龍鳳ママの日記 in上海

2008年6月まで上海で過ごした日記です。

大連3日目

2005-08-26 | 遊ぶ
私のお腹はまだ時々痛むものの、それほど激しい痛みでもなく、ピーも治まっていました。
でも、念のため、朝食はおかゆとヨーグルトだけにしました。
あー、前日に食べきれず「これは明日食べよう」と思っていたものがたくさんあったのにー。
残念。
食後はチェックアウトまでのんびりと部屋で休んでいました。

胡さんが迎えに来てくれて、昼食に「乾翔府台北餃子城・杏林店」へ連れて行ってくれました。
でも、私のお腹は本調子ではなかったので、持ち帰りにして次のホテルで食べました。
三鮮、貝、エビの3種類の餃子でしたが、タレが変わっていて、粒マスタードみたいなのと、みじん切りニンニクの入った酢(透明)につけて食べます。
私は少ししか食べられなかったけど、どれもおいしかったです。

「打包」中国のこのシステムっていいですよね。
ほとんどのレストランで持ち帰りが出来るって。

今日のホテルは「棒すい(木垂)島賓館」です。
ここは以前は政府の要人専用の避暑地だったとか。
今は一般にも開放されています。
でも、要人の予約が入っている時は、一般人は泊まれないそうです。

ホテルの敷地の入り口には門があり、警備員が立っています。
この敷地の先に海水浴場があるのですが、宿泊者以外は、1人20元支払わなければいけません。
しかも、車ごと入る場合は、車の中もチェックされたりするらしいです。
敷地内に入ると、要人の別荘らしき建物が点在し、門から更に1~2分車で行ったところにホテルがありました。

大連は海水浴が出来ると聞き、胡さんにお勧めの海水浴場を尋ねたところ、「それなら旅順がいいので、旅順のホテルを予約しておきますよ」とのお返事でした。
でも、ガイドブックなんかを見ると、旅順は外国人が自由に歩き回れる雰囲気ではなさそうで、なるべくツアーを利用した方がよいとの記述があり、ちょっと不安になったので旅順はやめてもらいました。

で、棒すい島が比較的水がきれいかも、とのことで、このホテルを予約してもらいました。
最初ホテルに問い合わせたら、「1部屋2000元以上と、600元がある」と言われたそうで、もちろん600元の方をお願いしました。
そして実際予約しようとしたら700元と言われたそうで、「さっきは600元と言われた」と抗議したそうですが、「それを言ったのは私じゃないから知らない」とか言われたそうで、かなりご立腹でした。

胡さんは「このホテルはサービスは最悪です。海が近いところとのリクエストなのでここを予約しましたが、そうでなければ私はお勧めしません」とまで言っていました。

初めからそう聞いていたので、フロントのお姉さんがびっくりするくらい無愛想でも驚くことなくすみました。
調べたところ、ここは3つ星ホテルのようなのでそんなに期待はしていませんでしたが、水回りのトラブルもなく、ドライヤーはありませんでしたが、シャンプーなどはありました。
シャワーも壁固定ではなく、ホース式だったし。
スリッパはないかと思って、シャングリラから持ってきていたのでしたが、ありました。
ただ、ベッドは硬かった。
普通、腰掛けると、スプリングでボヨヨンと反動があるじゃないですか。
それが全くないんです。
間違っても、このホテルでベッドにダイブしてはいけません。←痛いですよー。

バスタオルが2枚しかなかったので、もう2枚くらい持ってきてくれるように頼んだのですが、「今日は満室なので全部使っていて、もうない」との返事。えっ、ないの??
嘘かと思って、さらにお願いしてみたら、隣の棟にあるか見てきてくれることに。←本当になかったんだ…。
「謝謝」とお礼を言ったら、なんとあの無愛想なお姉さんが微笑んだではありませんか!びっくりしたー。
でも、それくらいみんな無表情だったんです。

結局バスタオルはなくて、フェイスタオルを4枚持ってきてくれました。
これくらいのサービスをしていただければ、私達は充分満足です。

昨日までは曇りがちだった天気も、今日はよく晴れて、暑いくらいでした。
早速子供達に水着を着せて、ホテルのすぐ下にある海へ行くことに。
海水浴場の人は多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい混み具合でした。
思ったより砂浜(ジャリ浜?)も海も汚れてなかったし。
そう、砂ではなくジャリなので、サンダルがないと痛くてとても歩けませんでした。

去年の国慶節に海南島へ行った時は、波の音を怖がって大泣きだった小龍なのに、今回は大はしゃぎで波打ち際で遊んでました。
逆に、去年平気だった小鳳が、自分から海に入るまで時間がかかってました。
でも、日射しは暑いんだけど、海水は冷たかったー。
2時から2時間ほど遊びましたが、2人とも帰りたがらず、大変でした。

夕食は胡さん夫婦と、港湾広場の「新東方美食城」へ。
ここにも水槽がたくさんあり、胡さんは「ここはお刺身も安心です」とのことで、ヒラメや貝類のお刺身が並びました。
新鮮だと歯ごたえが違いますね。
そしてまたもやウニも登場。
ウニはこの前のよりも更に甘くておいしかった。
ヒラメをさばいた後のアラで作ったスープもおいしかったー。
お茶はウーロン茶にしたのですが、ほのかに甘みがありました。
花粉症の時期に飲む甜茶に似た感じでしたねー。

帰りに、念のためにと、薬局に寄って私のお腹の薬を買うことにしました。
症状を言って、店員に勧められたのが「正露丸」でした。
しかもMADE IN JAPAN。
これなら家にあったよ、持ってくれば良かった。
万が一飲むことになって、飛行機に正露丸の臭いを充満させるわけにはいかないので、同じ効能で別の物を、と聞いたら、「克(シ写)(ヨの下に火)片」という薬を出してきたので、それを買いました。
結局飲まずにすんだけど。

うちは寝る時は、いつも遮光カーテンを少しだけ開けて、室内が真っ暗闇にならないように外光を入れているのですが、棒すい島賓館ではカーテンを開けたのがわからないくらい、真っ暗闇でした。
せめて月が出ていれば明るかったのかも。
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