船着き場
お仕事も無事終わり、北京へ戻る前に、桂林名物の漓江の川下りをすることに。外国人用の川下り船で下ります。お客は殆どが我らが同胞、日本人でした(^^;
順番に船出して、何艘もの船が縦隊で下っていきます。我々の船が最初だったので、視界は邪魔されず良好です。
視界良好
途中、近隣住民が土産を売りに筏で寄ってきます。巧みに次々と船に寄せて、また次の船に寄っていきます。
鍾乳洞「冠岩幽洞」
昨日も鍾乳洞を見ましたが、下り途中の「冠岩」の下にある鍾乳洞「冠岩幽洞」に全船寄るツアーになっていました。
毒々しいライトアップ(^^;
地底列車が見えます
高さ100mはある広大な空間
エレベータ
地底列車待ち。
地中の瀑布
昨日の「蘆笛岩」と同じ物を想像していたら、まるで規模が違います。こちらは高さで最大100mはありそうなホールや、地底の列車、地底湖のボート、ホールの壁のエレベーター、地底の滝等、テーマパーク状態です。こちらの方が、すごい色彩感覚のライトアップがされていました。エレベータは007に出てくるような組織の秘密基地にありそうなもので、映画の撮影に使ったらいいのに、という感想が皆の共通意見でした(そういえばミッションインポシブル3も上海撮影でしたね)
再び船に戻り、船尾の厨房で作ったお昼を頂きます。外の景色が気になるのか、食べた人がどんどん外に出て行きます。が、既に川下り3回以上という同行者から、「いい景色はまだまだ先だから安心しろ~」と言われて、ゆっくり食べました。
別料金の川エビの唐揚げなどを勧めてきますが、一皿100元とふざけています。誰も買わなかったら、やはり値段を下げてきました。50元までいきましたが、われわれは10元なら買おうかと考えていたので、結局買いませんでした。(作っているときに味見したのですが、味自体はビールのつまみにぴったりと思います)
ここからが、川下りのメインの絶景です。
「黄布倒影」
20元札裏面の絵の構図ポイント「黄布倒影」。皆、20元札を取り出して、胸に抱えて記念撮影です(^^;
陽朔
川下り終点の陽朔に到着。小さな町ですが、町に間近に岩が迫っていて、桂林より岩が迫った町でした。
ショウガが名物で、それを入れたクッキーとかがあちこちで売られています。
樹齢1400年!以上という巨大なガジュマルの樹が名物の公園です。
同行者が「日立のCMでこの木何の木~とやってるアレの樹だよ」と言って皆がつい信じてしまったのですが、実物は全然違いました(^^; あんな綺麗な形ではなかったのですが、枝からも太い根を降ろしてたくましく広がっていました。公園内はトンボが飛び回っていて、秋が近いことを感じました。
「月亮山」
見事に山に穴が開いています。これを満月に見立てた命名だそうです。当然ながら写真で小さな穴は、実物では巨大な空隙です。どうしてこんな穴が空いたんでしょうねぇ(^^;
用心のライフジャケット付き(^^;
支流でイカダ遊び。こちらの方が視点が低い分、川を下っている感じがしてよいです。時々小さな落差があって、落ちるときお尻の近くまで水が来ます。一度尻が浸かってしまって、財布が水没しました。幸い、暑い地域なので汗よけ用にビニール袋で密閉してあったので濡れませんでしたが、反対のポケットに入っていた小銭入れを失念していたので、こちらはびっしょりでした(T_T) お気に入りの皮のブランド物なのに...
低い視界
ここから、再び桂林を経由して空港へ向かいます。車内は皆眠ってしまいましたが、私は飛行機で寝るために起きていました(^^; 途中名物の麺を食べて夕食です。一杯なんと2.5元! ちょっと素材に不安が生じました(^^; でも頑固そうな親父さんがやっているお店で美味しかったです。スープをお代わりしに行くと顔をほころばせて注いでくれました。
遅延で疲れ切って休む人民の皆様
20:55発北京行きで帰る予定ですが、ゲート前にはボードが。案の定、2時間近くの遅延です。いつもなら諦めて椅子で寝る所ですが、桂林空港、出発ゲート内にマッサージ店があります\(^o^)/。 しっかり足と全身マッサージで疲れを癒せました。値段も空港内なのに北京より安いです。このあたり、地域の経済格差を感じますね。
北京着陸1時間前位から、機体が激しく揺さぶられ始めました(T_T)。
右に左に大きく揺れ動き、時々ストンと落ちます(^^; 離陸前に見た新聞の墜落記事が脳裏をよぎりました。最近はこんな大きな揺れのフライトは無かったので、せっかくイメージトレーニングで飛行機嫌いを克服しつつあったのが台無しです(^^;
北京空港のターミナルを出ると、稲妻が地上に落ちていくのがよく見え、その後も雷鳴が響き続けていました。局地的なもののようですが、これなら着陸前の揺れも納得です。金属の車に乗って走っている最中に稲妻で空全体が光るような状態は勘弁して欲しいです(^^; 結局、マンションに着いたのは深夜2時を回っていました。
桂林「出張訪問」記録もこれで終わりです。仕事の方が圧倒的にボリュームがあるんですが、それは書けませんので、読み直し見るとどう見ても桂林「観光旅遊」記録ですね(^^;