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「闘う」という勇ましい言葉と守勢に立つということ。
今しばらくは小沢話。
党大会は開けるのかというのが昨日のエントリーのお題目でした(参照)。案の定、党大会の体はなしていなかった。事実、小沢自身がこう語っています。
本日は党務報告を申し上げる予定でしたが、みなさまご存じのような事態になりましたので、今までは捜査中ということも考慮いたしまして私も、ものを言わずにできるだけ静かにしておったわけでございますが、現職の国会議員が逮捕されるという事態まで立ち至りましたので、私はこの機会にみなさま、そして国民のみなさまに、今までの経緯と、そして私の考え方と今後の決意について申し上げたい。そのことは党大会にふさわしいことではございませんが、皆さまお許しをいただきたい。(拍手)
朝日新聞はこう伝えています。最高の決議機関であろう党大会を、共産党を除けば1日で終わるのが日本の政治の日常です。まあ、政党としての活動を日常的にやっているとは思えませんからね。蓄積がない。結果、指導部でつくった方針とやらを確認、決定するというセレモニー、これが実態でしょう。今回の民主党党大会は、これすらも達成しえなかったといえる。
元第一秘書の大久保隆規も逮捕されましたので、舞台は、新たな幕をむかえたのでしょうか。そこで、毎度、ノーテンキな首相の発言。物議をかもしています。右側から読売がこれを伝えています(参照)。
鳩山首相は16日、検察当局との対決を主張する民主党の小沢幹事長と首相公邸で会談した際に、「どうぞ闘って下さい」と述べたことを、自ら記者団に明らかにした。 この発言について、行政の長として不適切との指摘が出ている。 佐伯啓思京大教授(現代社会論)は「鳩山首相は政府のトップであり、政府の組織である検察と『闘う』と言うのは、不見識だ」と批判。さらに「党代表として党を守りたかったのかもしれないが、行政トップの立場は違う。鳩山首相の発言は軽い」とも語った。 首相は民主党幹事長だった昨年3月、小沢氏の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で東京地検に逮捕された際に「国策捜査」と指摘し、世論の批判を浴びた。昨年9月の首相就任の記者会見で「反省も含めて、その言葉を遠慮している」と釈明した経緯がある。その後も検察の捜査を尊重する考えを示している。ただ、「闘って」発言が、検察への介入を意味しないとしても、不用意との批判は免れない。 首相の元秘書も偽装献金事件で起訴されており、首相と小沢氏という政権党のトップ2人が政治とカネの問題を抱えるのは異例の事態だ。「2人とも検察批判より、まずは自ら説明責任を果たすべきだ」との意見は与党内にも多い。 |
保守思想家ともいえる佐伯を登場させるあたりに読売を私は感じますが、佐伯のいうことはあたっています。鳩山由紀夫は、民主党の党首ではあるけれども、一国の首相ですからね。まあ、それにもまして「どうぞ闘ってください」などという表現を選択するところに鳩山自身があるのでしょうね。人がどのように受け取るのか、ほとんど関心がないとみえる。
当の鳩山自身が「政治とカネ」で姿勢を問われているし、民主党がどんな立場なのか、まず国民に明らかにする必要があると考えるのですが。そこに関心が向かないのか、あえて無視しているのか。首相はこの点にふれて、疑惑を払拭するための政治の責任に言及すべきでした。
政権についた政党の水準がこの程度のわが国。これは自民党の時代も同じでした。少なくとも自民党政治の一つのあり方、利益誘導を旨とする政治を体現してきた小沢一郎という政治家の今日の姿をどう受け取るのか、有権者・国民が考えないといけないのでしょうね。小沢のいった、たとえば陳情の窓口一本化とやらは、それを極端に、強引にすすめようとするものだということが事この事態にいたって実感されるのではないでしょうか。
メディアが伝える党大会の現実は、民主党という政党のもろさを正確に表現していると私は思います。小沢の党大会での発言は、まさに守りのそれでしょう。
(「世相を拾う」10013)
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