定点観測している桜の木、昨日今日とポンポンと花が開き始め、
もう六分咲きぐらいでしょうか。
一つひとつがしっかりとしたボリュームのある花で、これはアメリカ人好みかもしれません。
残念ながら今日の空模様は少し曇りがちで、色のコントラストは先日より少し弱い感じでした。
そして、日本人にもお馴染みの春の花といえば、
♪咲いた、咲いた、チューリップの花が
こちらも数日前までは蕾だったのが、今日はお見事に並んで咲いていました。
この花壇に白はなかったですけれど、
♪どの花 見ても きれいだな
チューリップを囲むように植えられている紫の花は、
調べましたら「ムスカリ」という名前のようです。
丸い小さな花が連なって咲いている様子、こちらも可憐で可愛らしいですね。
日本だと、入学式の日に、外の桜並木を通り抜けて学校に向かい、
式典が行われる講堂に入ると壇上にチューリップの花がずらっと並べてある、というのが
子どもの頃の春の思い出の原風景だったりします。
アメリカの新学期は9月で、卒業式と比較すると、特に入学式としての式典はない学校も多いので
私はなんとなく物足りなさを感じますが、
子どもにとっては「入学式」のイメージは限りなく薄く、それが当たり前のようです。
なので、私が日本の友人と「桜と入学式」の話題で盛り上がっていると不思議そうな顔をしています。