報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

日蓮正宗とて他人事ではない。

2015-07-15 15:20:53 | 日記
檀家制度を廃止?寺院が生き残るために取るべき策とは

 少子高齢化の推進により、人口減が加速していく中、各宗派で信徒の取り合いが始まっている。
 私のように大石寺系の中を移動する者もいれば、顕正新聞や大白法での体験発表のように、他宗派を経たという履歴をお持ちの人もいる。
 そのうち、法華講も支部制度は無くなるんじゃないかなーという気がしないでもない。
 元顕正会員が法華講に来てカルチャーショックを受けるのは、支部同士の壁の厚さである。
 顕正会とて、組織が違えば、まるで違う宗教に来たかのように雰囲気に差があったりする。
 私は塔中坊から都内末寺に移籍したクチ(途中で1度退転している)だが、確かに違うね。
 別の宗教に来たかと思うくらい……ではないのは、一応私なりに登山参詣は続けているからだろう。
 私にとって、宗門での信心の原点は、あくまで末寺ではなく、大石寺にあると思っているので。
 塔中坊だろうが、末寺だろうが、信心活動の1つに大石寺参詣があるのに変わりは無く、なまじ塔中坊にいたことで、登山の習慣が身に付いていたことは幸いしている。
 ……うちの支部、全体数の多い所だから、添書登山に行く人もそれなりにいるはずなのだが、“フェイク”が喜んで記事にしそうな現状に陥っている。というか、平日に行く人がいない。
 元顕が平気で所属寺院以外のお寺に行き(御供養または御供物持参)、そちらの御住職や信徒の方と話をさせて頂いたり、勤行に参加したりするのは、偏に顕正会時代の感覚・習慣である。
 向こうは御本尊下附が基本的に無いので、なるべく御本尊の御前で勤行したいという気持ちに応える為、普段は拠点としていない会館であっても、参詣を奨励しているからだ。
 さすがに今となっては、私もそうそう他の寺院に行くことは無くなったが(実家に帰省した際、勤行させて頂く為、1番近い仏眼寺さんに行くくらい)。

 日蓮正宗も宗教法人である以上、当然ながら運営費用は掛かる。
 それは基本、信徒からの御供養で賄っているわけで、私も僅かながら御供養させて頂いているのだが(“フェイク”が何かネチネチ書いているようだが、人んちの財務を気にしているヒマがあったら、自分とこの財務を気にしろと言いたい)、
 私の支部ではベトナム人の入信者が多いことは、だいぶ前の記事でも述べた。
 気になるのは、彼らの御供養である。
 日本よりずっと物価の安い国から来て、日本の物価に合わせた御供養が果たしてできるのかと。
 爆買いの中国人みたいな大金持ちなら、そりゃそんなの気にならないだろうが、果たして来日する東南アジア人の財布事情って?
 お金の話で厭らしいが、何かそんな気がしたので。
 私自身、もっと沢山御供養できるくらい給料もらえればいいんだけどね。
 まあ、そこは社会のどうしようもない底辺のしがない警備員なもんで。
 お寺自体が潤うことはいいことだと思うよ。
 

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4 コメント

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こんばんは! (ムーディ☆アポ山)
2015-07-15 19:42:08
他宗でも高齢化、檀徒の減少、正宗でいう所の相続が途絶えるなど、お墓が管理出来ない、様々な問題が起きてる様ですね。

特に我々位の世代位から、菩提寺への拘りが極端に無くなりつつありますから、全体的な問題なのだと思います。

原因とすれば、一つには信仰心の低下があると思いますし、

その他、核家族化、少子化、高齢化、経済不況、結婚の減少、子供の減少、等々。

各宗派、様々な取り組みをしてる様ですね。

寺カフェなんてのもありますし、こないだ取り上げた萌え寺なんてのも、ある意味その取り組みですしね。

正宗は正統派と言いますか、折伏で信徒を増やすというスタイルですかね。

ただ顕正会との大きな違いを感じたのは、やはり御僧侶の存在感ですね。

ムーディの所の御住職様は、法事などの席を上手に活用し、信徒の家族の未入信者等を御受戒に導いて行きます。

こういう事はやはり信徒には、やりたくても出来ない事であり、正宗は顕正会に比べると合理的だなぁと思いました。

しかしやはり、うちも若手を増やさないとと思いますし、それにはムーディも頑張らないとと思ってるのですが、なかなか状況が難しい。

そんなこんなで、今日もロス・プリモスを聞いている訳です、はい。
ムーディ☆アポ山さんへ (作者)
2015-07-15 20:50:07
 こんばんは。

 折伏で信徒を増やす。
 けして悪い方法ではなく、確かに正統派と言えるでしょう。
 どういうわけだか、世間の反発を食らいやすいけど。
 折伏は布教活動ではあるけれど、勧誘ではないはずなんですが、それを勧誘行為にしている為に問題が発生しているのでしょうね。

 一応ちゃんと御僧侶方でも、やるべきことをやっておられる方もいらっしゃるという話ですね。
 “フェイク”にも聞かせてやりたい話ですよ。

 若手を増やさないといけない。
 全く仰る通りです。
 外国から信徒を“輸入”することはけして悪いことではないですが、正統ではないですね。
 新興宗教には意外と若手が多いので(もちろん顕正会も)、そこから引っ張ってくるしかないのでしょう。
連投すまそ (ムーディ☆アポ山)
2015-07-15 21:43:48
新興宗教、顕正会もだいぶ高齢化してる現実がありますがね(笑)

良い意味でも悪い意味でも、若者は感覚が「ライト」なんですよね。

軽いノリ、流行りなどに流されますから、そこに上手に新興宗教は入り込みます。

しかし既成宗教、お寺となると、しがらみや、お墓とか仏壇とか、その他諸々が、やっぱり若者には「ヘビー」なんですよねー。

このままだと本当に若者はお寺離れしていくと思います。

時代を良く観察しながら、こちらも変革して行かねばならないでしょうね。
ムーディ☆アポ山さんへ (作者)
2015-07-15 22:33:57
 全くその通りです。

 私は未だに内得信仰のままなんですが、御本尊下附に対して物凄くハードルを感じるわけですよ。
 管理が大変なんですね。
 そういった意味では顕正会には御書も無いけど、ライトなのが良いのだと思います。
 私もヘビーになれば、もっと信仰から離れていたと思いますね。

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