コメント
 
 
 
Unknown (mm)
2006-12-01 18:52:33
清算というのは、過去に有った嫌な出来事を誰かを悪にしたり、正義にしたりはたまた無罪にしたりして安心を得てしまうようなニュアンスがあり違和感があります。

よく言われるように、一方のみを断罪することが清算であるとも思いません。

善悪を判定するのではなく、どのような情勢のもと、何が誰の指示でどのように行われたのか真実を知る事が重要だと思います。

いわゆるリベラル派の言う清算には、過去の日本を断罪するという感じがしてならないのです。


軍事力で他国、他民族を支配することで成り立っていた戦前の帝国主義の時代から、経済、金融による覇権の時代に変わったように思うのですが、いずれこの世界秩序が破綻した時に次に戦犯とされるのは誰でしょう。
今の時代も帝国主義時代も日本は不器用ながらこの世界の体制において優等生のようですが。



 
 
 
Unknown (これお・ぷてら )
2006-12-02 09:41:48
mmさん、コメント有難うございます。
レスが遅れてしまい、すみません。
私自身は、木下のつぎの表現ですっきりしています。
何度もくり返した"未清算の過去"という言葉の意味です。未ダ清算セザルノ過去。きちんと清算しておかねばならぬ問題。

けれど、問題なのは以上の意味での「清算」を歴代の政権が認めないところにあるのではないでしょうか。たとえば戦後補償はどうでしょうか。ODAでお茶を濁す始末ですね。木下のいう「清算セザルノ過去」の「過去」を認めないわけですから、話がほとんど進みません。国際的にみてもこれは認められない、異常な姿ではないかと思います。西独のヴァイツゼッカーの発言にてらしてみて明らかなように、日本のとってきた態度は尋常ではないと私は思います。
 
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