声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

座ったままで

2015-01-18 09:25:57 | Diary
ちょっとした仕草で、
その人の品格が出てしまう…そう、感じることがあります。

例えば、新幹線を降りるとき。


昨夜のことです。

3人掛けの席の窓際に座っていて、降りようとすると、

通路側に男性が座っていました。

前の座席は思いっきり背もたれを倒し、
出づらい状況…

キャリーバッグとトートバッグ、
多めの荷物を持っている私は、困っています。


その時、通路側の男性はどうしたと思いますか?

普通ならスマートに立ち上がって、

「どうぞ」と通してくれるはずだ…と思うのです。

…が、彼はそうしませんでした。

座ったままで、足を引っ込めただけです。

両手で荷物を持って困っていると、

ニタニタ笑いながら、
尚、身体を椅子の背もたれに押し付けるようにして

両足をキュッとシートに近づけ座ったままの状態で、

変わらず自分の前を通れ、と言わんばかりに…身体を縮めているのです。

それでも通れないのは目算でわかりますし、両手で大荷物を持っている私は、バランスを崩し、

この男性に倒れかかるかもしれない…


見兼ねて、

「すみません、通れないんですが…」

と、声を掛けると、

しぶしぶ、ようやく立ち上がりました。


前の座席の背もたれで狭くなっている状況を、
この男性は把握できていなかったようで

私が「すみません、ギリギリなんです」

と言いながら通路に出ると、

ニタニタ笑いながら、バツ悪そうにして
いましたが、


驚いたのは、
その男性も同じ高崎で降りた、ということです。

私が降りた通路の反対側の階段から降りてきて、
2階のコンコースでバッタリ。

相変わらずニタニタ笑いながら、でしたが。

こう言う人は、
仕事先でも、多分、嫌われているでしょうねぇ…。(ー ー;)





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銀座ブロッサム | トップ | メタモルフォーゼ »
最新の画像もっと見る