憧れのAudio☆お知らせブログ☆

メインブログアドレス⇔http://longingforaudio.blog.fc2.com/

あるいは、特殊な耳なのかもしれない。2021-09-24 追記09-25

2023年08月30日 | 音の違い

結果というのは、すぐには出ない。

その結果を、先に探ろうとして

いろいろ、考えをめぐらしてしまう。

何度か、自分の耳を

「過去耳」あるいは、「記憶耳」だと、書いたことがある。

なにを、どう記憶しているのか、自分でも判らないが

例えば、

ちゃんと、鳴っているのに

「これ、壊れるよ」

と、つぶやく。

ちゃんと、鳴っているのだから、

何故、そう思うか判らない。

当然、高橋、「あほ、言うな」となる。

所が、2~3日しないうちに壊れる。

それが、2度、3度起きると、

「なんで、そう思う」

と、尋ねられる。

明確な答えはない。

ーしいて、いえば、狐につままれてるんだろう  wwww-

ただ、微妙に、音にムラがあるように感じる。

が、それも、だから、壊れる。と断言する根拠にはならないだろう。

と、なると、

「本来の音はーこういう音ー」と、いうのを、耳が記憶しているとしか言えない。

で、その本来の音と、壊れるとまで断言する音とは、どう違うんだ?

と、尋ねられても、判らない。

 

そこで、逆に、過去を手繰ってみる。

 

最初の860だった。

オーナー様は、6LBを超す音が出てる。

と、最初は言っていた。

(どうやら、インパクトに引っ張られやすい耳であると思う)

しばらくのちに、やはり、Blue化しなきゃ、ダメですね。

と、いうので、やってきた。

その860を聴いたとき、

音はぼやけてるし、レンジはSPの交点、ほんの50cmほど前で

小さな舞台をつくる。

まるで、ちゃぶ台の上に、ラジカセでもおいてあるような、

つつましい「舞台」で、

正直、どこをどう聞いたら

「6LBを超す」とまで、一瞬にしろ思われたのか

理解しがたい状態だった。

 

おそらく、アンプの脚色やネットワークの色付けなどにより

CDP「本来の音」が鳴らないシステムなのだと思う。

それは、それで、良い状況の時はいいのだけど

ぼんやり、壊れ始めた音を出し始めても

その音を再現しないので

とことん、壊れるまで、オーナー様は、

異常に気が付かないということになる。

ここが、一番心配であったのだが

それでも、最初の860で、あったこともあり、

「こいつは、劣化したり(OH必須)常時稼働してなかったりすると

こんな風に、ぼろけてしまうのか」

と、脆弱な機器であるという思いもあったし

一方で、最低72時間アイドリング・・・

そして、常時稼働で1年位かかる熟成を思うと、

どこかに置きっぱなしだった品物は

復帰するのに、時間がかかるのだと思っていた。

ところが、Blueまでもっていったわけだけど、

当然、音は良くなるし、空気感・世界感は薄いが

音質としては、上等なものになっていた。

ちゃぶ台現象もどこかに行っていた。

・・・の、だが

代理の耳には、

レンジの広がりが心持薄く感じられた。

と、いうのも、ど真ん中に、箱を並べたような濃く太い直線状のベクトル(音)を感じて、

その状態がこんな感じ  <===========

通常は <  (もっと、辺が大きく、長く伸びている)

直線ベクトルが異様に感じて、広がりが追いついていないと思えた。

「なんや、これ?」

と、思って、高橋にもオーナー様にも尋ねたのだが

「そんなことない!!」

だったのだが、

結局、LSIが、壊れていたか、なにかで、

基盤ごと交換することになった。

つまり

==ぼんやり、壊れ始めた音を出し始めても

その音を再現しないので

とことん、壊れるまで、オーナー様は、

異常に気が付かないということになる。==

と、いう状態だったのだということだったのだと思う。

ところが、

ここでも、判るように、

代理には見えていても、

高橋・オーナー様も

「ちゃんと、音が出ている」と、聴こえる。

(上に書いたように、オーナー様のその当時のシステムでは、判断できないだろうので

頼りは、高橋なのだが、

どうも、常々書いている、

代理は2MHz以上の音で頭が痛くなる・・というように、

なにかしら、非可聴帯域が、見える?聴こえる?ため

直線ベクトルとか、ちゃぶ台とか、

音を形(イメージ)としてとらえることが出来るようである(たぶん))

 

だが、実際、そういう自分だけが判るということは、

これが、どこか、異常があるんだ。

と、いう風には、断定できないし、

ましてや、何処が、悪いかなど特定できないし、

特定できない=治せない人だから

と、いう事になる。

 

そうなのか、自分だけなのか・・・

860は、わざと、そういう音作りをしているので、

(緻密さは薄いが・・ww)

インパクトがしっかり出るんだろう。

と、考えていた。

 

と、なると、もうひとつ、気になることがある。

同じオーナーさまの6LBなのだけど・・・

これが、どうしたわけか、

途中でベルト交換かなにかで帰還してきたわけで・・

熟成しているに十分な期間のエージングで

オーナー様は

「すごいですよ。(私のが一番良いでしょうという意味合い)」

と、おっしゃるので、

期待して聴いてみたところ

「あれ?」と、思う。

ーむしろ、退化しているーと、感じる。

 

これも、高橋はそんなことない。

と、いう。

同じくらいの時期に当方2台目の6LBと一緒に

Blue化までもっていっているということもあるので

元々のエージング歴を言えば、はるかに当方の者より長い(筈)

そして、その出来立てを聴く限り、

当方の6LBのほうが負けていた。

(OH~LTDまでもっていったのが、1年位前

片や、最初から言えば10年選手といっていいか

なので、最初の差は致し方ないと思った)

それが、どういうわけか、当方の6LBのほうが、よくなって

かなりのレベルで差をつけていた。

そのこともあって、

これは、24時間稼働の差と、

50Hz地域と60Hz地域の差

Hz数をCDを聴く時間に置き換えてみると

かなりのエージング差が出てくると考えた。

そのことがあって、

すごくなったという言葉と

当方との差の相乗効果で

いっそう、格差を感じてしまったのではないか?

と、いうようなことを言われたのだが・・・・

だが、そこが、記憶耳なのだと思う。

LTD仕様音質改善までだった機器が2年後くらいに

グレードアップの為やってきたとき

LTD仕様音質改善のままを一聴してみた。

その時に、高橋とふたりで、

「良く聴いていらっしゃる。良い音になっている」

と、エージング・・は熟成に近くなっていると感じたのである。

ところが、オーナー様の6LBは、

申し訳ないのだけど

そのLTD仕様音質改善の音より、負けている(勝ち負けじゃないのだけど)

すごいですよ。

と、いうほどまでの熟成になっていないと感じるのは

当方の6LBとくらべているのでなく

LTD仕様音質改善と、比べてなのだ・・

と、いうのだけど・・・

じっさい、そのLTD仕様音質改善のCDPがここにあるわけでなく

代理の「記憶」の中にある。

で、当方6LBと比べると、歴然と差がある。

実際にLTD仕様音質改善と聴き比べられないので

「そりゃあ、記憶の美化だよ」

と、いうことになっている。

 

が、個人的に

なにか、おかしいのではないか?

と、いろいろ、考えた。

 

自分の耳を信じれば

「なにか、出てない音?」があるからか・・・

 

ただ、高橋談によれば

ぼろいCDでエージングしたら

ちゃんと、エージングできないだろうなあ

と、いう言葉があった。

オーナー様宅のシステムは

当方で聴いたときには、

とても聴けたものじゃないというCDでも

ちゃんと、鳴らせるらしく

どんなCDでもきれいに鳴ります。という

(正直、これは、真空管アンプでCDPが壊れていても、判らない

と、いう状態と同じだと思うのだが

そこは、個人の嗜好であるので、おいといて)

つまり、CDPに対しては

ぼろいCDも食わせている・・・ということになり

もしかしたら、これが、原因?

 

などと、考えていたら

不調ということで、帰還になった。

 

実際には、判らないが、

今回、治して聴いてみることが出来たら

その不調のせいで、

退化していたと感じさせられていたのかもしれない。

 

もしも、そうだとしたら

やはり、CDP本来の音を

率直に再現するアンプやケーブルやネットワークを

もたないと、えらいことになりかねないのだと思う。

 

その点で言えば、

高橋システムがそのようにシステムを組んできているし

試聴しに来てくださったU氏あたりも、

本来出てる音をしっているので、

自分のシステムでは、もうすこし再現しきれていない。

と、いうことをわかっていらして

おそらく、6LBのために率直なシステムを組んでいきたい

と、いう思いを持っていらっしゃるのだろうと思う。

 

まずは、6LBを熟成して

その音を再現するということを考えないと

「率直」な音の基準が見えてこないだろう。と、思えたので

しっかり、熟成させてから考えてください・・・

とか、いったような覚えがある。

 

しかし、もしも、

過去に引き続き

今回も「非可聴帯域をもとに判断している」と、なったら

これは、あるいは、個人的なことなので

そのこと自体は

聴こえない人には、関係ないのかもしれない。

 

問題は

隠れ不具合とか?

なにか?を

察知しているということになると

問題?????

って、ことになるのかな?

(良く、判ってないWWW)

***********

9月25日

***********

調査結果、「退化している」という風に聞こえたころから

ある不具合がでてきていたと考えられる。

おそらく、4~5年前くらいか(いつ、帰還したか覚えていない)

この不具合は、特殊な部分がある。

6(6LB)からでてきた不具合ではない。

ので、他のユーザー様の機器は問題がない。

***********

やはり、変に色付けされたアンプやネットワークでの脚色が

6LBの異変を判らなくさせていたと思う。

帰還した当時、代理には

「エージングが進んでないどころか、退化している」

と、まで、聴こえたことを高橋にもオーナー様にも告げたが

オーナー様のシステムでは、

6LBの本来の音(そのまま)を聴けるものでなく

(どんなCDでも、きれいに聴ける、と、いう

一見、BIGシステムと思いがちになるとおりに

CDPの音を率直に再現できていないことを

注視していない。

本当の6LBの音を再現できていないし、

アンプの脚色(色付け)で聴いてしまっているということを

自覚できないままだったと思われる。

良いCDPほど、(要は、Blueなどは)

CDの音を率直に、忠実に再現するため

ぼろいCDや録音の悪いCDも

良い録音の良品CDも

そのままに、再現する。

どんなCDもきれいに鳴らす。

と、いう表面効果に惑わされて

Blue本来の音がどういう物であるか判らないまま

そのアンプを使い続けていることにより・・・

 

CDP「本来の音」が鳴らないシステムなのだと思う。

それは、それで、良い状況の時はいいのだけど

ぼんやり、壊れ始めた音を出し始めても

その音を再現しないので

とことん、壊れるまで、オーナー様は、

異常に気が付かないということになる。

 

これが、そのまま、当てはまってしまったといえる。

 

一方で、

1システムの大事さというか・・・

ずっと、そのシステムの音を覚えていくので

ちょっと、異常があったら、すぐ気が付ける。

とっかえ、ひっかえ

していると、

ほんのわずかな違いが判らなくなる。

と、いうのも、D3だったか、

D3からだけの音をアンプで音量をあげていくと

あれ?と、気が付く異音が出てきたのだが

通常に実奏していたら、判らない。

それが、わかるのが、

その機器を常に1システム(同じシステムというべきか)できいているのと

愛機であるということに尽きると思う。

 

大事には至らなかったが

待っていらっしゃる間、通電もできなかったらしく

不具合対応後の音は、緩く、低域の広がり(周りでなく)が

その音の中自体に膨らみ、広がり・潤うというのが

育ち切ってないと思われる。

つまり、待っている間からでなく

代理が「退化している?」と感じたときよりも

もっと、前から熟成が止まっていたと思われる。

 

ただただ、

率直なアンプを目指していただけていたら

と、再現能力の違いもさることながら

壊れかけているのにも、気が付けない状態

と、いうのが、

代理としては、残念である。

 

例えば、アンプが壊れかけているのに

ケーブルで色付けしていたりとかで

アンプの不調に気が付けず

最終的に

壊れてしまう。と、いうことを

何度か繰り返していたりするのを見ると

元々のCDPの音がぼろいために

その音で満足できず(当然だと思うが)

ケーブルなどで脚色してしまい

挙句、アンプが壊れるまで、異常に気が付かない。

と、なっている。

そんな無限ループから脱出すればよいのにと

(要は、CDPのCDの再現能力・抽出能力を上げるだけなのだが)

思うのだけど

目指すところが違うのだろう。

 

嗜好や長年のエージングから抜け出せない方も多くみているが

一方で、

此方の言う通りを素直に信じてくださる方も多く

その方たちが

特に、Blueのすごさを実感していただけるのが

なによりも嬉しい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 850と6  2021-09-19  | トップ | 少し・・振り返ってみてる ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音の違い」カテゴリの最新記事