☆燕京備忘録☆

-ダイバーさんの北京マイナー日記-

オリンピックが終わって

2008年08月27日 22時24分47秒 | 生活


オリンピックが終わって、街に静けさが戻ってきました。中央電視台の本社ビルも、工事のカバーは外されたままですが、工事の人が戻っていないので静かなままです。



ビルの周りには、以前も紹介した愛国・国防を訴えるミリタリーな広報があったのですが、優しそうなおばあちゃんの絵に変わっていました。自国のすることに忸怩たるものがないなら、そのままにすればよかったのにねぇ(^^;



オリンピック閉幕

2008年08月24日 23時36分48秒 | 生活


3週間に渡るオリンピックもようやく最終日。閉会式の時間には、あちこちで花火が上がり出しました。



手前のビルが邪魔ですが、マンションからも公園で上げている花火が見えました。
しかし、桂林出張の疲れが出て(^^;、写真を撮るのが精一杯で、肝心の閉会式をTVで見ませんでした(^^; まあ新聞とニュースで分かるでしょう。やっぱり開会式と比べると、見劣りしますからねぇ。

桂林 その2

2008年08月23日 23時32分48秒 | 生活

船着き場

お仕事も無事終わり、北京へ戻る前に、桂林名物の漓江の川下りをすることに。外国人用の川下り船で下ります。お客は殆どが我らが同胞、日本人でした(^^;
順番に船出して、何艘もの船が縦隊で下っていきます。我々の船が最初だったので、視界は邪魔されず良好です。


視界良好







途中、近隣住民が土産を売りに筏で寄ってきます。巧みに次々と船に寄せて、また次の船に寄っていきます。


鍾乳洞「冠岩幽洞」

昨日も鍾乳洞を見ましたが、下り途中の「冠岩」の下にある鍾乳洞「冠岩幽洞」に全船寄るツアーになっていました。


毒々しいライトアップ(^^;





地底列車が見えます

高さ100mはある広大な空間

エレベータ

地底列車待ち。



地中の瀑布

昨日の「蘆笛岩」と同じ物を想像していたら、まるで規模が違います。こちらは高さで最大100mはありそうなホールや、地底の列車、地底湖のボート、ホールの壁のエレベーター、地底の滝等、テーマパーク状態です。こちらの方が、すごい色彩感覚のライトアップがされていました。エレベータは007に出てくるような組織の秘密基地にありそうなもので、映画の撮影に使ったらいいのに、という感想が皆の共通意見でした(そういえばミッションインポシブル3も上海撮影でしたね)

再び船に戻り、船尾の厨房で作ったお昼を頂きます。外の景色が気になるのか、食べた人がどんどん外に出て行きます。が、既に川下り3回以上という同行者から、「いい景色はまだまだ先だから安心しろ~」と言われて、ゆっくり食べました。

別料金の川エビの唐揚げなどを勧めてきますが、一皿100元とふざけています。誰も買わなかったら、やはり値段を下げてきました。50元までいきましたが、われわれは10元なら買おうかと考えていたので、結局買いませんでした。(作っているときに味見したのですが、味自体はビールのつまみにぴったりと思います)

ここからが、川下りのメインの絶景です。







「黄布倒影」




20元札裏面の絵の構図ポイント「黄布倒影」。皆、20元札を取り出して、胸に抱えて記念撮影です(^^;


陽朔



川下り終点の陽朔に到着。小さな町ですが、町に間近に岩が迫っていて、桂林より岩が迫った町でした。



ショウガが名物で、それを入れたクッキーとかがあちこちで売られています。





樹齢1400年!以上という巨大なガジュマルの樹が名物の公園です。
同行者が「日立のCMでこの木何の木~とやってるアレの樹だよ」と言って皆がつい信じてしまったのですが、実物は全然違いました(^^; あんな綺麗な形ではなかったのですが、枝からも太い根を降ろしてたくましく広がっていました。公園内はトンボが飛び回っていて、秋が近いことを感じました。


「月亮山」



見事に山に穴が開いています。これを満月に見立てた命名だそうです。当然ながら写真で小さな穴は、実物では巨大な空隙です。どうしてこんな穴が空いたんでしょうねぇ(^^;




用心のライフジャケット付き(^^;

支流でイカダ遊び。こちらの方が視点が低い分、川を下っている感じがしてよいです。時々小さな落差があって、落ちるときお尻の近くまで水が来ます。一度尻が浸かってしまって、財布が水没しました。幸い、暑い地域なので汗よけ用にビニール袋で密閉してあったので濡れませんでしたが、反対のポケットに入っていた小銭入れを失念していたので、こちらはびっしょりでした(T_T) お気に入りの皮のブランド物なのに...


低い視界

ここから、再び桂林を経由して空港へ向かいます。車内は皆眠ってしまいましたが、私は飛行機で寝るために起きていました(^^; 途中名物の麺を食べて夕食です。一杯なんと2.5元! ちょっと素材に不安が生じました(^^; でも頑固そうな親父さんがやっているお店で美味しかったです。スープをお代わりしに行くと顔をほころばせて注いでくれました。


遅延で疲れ切って休む人民の皆様

20:55発北京行きで帰る予定ですが、ゲート前にはボードが。案の定、2時間近くの遅延です。いつもなら諦めて椅子で寝る所ですが、桂林空港、出発ゲート内にマッサージ店があります\(^o^)/。 しっかり足と全身マッサージで疲れを癒せました。値段も空港内なのに北京より安いです。このあたり、地域の経済格差を感じますね。

北京着陸1時間前位から、機体が激しく揺さぶられ始めました(T_T)。
右に左に大きく揺れ動き、時々ストンと落ちます(^^; 離陸前に見た新聞の墜落記事が脳裏をよぎりました。最近はこんな大きな揺れのフライトは無かったので、せっかくイメージトレーニングで飛行機嫌いを克服しつつあったのが台無しです(^^;

北京空港のターミナルを出ると、稲妻が地上に落ちていくのがよく見え、その後も雷鳴が響き続けていました。局地的なもののようですが、これなら着陸前の揺れも納得です。金属の車に乗って走っている最中に稲妻で空全体が光るような状態は勘弁して欲しいです(^^; 結局、マンションに着いたのは深夜2時を回っていました。

桂林「出張訪問」記録もこれで終わりです。仕事の方が圧倒的にボリュームがあるんですが、それは書けませんので、読み直し見るとどう見ても桂林「観光旅遊」記録ですね(^^;


桂林 その1

2008年08月22日 23時06分44秒 | 生活

岩山の中の町、桂林

桂林に出張しました。初訪問です。飛行機が下降していくと、緑のこぶこぶな山の中に下りていくのがよく見えました。仕事を終えた後、夕方に少し時間がありました。桂林は川下りが有名ですが、石灰岩と花崗岩に囲まれた街なので無数の鍾乳洞があることでも有名です。というわけで、タクシーを飛ばして市内にある「蘆笛岩」という鍾乳洞に行ってきました。


「蘆笛岩」のある市内北側の「蘆笛公園」


「蘆笛岩」

ちょっと町外れの山の中、帰りのタクシーを捕まえるのは大変そうなので、行きのタクシーと交渉して待ってもらいました。来るのに20分ほどで20元でしたが、運転手の提示した額は40分40元。走っているときとほぼ同額です。まあ良心的だと思いますが、ちょっと交渉して下げさせました\(^o^)/

40分としたのは、先日の石垣島鍾乳洞が600mちょっとで30分で回れたので、500mしかないこちらなら、余裕を見ても大丈夫と思ったからです。

しかし、ここは中国。甘く見ていました。園内に入って鍾乳洞入り口まで少し山を登らされ、かつ入り口で入場規制を掛けています。10分ほど待たされました。






幻想的なライティングです


水晶宮

高さ数十ートルはありそうな、広大な空間が広がる、一般の鍾乳洞のイメージよりかなり広い感じです。ガイドブックで言うほどそんなに「毒々しい色」では無く、むしろ幻想的な証明でした。ただ足下とかに点灯していないライトがかなりあったので、これをつけるとどうなるかは...(^^;
客があれほどいるのにどうしてつけないのか不思議です。かなり足下が暗くて危ないです。

市内へ戻り、夕食は仕事の関係者と素食のお店へ市内の「七星公園」内の「月牙楼」へ。


七星公園

しかし、この公園、殆ど写真に撮れませんでしたが、北京の「石景山公園」も目じゃありません(^^;
等身大のミッキー他ディズニーキャラクター、ポケモンキャラクターやウルトラマン等、多数の等身大の人形が訪れる人々の目を楽しませております(^^; いやあ、これだけたくさん著作物の複製(あ~んど翻案(^^;)を作るには、さぞロイヤリティーが必要だったことでしょう(^^; 桂林市政府はお金持ちですなぁ。 (←皮肉ですよもちろん(^^;)
ピカチュウは「皮下丘」(音にすると「ピシャチュウ」か)として、ちょっと発音を変えてます。たぶんこれで言い抜けるつもりなんでしょうね(^^;。


前菜肉(風)

ここは肉や魚を使わない料理が有名だそうです。
でもお肉の味がちゃんとしています。


刺身(風)


肉料理もないわけではありません。これは駱駝の肉と言われて皆橋をつけていましたが、単に牛肉と分かったとたん皆食べなくなりました。でも美味しかったです。


揚げ物


ニンジンを切り出した鳳凰が見事です。こうした料理細工はこちらの方は上手ですね。

明日は、帰る前に桂林名物の川下りです\(^o^)/


日中女子バレー戦 観戦

2008年08月17日 14時43分36秒 | 生活
開幕前はチケット無いから行けないと思っていたオリンピック試合ですが、女子バレーボール日中戦のチケットがあっさり手に入ったので行ってきました。首都体育館は西の動物園の方にありますが、交通規制効果か極めてスムーズに到着できました\(^o^)/


x線検査


ペインティングで盛り上がる人民の皆様

噂通りx線検査等警備は厳重でしたが、内部には警官の姿もありません。しかし、中国の人々はペインティングや国旗、ハチマキを準備して盛り上がっています。下馬評では中国が圧倒的に優勢ですが、万一日本が勝ったりしたらどうしようなどと不安になります(^^;



コカコーラ等は 600mlで約80円と、お値段は意外と良識ある値段でした。




試合前は演舞やダンス等で盛り上がっております。


数万人の応援団です。



試合休憩中も演舞やダンスでつないでいますが、後ろで壁打ちとかをしている選手達との対比が何とも。有る意味嫌がらせに近いと思います(^^;

誰(^^;??

近くの席には別競技の日本選手が何人か。しかし、名前を知りません(^^; (同行者に教えてもらったけど忘れました。おば様方はヨン様を見つけたが如く写真を撮りまくっていました(^^;。





序盤は日本有利でスタートし、日本応援も盛り上がりました。私も団扇と国旗を両手で振り回して応援しました。しかし、24-26と接戦ながらそのセット半ばで逆転され、後は3セットまで取られ続けて負けました。中国のサーブは毎回すごい勢いがあるんですが、日本のサーブは時々やる気を疑うような優しいサーブでした(^^; やはり中国女子は強かったです。最初の応援と、言葉少なくバラバラに引き上げていく応援団の対比が侘びしかったです(^^; がんばれニッポン、まだ後がある(はず)!!

首都体育館の前はタクシーを待つ人々で大混雑で、人の前に前にと道沿いに先の方に待つ人が伸びていきます。このままだとタクシーゲットは相当先になりそうです。しかし、既に駐在1年のワタクシ、北京スタイルに馴染んでおります(^^; 横の大通り沿いではなく角を曲がって縦の通りを少し南に行き、あっさりとタクシーをゲットいたしました。北京生活に大分慣れたことを再度実感しました(^^;