旅と山を愛する花咲爺日記

歴史ある街、素晴らしい自然を旅し、高山植物、公園や街路の花壇に可憐に咲く花を、ブログにて記録することにしました。

芝生の管理 どれだけ手間をかけるか?

2021-11-11 13:01:45 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

今年は、少雨と猛暑が重なり、庭の芝生が枯れそうになり、屋外の散水栓が水漏れで使えない中、お盆の前後、家の洗面所でバケツに水を汲み柄杓で芝生に水撒きをする事態となった。
幸い、芝は枯れずに済んだ。

 

こういう経緯があり、芝生の管理の仕方について調べることを思い立った。
花の本は多いが、芝生の本となると極端に少ない。
「一年中美しい 家庭で楽しむ 芝生づくり 12か月」(武井和久)を読んでみた。

我が庭の芝は、おそらく寒地型芝で年間を通じてこまめな管理が必要と書いてある。分類上は観賞用であることも理解した。


さらに、雑草対策については、「芝生が健全で密な状態にあると、雑草はあまり生えてきません。刈り込みや水やりなど一連の管理作業を適切に行い、雑草の入るすきまのない密な芝生をつくることが、最善の雑草対策です」とある。

確かにそのとおりと思う。しかし、これ以上作業量は増やしたくない。

管理実態を説明しておきたい。

毎年、巻いた張芝を購入している。今年は二巻購入した。

例年実施している作業は次の通り。

・雪解け直後にエアレーションを実施
・雑草が目立つところの芝を毎年張り替える
・草取りは、春から初夏まで
・夏場の水撒き(猛暑対策)
・芝高さが数cmくらいで芝刈りを実施(年間芝刈り回数は7回くらい?)

これ以上の手のかかることはあまりしない。
目先あまり作業量が増えない範囲で芝はなんとか良くしたい。虫の良い話なのである。

 

読んでみて、参考となった事項がかなりあった。

・日当たりがよい場所に芝を植える(当たり前の話)
・排水を考えた傾斜が必要
・土は砂80%くらい(粘土質20%?)
・ケンタッキーブルーグラスの場合の刈り高さは25~30ミリ
・目土は均等高さとなるようにタケボウキでならす
・プランターで自家製ソッドをつくる(芝の張替の補充)
・雑草取りは、除草フォークなどでの手取りが基本
・未分解の有機物、落ち葉等を放置しない
・夏場は刈り高を低くしてはいけない(芝が弱る)
・夏場の散水は昼間を避ける(散水ホース内に残った水の散布は避ける)
・刈り高を細かく調整できる芝刈り機がベスト
・夏場の目土は不可(芝の土が高温になりやすい)
・何日も芝生を放置してはいけない
・芝の下地の土は厚さ20cm必要
・雑草取りは春と秋
・肥料をやり過ぎると雑草の養分となりかねない時期がある
・芝刈り機が使えない場所は刈り込みハサミにより芝刈りを行う

作業量はあまり増やしたくはないが、芝に良いことはやりたい。来年どうすべきか冬の間悩み続けそうな気がしている。

コメント
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