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天皇杯

2024年06月12日 | ザスパ群馬(2024年)
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
ザスパ群馬 1ー1(PK 2-3) レノファ山口FC
【得点】40 細貝[PK](群馬) 61 シルビオジュニオール(山口)
【交代】67 平松→佐川 67 細貝→高橋 77 山中→田頭 85 杉本→小野関 85 永長→斎藤 116 川上→岩元





天皇杯初戦はホームで山口と。
山口とは4日後に再びホームで対戦するスケジュール。それもあってかお互いにメンバーをターンオーバーしての一戦になった。

ザスパはリーグ戦の栃木戦からスタメン10人を変更。
出場停止処分が1試合が済み週末の試合には出られない川上選手のみが引き続きスタメン。
ルヴァンカップ以来の中野・永長選手がスタメンに入り、リザーブには怪我から戻ってきた斎藤・岩元選手が公式戦初メンバー入り。

メンバー表を見た時は4-4-2を予想していたが、始まってみるとリーグ戦と同じ3-1-4-2。
ボランチ起用の多い玉城選手が左のセンターバック。細貝選手をアンカーにして出場時は併用が多かった佐藤選手と永長選手が1つ前に並ぶ形。そして前線の一角に杉本選手。
山口は前回対戦と異なり4-4-2から3-4-2-1でスタート。

暑さは感じないものの風がまぁまぁ吹いている中、前半は風上の山口が裏を使う攻撃を狙っていた。
元々ボールを持てるチームではあるが、縦に速い攻撃も出来るから手強い。この試合ではメンバー外だったが、前線に梅木という空中戦に抜群の強さを持つ選手もいるしね。
球際も厳しく寄せていた。代わりにカードという代償も…。

ザスパも縦への意識は引き続き継続。
センターバックからインテリオールの2人に入れて起点とする形は悪くなかったし、この試合では3バック全員が長短のパスを送っていたのが印象的。最後方から一気にサイドを変えられるようになると攻撃も面白くなる。

立て続けに得たCK。何度か変化を付けていた中で短い繋ぎからサイド深い位置からの侵入を選択してPKを誘発。
公式戦3試合連続のPKとなったが、キッカー細貝選手がGKの逆を突いて決めて先制

栃木戦はすぐに追いつかれたので、集中したい後半。
山口にボールを動かされシュートまで持ち込まれる嫌な流れが続いていて、左からのクロスに豪快に飛び込まれて同点。
少し前からボールホルダーに寄せられなかったりしてたんだよなぁ

直後に山口は古巣対戦の加藤含む3人替え。直後にザスパも2人替え。
カードをもらっていた細貝選手から高橋選手、前線のターゲットとして佐川選手を投入。

77分には足を攣った山中選手から田頭選手へ。これに伴って川上選手が左サイドへ。
左サイドに回った川上選手が深く侵入してクロスを上げる場面もあったが中には合わず。
山口はクリアボールを前向きに収まった時には一気にカウンターで人数をかけてきて、GK石井選手の好セーブが無ければ試合動かされていた…。リーグ戦での対戦でもそうだったようにカウンターも怖いんだよなぁ。

85分に前線に小野関選手、インテリオールに斎藤選手を投入。
終盤には連続CKを得て佐川選手のヘッドもGK田口が好セーブ

延長30分も決定機は山口の方が多かった。
お互いに足は止まっていたがゴール前まで持って行った回数の差。ザスパも攻め込むがサイドが主でそこからゴール前に入っていく人やボール自体は少なかった。
仕掛けてのロストは結果論なので悪いことじゃないケドね。足が止まってる時に推進力見せた方が嫌なのは当然。
延長に限ればポゼッションとカウンターの比率が逆転したのは興味深い。カウンターに出られたのはザスパの方だったしね。



極めて引き分けが妥当な120分を経てPK戦へ。
これは次のラウンドへ進む方を決めるルールだから。

エンドはザスパゴール前かつ先攻のシチュエーション。
1番手の佐藤選手のキックはGKの逆を取るもポスト。
2番手斎藤選手が止められ、3番手岩元選手もコースは逆ながら枠の上。
石井選手が山口2番手を止めて3人ずつ蹴って0-2。
外せば負けの場面で佐川選手が決め、さらに石井選手が止めて希望をつなぐ。
5番手田頭選手も冷静に決めるがその後に決められて万事休す。

プレースキッカーと足が残ってる途中交代の選手が蹴るのはセオリー通り。
序盤の3連続失敗が響いたうち2つはコースは逆取ってるのに…ってシュートなんだよなぁ
PKは前日にも練習をしてきたみたいだが報われなかった。
石井選手は5本中2本を止めつつコースもほぼ当たっていただけに悔しいだろうなぁ。
試合中の好セーブも多かったし、試合後には涙も。あれだけ活躍しても報われなかったのは見ていてツラかった。





天皇杯は初戦敗退に終わったが、ターンオーバーメインとは言え120分戦った山口に疲労が残ればリーグ戦にはメリット。
この試合でアピールをできた選手もいたので、後半戦に向けて戦うためにより一丸となるのが求められる。

中3日での再戦。
アウェーでのリベンジから始めたい。

でわでわ
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