近江のお兼

お金じゃなくてお兼！？いや、お金？
建長６年（１２５４年）頃、橘成季という人が編纂したといわれる「古今著聞集」という説話集にも収録されています。

福善寺山門

今から約千年前東国大番（昔、朝廷守護のため京都に駐在した諸国の武士のこと）の武士が都へ上がる途中、この海津に宿をとり、浜辺で馬を洗わせていたところ何に驚いたのか馬が突然走りだしました。居合わせた者みなとめるすべもなく、ただアレヨアレヨと立ち騒ぐとき、たまたま通りかかった遊女のお金が、少しも慌てず高下駄で手綱の端を踏まえて、奔馬をやすやすと止めました。その時、下駄が砂に深く喰い入って足首まで埋まったといわれています。武士やあたりの人たちは、お金の大力ぶりにたいへん感心したということで、海津のお金の名は一躍有名になりました。

魚治の湖里庵の並びには、海津迎賓館という一流料亭の赴きの宿跡？があり、その斜め前がこのお金の碑がある福善寺です。


街道から見た海津迎賓館を湖畔から覗こうとしても丸窓でよく見えません。


JRマキノ駅から琵琶湖までの並木道の先には、故郷創生資金１億円を使った『湖のテラス』があります。

カタカナのマキノにしたからでしょうが、町並みとは似つかわしく思いました。

郷土料理を食べたかったお昼ですが、佃煮ばかりつまみ食いして娘の抵抗にあい、入ったお店は何で～!インド料理『ブラン』でした。


駅前にあるんですが、以外や以外！インド人が作ってて美味しいんです。ホットケーキの風味を感じるナンと野菜カレー、マンゴジュースが付くお子様セット500円はとても美味しく、ボリュームあるのに平らげてしまいました。

ママはふわとろオムライス！ん～まい！！
私はビーフンのカレーヌードル。カレーはすごく美味しいんだがちとコストパフォーマンスに欠けるかな！？
因みにウエイターはシェフの奥さん？聞きませんでしたが妊娠5ヶ月のお腹でした。優しいお母さんの充実した笑顔でした。