ランチに「遊食」を！

粋造遊食『さくら川』

なんと粋な命名だろう。オーナーシェフの斉藤さんはまるで違う世界に住んでいた方だった。バイトがきっかけですし屋の板前に。ついに店を持ってしまった。

黒板のメニューからして是非夜に出かけてみたいもんです。隣に関市警察署が無ければいいんだけどな～。まっ灯台下暗しってことで・・・

外観はさくら色にしたかったというが、内装の木の香漂う落ち着いた雰囲気とほ程遠く、一旦中に入った人は少なからず驚くことでしょう。

それでは驚きのお値打ちランチを紹介します。
冒頭の写真がデザートのイメージカラー「桜餅のアイスクリーム」です。これは絶品一押しです！！
桜の風味、あの桜餅を包んでいる塩漬け桜葉がみじん切りに、小豆も細かく砕いてありそれぞれがしっかりと個性を発揮しながら和洋折衷のハーモニーを奏でています。

では順番に

3番目の茶碗蒸しも特筆物です。流石すし屋さんの創るこれぞ茶碗蒸しっと言った味わいです。アイスクリームとともに何杯でもおかわりできちゃいます。

アナゴと茄子の天麩羅には天ツユでなくてカレー風味の特製塩が付いてました。

こんな所が遊食なんでしょう。モズクのお吸い物にはつきだしにも含まれていた蟹の身が隠し味で入ってました。
もうここでおなか一杯なのですが、ご飯代わりに本領発揮の御鮨が今握ったばかりということが分る丁寧さで届きます。
そして冒頭の「桜餅のアイスクリーム」とデミタスのこれまた拘りの美味しい珈琲で幕を閉じます。
〆て1,050円也。信じられますか！？
MIXIコミュで開催している「賛辞のおやつ」グルメ会で利用したいところですが・・・予約が利きません。
今回もオープンの午前11：15前、既に長蛇の列。第一陣に入れたもののその後店内でも待ち人が大勢。暫く人気は続きそうです。

開店と同時に満席となる店内。落ち着いた内装です。
座卓席には4名座れるのですがお箸は二膳分しか置いてありませんでした。

カウンターには6名しか座れません。座敷から高さ調整するのにオリジナルな椅子がこさえてありました。

満席状態で34名。一度におかずを出すのではなくころあいを計って一品ずつ運ばれるのにも好感が持てました。

粋造遊食『さくら川』の場所はこちら

以前は関市文化会館の近くのテナントで営業していたんですね。