コメント
 
 
 
軍事予算減少のトリック (ゴンベイ)
2007-02-02 17:19:07
08年度予算案では軍事費が若干のマイナスですが、実は補正予算で増額するという手を使っています。

現在自民・公明両党が単独審議を強行中の07年度予算案の「歳出:その他の経費」の中身に注目!

5 その他の経費 773,577百万円(抜粋)
(1)国際分担金及び拠出金
①国際連合平和維持活動分担金
追加97,173(百万円)
上記の追加額は、国際連合が行う平和維持
活動部隊等の紛争発生地への派遣、停戦の監
視及び治安の維持に係る分担金の支払に必要
な経費である。

(7) 危機管理緊急対策費
追加35,919(百万円)
上記の追加額は、最近における国際の平和及
び安全に対する脅威にかんがみ、危機管理体
制、情報収集体制等の強化のため緊急に対応す
べきものとして行う武器、警察通信機器等の購
入等に必要な経費であって、その内訳は次のと
おりである。
(単位百万円)
武器車両等購入費13,427
警察通信機器整備費等11,059
海上保安庁航空機購入費
等10,216
気象庁群列地震観測装置
整備費等425
消防防災資機材整備費275
情報収集衛星業務費等262
税関監視取締用設備等整備費255

(8) 燃料購入費
追加30,282(百万円)
上記の追加額は、主に原油価格の上昇に伴い
増額する、陸上自衛隊等の車両等に要する油購
入費等及び海上保安庁等の船舶運航等に要する
燃料費に必要な経費である。

(12) その他 97,416百万円
・イラク復興支援経済協力費
追加11,100(百万円)
上記の追加額は、イラクの経済の復興及び
開発に向けた取組を支援するため、イラクの
復興を支援する国際機関を通じて緊急に行う
経済協力に必要な経費である。
・米軍再編関係経費
追加8,405(百万円)
上記の追加額は、「在日米軍の兵力構成見
直し等に関する政府の取組について」(18年
5月30日閣議決定)を踏まえ、抑止力を維持
しつつ地元の負担を軽減するとの基本的考え
方に基づき、再編関連措置を的確かつ迅速に
実施するために必要な経費である。
・SACO関係経費
追加7,454(百万円)
上記の追加額は、沖縄に関する特別行動委
員会(SACO)の最終報告に盛り込まれた措
置を的確かつ迅速に実施するために必要な経
費である。
 
 
 
軍事予算減少のトリック (訂正) (ゴンベイ)
2007-02-02 17:26:49
和暦と西暦を取り違えるなどしていました(恥)

前記コメント中
・08年度予算案->07年度予算案
・07年度予算案->06年度補正予算案
と訂正します。
 
 
 
「米軍再編」受け入れ交付金 (これお・ぷてら )
2007-02-02 20:14:59
>08年度予算案では軍事費が若干のマイナスですが、実は補正予算で増額するという手08年度予算案では軍事費が若干のマイナスですが、実は補正予算で増額するという手

ご指摘の点、大事ですよね。

訴訟地のとおり防衛省が今国会に提出予定の在日米軍再編促進法案の概要が明らかになっています。自治体・住民に受け入れを迫るため、計画のすすみ具合によって交付金を4段階に分けて支出するそうです。姑息な手段ですね。呆れかえるばかりです。
安倍NDのブロガーのみなさんも、日米軍事同盟にふれる方が意外と少ないのも不思議な気がします。もっとも、安倍NDの一致しているわけでしょうから。
今後とも宜しくお願いします。
 
 
 
同感!共感!どんどん書いて。 (非戦)
2007-02-06 11:28:35
沖縄の問題、費用の問題、米軍再編の問題は、大問題です。
これに触れずして、予算だの、9条だの言ってられないはずなのに、無関心な人が多いです。

お金でつられ、地元が一時的に血税で潤えばいい問い言う問題ではないです。

じれったいんですよね。このまま座視なんてできません。
私も、がんばります。
 
 
 
Unknown (これお・ぷてら )
2007-02-06 16:51:35
非戦さんのコメントを引用させていただきました。ありがとうございました。
http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/02a59ccf53eaa2a2e7f3fed2d8ee482d

このエントリーへのコメントには非戦さんの息遣いがそのまま聞こえてきそうです。

米軍基地再編費を再編のための補助金と別建てにすることは、すなわち際限のない費用拡大が今後、予想されるということです。
たとえば、エントリーで示したように、一方で国民は、定率減税の全廃など3年間で3兆円の負担増をすることになっています(06年度予算で盛り込まれたもの)。
基地再編費用総額3兆円は以上のような許すことのできない性格をもっていることを知らせなければなりません。

非戦さんがおっしゃるように、関心は決して高くありません。なぜそうなのか。その背景は、目取真俊の言葉を借りれば、

(基地集中の)異常な状況を法的に支えている日米安保条約に対して、日本(ヤマトゥ)においては、反対の声はほとんど聞かれなくなった。日米安保体制の負担を沖縄に押しつけ、自分たちは米軍基地がもたらす事件や事故の被害から免れることによって、日本人の圧倒的多数は日米安保条約に関心を持たなくても生活できるし、やすやすと肯定することもできる――位置にわれわれがいるということでしょう。

われわれブロガーも決してこんな意識と無関係ではない。まさに「このまま座視なんてでき」ないのです。
 
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