そんな○○に魅せられて

MLBのスキャンダル

あと2ヶ月ぐらいで野球のシーズンが始まります。
毎年野球ファンにとっては、ワクワクでいっぱいな時期です。

しかし、MLBではいわゆる「球界を揺るがす大事件」が発生し、
どこまで派生するのか、まだ先が見えない事態になっているのでした。

私も今までの経緯が断片的にしかわかっていず、下記の記事でおさらいしてみました。

Astros sign-stealing scandal: What to know about MLB's penalties against Houston
https://www.cbssports.com/mlb/news/astros-sign-stealing-scandal-what-to-know-about-mlbs-penalties-against-houston/

ヒューストン・アストロズが球団ぐるみでハイテク機器を用いて相手チームのサイン盗みをしていた、
と最初に告発したのは、現アスレチックス所属で、過去のシーズンアストロズに在籍した
ファイヤーズ投手。
その記事が去年の11月に発表されると間もなく、MLBは調査を開始。
調査結果が今月13日に発表されたのですね。
アストロズは2017年のワールドシリーズ、2018年のレギュラーシーズンの一部で
そのような行為があったとして、500万ドルの罰金と、2020年、2021年の
ドラフトの1巡目と2巡目の指名権を失うという制裁を可された。
そして監督とGMは1年間のサスペンション、のちに球団より解雇、という処分に。

具体的な方法は、センターにハイテク機器を置いてサインを読み、
それを中継してクラブハウスとダッグアウトの間の廊下で観察し、ごみ箱を叩くことで打者に
来る球を伝えた。
MLBの調査で、アストロズは、違法なハイテク機器を使用してサインを解読するシステムを開発し、
初めは、セカンドランナーがサインを打者に中継していることが明らかになった。
アストロズは、口笛を鳴らし手を叩いて、ダッグアウトからのサインを伝えようと試みた。

MLBのレポートによると、アストロズは2017年のレギュラーシーズンとポストシーズン中、
そして2018年初頭にもサインを盗んだ、ということだそう。

…と、私の微妙な英語力で理解しております。

アストロズと、レッドソックス、メッツの3チームはこの事件の余波で新しい監督が
必要になったのですね。

今どきは、MLBの関係者や専門家でなくても、
市井のファンで、マニアックにあらゆる動画やデータを収集して
細部まで分析したり、検証したりする人(もしくはグループ?)もいるので
その結果を独自に発信されたりすると、情報統制も出来ないですし…。
誰かに疑いを持たれたら、いずれにしろ明るみに出るのは時間の問題だった気がします。

MLBは、パワーとパワーのガチンコ勝負っぽいところが魅力でもあると思いますが、
なんでこんなことになったんでしょうね。
…功を焦ったとか?
MLBは巨大ビジネスですし、スレスレのグレーゾーンもあるのだろうな、
というところまでは理解できます。

アメリカは「商機と勝機を掴むと、一攫千金」というアメリカンドリームが
今も生きている場所だと思います。
一方で、それがあるから、ギリギリで危ない橋を渡ってしまう人もいるのでしょう。
私のようなヘタレ庶民にはその気持ちはわからないですけれども。

MLB、日本からは山口投手、秋山選手、筒香選手という素晴らしい選手が
移籍後初めて迎えるシーズンです。
問題点を出し切り、仕切り直してシーズン始まるといいなあと思います。

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