市内の一般道路では数年前から自転車用レーンの整備が段階的に進められ、同時に自転車利用者の数もどんどん増えています。
さて、これは何でしょう?↓
今月27日からバイクシェアという、自転車の時間貸しシステムが開始します。その駐輪ステーションです。
アメリカの他の都市でも同様のシステムがありますが、NY市の場合、
名称は「シティバイク」で、シティバンクとマスターカードがスポンサーになり、
公の税金を使わずに運営される初の試みだそうです。
The Citi Bike system
リンク先の写真をみるとわかりますが、自転車のカラーリングがシティバンクのロゴと同じですね~。
昨日、テストランのデモンストレーションがあったそうです。
New York City holds bike-share program demonstration
料金は年間会員が95ドル+税、一日券が9ドル95セント+税、1週間券が25ドル+税です。
1回の利用は30分までが追加料金なし、連続30分以上の利用になると、会員の種別と超過時間によって追加料金が発生します。
NY市の場合、自転車の盗難がとても多く、先日も街角で
「自転車が無くなりました。見つけてくれた人には300ドル差し上げます」
という張り紙を見ました。
バイクシェアなら、自分の自転車が盗まれる心配は少なくとも無くなるわけで、
1回30分以内の利用だったら、費用もそんなにかかりません。
ただし、自分の家から目的地までのドア to ドアという乗り方はできないので、
近くにバイクシェアの駐輪ステーションが無いと多少不便ではありますね。
このシステムが黒字または収支トントンぐらいで行くと、かなり画期的ではと思います。
NY市の場合、冬場をどう乗り切るかが課題でしょうか。
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