ろりぽっぷブログ

園での出来事をご紹介していきます。

生き物との触れ合いを通して

2020年04月28日 | 園だより

園庭で遊んでいると、足元にアリやダンゴムシがいることに気づくきらきらぐみとぴかぴかぐみの子どもたち。

一人が見つけ、じっと見ているうちに2.3人がすぐ集まって、みんなで観察を楽しんでいる毎日です。

ぴかぴかぐみのMちゃんは、じーっと見つめながら手の平にのせて間近で観察したり、Tくんは昨年度までアリが怖くて「こわい!こわい!」と逃げていたのに、友だちと観察することで怖い気持ちよりも『もっと観たい』気持ちが芽生え、地面に寝そべって観察を楽しんでいます。

そんな毎日を過ごしていたある日、幼虫を見つけて木の枝で突いていたのですが、幼虫の動きが鈍くなったのをきっかけに突いていた手を止めたYくん。

Yくん 「動かないね・・・」 

保育者 「そうだね、さっきまで動いてたんだけど、どうしたんだろうね?」 

Yくん 「疲れたんじゃない?」

保育者 「そうかもしれないね、どうしようか?」

Yくん 「これ(木の枝)でやるの止めて見てみる」 

そう自分で決めてじっと観察を始めたのです。 

そのうち動き出した幼虫に「ばいばい~」と手を振っていました。

始めは幼虫を木の枝で突いていたので止めようと思ったのですが、観察を通して、幼虫の事を想い、自ら手を止め、思いやりの気持ちが芽生えていることが分かり、とても嬉しい気持ちになりました。 

生き物と触れ合うことで、これからの成長が楽しみだなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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