コメント
 
 
 
少年法問題の時に似る (プチ左派)
2012-05-03 16:38:34
はじめまして。
非国民通信さんからお邪魔しました「プチ左派」というものです。

交通事故死は年間数千件は起こるもので、最近の事故報道は偶然同じような事故が起きたものを、マスコミが事大に取り上げたために話題になったものと思っています。
無免許にしろ、居眠りにしろ、昔から存在した事故形態であり、特に今厳罰化を叫ぶ必要性を感じません。
そもそも居眠りや不注意は厳罰化したから防げるものではありません。注意していてもミスをするのが人間だからです。

そもそも交通事故死はここ20年ほど漸減傾向にあり、ピーク時の1/3程度まで減っています。
事故死者が減り続けている現在に、なぜわざわざ厳罰化を推進する必要があるでしょうか?

これは10年ほど前の少年法改正の時と状況が酷似しています。
当時、少年による凶悪犯罪など、統計上は減っているのことなどまったく考慮されることなく、軽薄なマスコミ主導の少年法改正キャンペーンによって少年犯罪厳罰化がなされました。
それで世の中は何が変わったか、示せる人は示してもらいたいものです。

自分の思想に合わせ社会を煽動し、あとは知らんぷり。産経の記事はこうした「無責任マスゴミ」を体現するものです。
 
 
 
>プチ左派_さん (これお・ぷてら)
2012-05-04 08:41:20
コメントいただきありがとうございます。

ご指摘のように、人為的なものを厳罰化で防ぎようはないはずなのですが、原発事故もそうでしたが、すぐに犯人探しに人の眼を集中させるのにやっきになるのが日本社会のようです。これでは再発防止はできない。

時間が経つにつれ、事故の背景が明らかになってきました。関越道事故はいよいよ運輸行政との関係抜きに語れないもののようで、競争原理の行き着くところがどうなるかを示す結果となっっています。顧客の安全など、競争のなかで視野から欠落するか、無いものに等しいものになってしまうというわけでしょう。

厳罰化で対処せよという主張はこうしてほとんど陳腐なものですが、それが繰り返されるところに日本のメディアの深刻さがあるように思います。
 
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