言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

5冊並行読書

2018年06月25日 21時39分42秒 | 日記
冒険者たち――ガンバと十五ひきの仲間
薮内 正幸
岩波書店
問い続ける教師―教育の哲学×教師の哲学
多賀 一郎,苫野 一徳
学事出版

 私の読書法を書いてみる。

 朝出勤前に、「その本」を5頁読むことにしてゐる。この時間は私にとつてとても大事な時間で、これはもう30年ほど続けてゐる習慣である。

 鞄に2冊。軽い本と重い本。今は、『問い続ける教師』(多賀一郎・苫野一徳/学事出版)と『「私」をつくる』(安藤宏/岩波新書)。

 家の机に2冊。『矢内原忠雄全集』第16巻と『批評の魂』(前田英樹/新潮社)。

 この5冊をときどきに読み続けてゐる。読み終はれば入れ替へる。面白いと思へば、この欄に感想を書く。本当につまらないと思へば、途中でも読むのをやめて入れ替へる。さういふこともときどきある。それでもしばらくしてから読み返すと面白くなるといふこともあるので、捨てたり売つたりはしない。でも、これからはすぐに売りに出さうかとも思ふ。書斎は狭い。

 私は、読むのがたいへんに遅い。それに雑誌やいろいろな印刷物も毎日届くし、何より仕事が文章の読み書きだから、昼間はそんなことばかりしてゐるので、帰宅しての読書がつらい時が多い。この頃思ふのは、朝の時間の読書が最も充実してゐるといふことだ。夜はとても実りが少ない。夕食後は眠い。そして、パソコンを開けばついつい調べ物をしてしまつて紙を読む時間が削られる。読むのがますます遅くなるはずである。

 ただ、この5冊並行読書は続けていかうと思ふ。子どもの頃の一冊を集中して読むといふ幸せな営みができなくなつたからでもある。忘れもしない、小学校6年生の時に『冒険者たち』を読んで友人たちと放課後感想を言ひ合つた(語り合つたといふほどのものではないが)思ひ出は胸熱い記憶としてある。が、もうああいふことは二度とないだらう。

 

「私」をつくる――近代小説の試み (岩波新書)
安藤 宏
岩波書店

 

批評の魂
前田 英樹
新潮社

 

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