今年も1ヶ月のアメリカ出張の季節がやってきました。去年は7/19のDLサンフランシスコ便で出発しましたが、今年は7/20のANAサンフランシスコ便です。ちなみに帰国は昨年が8/23、今年が8/22で、2日間短くなっています。
さて、このANA8便、昨年の実績でアップグレードポイントが8ポイントあったので、1か月前に発券後にリクエストしたところ空席待ちでヤキモキしましたが、なんとか数日前にOKになりました。乗ってみれば、Cは3席ほど空席がありました。
定刻より20分近く遅れてプッシュバック、離陸は18時になりました。離陸後、睡魔に襲われ、機内食サービスの気配で目が覚めると、いつの間にかサイドテーブルにメニューが置かれていました。既に注文は聞き終わっていたらしく、遅れて注文を受けてもらいました。
和洋チョイスは和食。
最初に和洋共通のアミューズが出て、
次いで前菜・小鉢・冷製茶碗蒸しがワントレイでサービス(小鉢は鰹の叩き)。
そのあとにメインの銀鰈の吟醸漬けが出て、
最後は客室乗務員お手製のパフェ。
客室乗務員お手製のパフェは、2007年11月のニューヨーク発成田行きで初めて食べましたが、今のメニューによれば、日本発は「客室乗務員手作り」となっていますが、北米発はその記載がない「オリジナルパフェ」となっています。
食事を済ませて、最近ANAに乗ると定番になっている「オールナイトニッポン・クラシック」を聴き、次いで映像ありの「ベストヒットUSAスペシャル」を見ました。オールナイトニッポンはさすがに斎藤安弘アンコー氏の世代ではなく、かろうじて中島みゆきの末期、ストライクゾーンではとんねるず世代です。ベストヒットUSAは昔と同じ小林克弘さんですが、映像を見るともう好々爺になってしまわれました。思えば、マイケルジャクソンやマドンナのPVは、ベストヒットUSAで見たような気がします。
さぁ寝よう、と座席をフルフラットにしたものの、1時間半ぐらいで目が覚めてしまいました。どうもよっぽど最初に座ったままの眠りで熟睡してしまったのでしょう。二転三転(寝る体勢を)するうちに、頭がぼーっとしてきました。巡航中の飛行機は水平飛行でも気流の関係か、わずかに機種が上向きとなっていることがあり、どうもその状態のため、頭に血が上ったようです。そういえば、こんな話あったなぁ、と暗い機内で考えたところ、宮脇氏の急行越前のA寝台でした。碓氷峠の急勾配で頭に血が上って夜中に目が覚めた、という話です。正しくは2度目に乗ったときは、予め枕を逆にした、という記述の際に出てくるエピソードです。
さすがに足を前の席の下に突っ込んでいるので、枕を逆にするわけにはいかず、若干シート角度を変えてみました。それでも40分余りで目が覚めました。よろしくない。
結局、2時間ほど横になったものの、もう寝れる感じがしなかったので、起きだして、機内サービスで「僕たち急行」を観ました。そういえば3月の米出張の帰路も、ANAでRailwaysの2作目を観た気がします。
終わったころに到着前の軽食を勧められて、再び和食をチョイス。縞模様も華やかな鯖で、昼食で鯖を食べることもありますが、だいたいが焼き過ぎで縞模様が定かではありません。機内食ながら仕事がしてあります。
食べ終わるころ、機内もようやく朝モードになり、明らかに寝不足です。到着後はクルマの運転が待っており、あーこれはマズイと思ったのですが、シートを元の位置に戻してかろうじて30分ほどウトウトとして着陸になりました。着陸は10時55分、飛行時間8時間55分でした。もともとのスケジュールで9時間20分でしたから、余裕時分が25分ということはないので、偏西風がやや弱いのでしょう。