その道路は、私が幼児のころまでは私道だったせいか未舗装で、そのへんで拾ってきた小さい木の枝で土の上に
お姫様の絵を描いたり、ままごとのお部屋のしきりを描いたり。
あとは友達と確か「けんぱ」という、縦長の丸や四角をかいて、
一方の端から、これまたそのへんで拾ってきてきた石を一つの枠のなかに投げ入れて
「けんけんぱ、けんぱ、けんぱ、けんけんぱ」
と節をつけて歌いながら、「けん」の時は片足、「ぱ」のときは足を開いて、
その枠の線を踏まないように端から端まで、途中で石を拾って進む遊びをしていました。
(あ~、なんかよくわからない記述になってしまいました。遊びのリンクはこちら)
こちらではホップスコッチと呼ばれていますね。
そして私が小学生ぐらいの時に、その道路が舗装され、以降は蝋石で地面に絵を描いていた記憶があります。
チョークってあまり自宅用としては一般的ではなかったような。って私の実家のあたりだけかもしれません。
もちろん、今のこどもは蝋石でなくてチョークを使っています。
外遊びが楽しい初夏の頃は、そこらじゅうの公園や歩道で
チョークの粉まみれになって夢中で絵を描いている子どもたちをよく見ます。
チョーク自体も、サイドウォークチョークという、屋外用の色とりどりの太いものがたくさん売られています。
そしてチョークで道路に何か描くのは、スペースが広いだけに絵心を刺激されるのでしょうか。
たまたまこちらのサイトに掲載されていた、チョークで描いた巨大アートに圧倒されてしまいました。
11 Mesmerizing 3D Chalk Art Masterpieces That Will Melt Your Brains
この記事のマスターピースの中には、なぜか日本の木のお風呂の絵もあり、緻密さに唸りました。
これらは道路の使用許可をとって描いているはずでしょうから、期限がくると消されてしまうのが
力作ぞろいだけにもったいない気もしますが、それも含めての「チョークアート」なのでしょう。
壁にも道路にも、面白いものが見つかるNYCなのでした。
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