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2016年 個人評 MF・FW編

2016年12月20日 | ザスパクサツ群馬(2016年)
2016年シーズン振り返りの個人編。
その内のMF・FW編です。

<MF>

 6 小林 竜樹
   出場試合:34試合(1試合) 出場時間:1446分(78分) 得点:3

今年もコンスタントに出場を重ねた1年。運動量で中盤を活性化させる役割だけでなく、今年は終了間際のゴールで負けを引き分けに持ち込んだ印象が強い。
終盤では右サイドでの舩津選手との連携も冴えて、右から崩す形が増えていった。多くの監督のもとでコンスタントに出場を重ねているのは持ち味が明確で役割をきっちりこなしてくれるから。
来年もそのスタミナでピッチを走り回ってもらいたいなぁ


 8 チアゴ(プリマヴェラFCから加入→契約解除)
   出場試合:なし 出場時間:なし

開幕前の記事では菅原GMが絶賛した選手との評価だったんですが…。キャンプ途中でレギュラーを外され開幕戦でベンチに入ったのが公式戦唯一の記録。舩津選手の負傷で急遽呼ばれたのもルーキーでアマチュア契約だった中村駿選手。現場の評価が上がることなくシーズン途中で契約解除に
「俺のサッカーを見る目をかけていい」で獲得した選手がこれ。どうなんでしょう…。


 8 パク ゴン(AC長野パルセイロから期限付き移籍)
   出場試合:21試合(1試合) 出場時間:1890分(81分) 得点:1

シーズン途中にJ3の長野から期限付き加入。元々福岡時代にレギュラーで活躍していたし、去年は衛藤コーチの下でやっていたのもあり実力は間違いなかった。
主に最終ラインでプレー。対人にカバーに高いレベルを披露。終盤は失点増えてしまったケド、守備の安定に欠かせない選手だった。来季の去就は不透明ですが、どうなるのかなぁ。


10 マテウス(ピラシカーバから加入)
   出場試合:16試合(2試合) 出場時間:301分(159分)

期待の10番も終わってみれば無得点。時折見せるテクニックは魅力だったケド、戦術に合わなかったのか出場時間も少なかった。
最後の方は連携面で可能性を感じさせただけにね…サイズもある左利きだし化けたらすごいんだろうなぁ。
個人的にもう1年残してみたい選手ではある(同じレベルのブラジル人を連れてくるならね)。


14 イム チョンビン(仁川大学から加入→登録抹消)【契約満了】
   出場試合:4試合 出場時間:18分

韓国から来たボランチも起用された試合は高さを期待されての終盤の前線起用。本職で起用されることなかったなぁ。
イガンウ選手の登録に伴って登録抹消(図南の移籍も立ち消えに)されて、そのまま満了に。通訳も居ない中で言葉の壁もあったのかなと今では思う


15 吉濱 遼平【2016.12.16 町田ゼルビアへ完全移籍】
   出場試合:12試合 出場時間:370分

去年の最終節の大怪我を経て復帰したのが7月31日の愛媛戦。その後の4試合負けなしを支えたのは間違いない。
トップ下に入って前線の選手を使うパスを出すアクセントになっていたからね。復帰後もかなり慎重な使われ方をしていたので、本格的な復帰は来年!と思っていた中での移籍話
人気のある選手だけに残念でならない…。


25 山岸 祐也(流通経済大学から加入)
   出場試合:33試合(1試合) 出場時間:2825分(45分) 得点:5

同期の大卒ルーキーの中では最も遅いデビューも早い段階でレギュラーを確保し最終的には33試合に出場し5得点。最終節の2ゴールが印象的
高さを活かした前線起用、テクニックを活かした中盤起用と前に後ろに右に左に使われてそれぞれでしっかりと持ち味を出した1年。成長と言う点ではルーキーの中で1番感じた選手なだけに今後も気になる。


26 瀬川 祐輔(明治大学から加入)【2016.12.12 大宮アルディージャへ完全移籍】
   出場試合:42試合 出場時間:3633分 得点:13

開幕戦で2ゴール1アシストの衝撃デビュー。終わってみれば13得点に2桁のアシスト。シーズン中に来年は移籍してると誰もが確信していたと思う2年続けて大卒ルーキーを大宮が獲得するとは思わなかったケド。
2年続けてインカレ後に内定が決まった選手が活躍するのは奇跡に近いのでは(来年も最初からそれを当てにすると痛い目に合いそう)。去年のインカレで見た時の印象から大きく変わった。同期の中で誰よりも活躍するとはその時には想像もできなかったよ。
江坂に続いて大宮でも頑張ってもらいたいですね


28 志村 駿太(ザスパクサツ群馬U-18から昇格)
   出場試合:1試合 出場時間:2分

下部組織からアマチュア契約で昇格も出場は唯一のメンバーに入った水戸戦の終盤のみ。プロとは何かを感じた1年であれば無駄ではなかったと思う。
大事に育ててもらいたい反面でアマチュア契約のままなら他の選択肢もあるんじゃないかと思ってしまう人数合わせの昇格ならもったいないよ。いろいろと。


30 松下 裕樹
   出場試合:41試合(1試合) 出場時間:3690分(90分) 得点:3

今年は出場停止が1試合のみそれが驚きになってしまうから困る。
中盤の底に君臨するミスターは長短のパスのゲームメイクとハードな守備でチームの心臓だった。後任を育てる感じで中村駿選手と組んでいたボランチも試合毎に安定感を増していった。それだけに相方を失うのは痛いなぁ。
来年も頼もしい心の灯台でいてほしい。


32 中村 駿(駒澤大学から加入)【2016.12.16 モンテディオ山形へ完全移籍】
   出場試合:34試合(2試合) 出場時間:2758分(180分) 得点:4

アマチュア契約で加入も開幕戦でデビューし、夏場にはプロ契約に。中盤の底でのゲームメイクとタイミングを見た飛び出しで4得点。水戸・千葉戦の決勝ゴールは綺麗な崩しだった。
黒子のように徹底してチームをサポートする姿を来年も見たかったんだケド。より良いオファーがあれば仕方ないよなぁ。


<FW>

 9 ボカ(カスタンヤウから加入→契約解除)
   出場試合:4試合 出場時間:80分

190cmの長身FW。去年在籍したタンケの右足Verとの評価も来日の遅れやオーバーウェイトで戦力にならず途中退団。
見るからに重そうなのと、コンディションが上がらないまま時間だけが過ぎて行ったようで…。
ポジション的にも攻撃の軸として獲得したんだろうから、この失敗は大きかった。戦術を落とし込むキャンプでも動けないんじゃ厳しいよ。


 9 ルーカス ガウショ(FKジャルギルスから加入)【契約満了】
   出場試合:1試合(1試合) 出場時間:1分(45分)

夏場に加入が決まったもの出場試合は加入直後のアディショナルタイムと天皇杯の前半だけ。
シーズン途中の加入でも体がしぼれてなかったのと、天皇杯でも周りと合ってなかった感じ。主力組との組み合わせも厳しかったんだろうか。
半年我慢して起用して翌年の爆発に賭けるパターンにもならなかったのは残念。

11 永井 雄一郎
   出場試合:10試合(1試合) 出場時間:144分(45分)

序盤は途中出場で出番はあったものの、度重なる怪我もあって中盤以降はメンバーにも入らなくなってしまった。
年齢が年齢だけに厳しくなってきたのかなという感じもある若い選手が多い中にはベテランも不可欠なので、そういう点で教わる点は多いんじゃないかなぁ。ブログを見るとそういう役割では欠かせない選手に感じるが。


13 高橋 駿太(AC長野パルセイロから加入)
   出場試合:42試合(1試合) 出場時間:3397分(90分) 得点:11

カテゴリーが下のJ3長野を戦力外になって加入した選手がここまで活躍するとは正直思ってなかった
J2初ゴールを含む11得点はチーム2位。2列目からの飛び出しだけでなくFKも蹴ったり開幕戦で一気に見る目が変わった
左サイドバック高瀬選手とのコンビは中盤戦までの大きな武器だった。活躍から移籍するんじゃないかと思ったケド、来年の契約更新も決定。
来年も頼むぞ


17 常盤 聡(ロアッソ熊本から加入)【引退】
   出場試合:23試合(2試合) 出場時間:1358分(90分) 得点:3

2年越しのオファーに応えて加入したものの、家庭の事情もあり今季でユニフォームを脱ぐことに
エースとして期待されて序盤にゴールを重ねるも、母親の件もありゲームから離れるように…。夏場以降は運動量でゲームを作り、途中で吉濱選手へスイッチする役割で連勝にも貢献。
1年だけの在籍だったケド。もう少し長く見ていたかったなぁ。お疲れ様でした。


18 小牟田 洋佑
   出場試合:19試合(2試合) 出場時間:1288分(90分) 得点:1(1)

2年目の今年開幕スタメンを飾り夏場にはJ初ゴールを記録(天皇杯でも決勝ゴール)するも、全体を通せば物足りない数字に。
もっとFWらしい強引さがあれば…と思ってしまう戦術変更もあったりして起用も安定してなかったケド、来年こそは活躍してほしい。活躍を待ってるんだよ、みんな。


27 大岩 亮太(→tonan前橋サテライトへ期限付き移籍)【退団】
   出場試合:なし 出場時間:なし

高卒2年目の今年は群馬県1部のtonanサテライトへ期限付き移籍。トップでの出場機会も無いまま進学のため今季限りでの退団が決定。
プロに触れた2年間は貴重な時間だったと思うし、大学サッカーでその経験が活かせれば。そして、プロの世界に戻って来れたらこの決断は間違ってなかったと証明できるはず。


29 平 秀斗(サガン鳥栖から期限付き移籍)【移籍期間満了】
   出場試合:10試合 出場時間:167分

5月に加入して、力強いドリブルから相手の退場を誘ったりアピールしたデビュー戦もその後はなかなか出番が与えられず。
もっと長い時間で見たい選手だったのになぁ。移籍元の鳥栖からも契約満了、どうなるんだろう


33 田代 容輔(ヴィッセル神戸から期限付き移籍)【移籍期間満了】
   出場試合:2試合(1試合) 出場時間:43分(12分)

神戸から期限付き移籍スピードが武器とのことですが、それをなかなか活かせる場面が少なかったのかなぁと。
出た試合でもう少しアピールできていれば…。


35 福島 遼(東京国際大学から加入)【引退】
   出場試合:なし 出場時間:なし

大学時代、浪人時代、そして今年のキャンプ帯同の3度の練習参加を経てアマチュア契約で加入も途中でtonanへ移籍(のちに復帰)
怪我もあって今年で引退することになったケド、最低ラインと決めていたJ2クラブへの入団で試合に出られずに主戦場が関東リーグになってしまったのは可哀想と言うか


38 オ ハンビン(大田ガンジョンフンFC U-18から加入→tonan前橋サテライトへ期限付き移籍)【契約満了】
   出場試合:なし 出場時間:なし

韓国から来た若者も群馬県リーグ1部に送られ、そのまま契約満了。韓国ではKリーグからの誘いもあったというが、この選択が合っていたのかどうか。
韓国で大学行くのかなぁ、どうなるんだろう。


38 イ ガンウ(全州シティズンから加入)
   出場試合:9試合 出場時間:142分 得点:1

韓国のアマチュアクラブを退団して夏からの練習参加を経て獲得。終盤戦の掘り出し物に
フィジカルと献身的な前線からの守備で新たなピースになった。最終節ではスタメン起用されて、来季以降の活躍が気になる一方で、他のクラブからも評価挙げただろうなぁ


これで第2弾完了。
移籍含めて追記していきます。



でわでわ

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