曜日24時、

実質の依頼は月曜日の0時0分00秒からになるが

0時0分00秒の到着メールが20名以上という形になったため

受付が開いている時間は1時間も無いかもしれない。

*********

どうだろう?

事足りない返答で

電話賃をつかって

此方の状態を把握できていないことだけをしって

目的をはたせたのだろうか?

 

ブログをしっかりよんでほしいと思う。

憧れのAudio

 


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