○時事評論の最新號の目次を以下に記します。どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。1部200圓、年間では2000圓です。 (いちばん下に、問合はせ先があります。)
●
2月號が発刊された。今年最初の號である。
4面に「菊」子のコラムがない。今年の初めに、その筆者遠藤浩一先生が亡くなられたからである。私にとつて師と呼べる数少ない人の一人であつた。追悼文を書かせていただき、少しは心の整理がつくかと思つたが、その寂しさは今もまだ漂つてゐる。3月1日にお別れの会が企画されることになり、上京するつもりであるが、区切りがつくといふものでもない。この喪失感は、決して私一人ではないはずだ。それほどの人物の早逝を悔やむばかりである。
☆ ☆ ☆
メディアと学者のもたれ合いを糺す
NHK『軍師官兵衛』そして靖国批判
国士舘大学特別研究員 山本昌弘
●
日韓これからの行方
日本の弱体化を狙う中国
韓国語翻訳家 荒木信子
●
教育隨想
安倍首相の靖国参拝で、孤立したのは中韓だ (勝)
●
追悼 遠藤浩一先生
――召された魂――
文藝評論家 前田嘉則
●
この世が舞臺
『ホムブルク』クライスト
圭書房主宰 留守晴夫
●
コラム
技術あってこそ (紫)
追悼マーク・ピーティー (石壁)
「理想」としてのアジア(星)
新自由主義のまぼろし(騎士)
●
問ひ合せ
電話076-264-1119 ファックス 076-231-7009