蜥蜴座の夜

Bar NudEとYASUSHI 03のありさま

近江路信長紀行②

2008年02月09日 | 03旅紀行
その夜は昨日見つけたお気に入りの店へ二日連続で行きました。
各地へ旅行して目に止まったお店に入るのも楽しみの一つです。
毎回素敵な店にめぐり合い楽しい想い出となりますが、今回のお店は今まで旅先で出会った店でもぴか一でした。
大津市内にあり繁華街ではなく住宅地にひっそりと佇む『酒仙ひむか』


店の造りも程よい空間で料理もお酒も値段もすべて完璧でした!
以前滋賀県に来たときも特別美味しいものは無かったので、今回は滋賀名産にこだわらず入ったこの店はたまたま宮崎地鶏協会認定の宮崎地鶏の美味しい専門店だった。焼酎も豊富でなんとあの『黒佐藤』が600円で出されていた!
メニューはどれもこれも本当に美味しく、お通しに初日は『馬刺しのスモーク』次の日は『カンパチのお造り』出される食器も素晴らしいものばかり。
聞いてみたところ地元の陶芸家に委託で創っていただいてるそうです。
魯山人曰く『食器は料理の着物である』。。。まさに!



↑若き料理人である店主とパチリ!

幸せな夜は過ぎてゆくのでした。。。。

さて翌日は早朝から浜大津から京阪電車で『近江神宮』へ向かう。
03的にどうしてもここの名前が入ったお札が欲しかったっ!

北海道神宮の倍はあろうかの広大な敷地にこれまた広大な本殿がある。
着いたのは朝の8時。
お札やお守りを売ってる場所がまだ閉まってる。
しかし、急ぎ京都まで戻り帰路につかなくてはいけない。。。
庭の掃除をしていたご老人に何時に開くのか聞いてみると9時に巫女が来るらしい。
03は老人に『ここのお札を戴く為だけに札幌から来たのです!』と大げさに懇願してなんと1時間前に開けてもらい購入!
急いで大津駅へ戻り電車で京都へ!



ここでトラブル発生!
こんなに急いでたどり着いた京都駅の0番ホーム!
これまた楽しみにしてた2度目のトワイライトエクスプレス発車時刻ギリギリにホームにつくとアナウンスが。。。。

『ただいま舞鶴にて電車とトラックの接触事故が発生いたしました。○時○分初金沢行きサンダーバード19号、及び○時○分発札幌行きトワイライトエクスプレスは運行を見合わせております』

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

1月の京都駅のホームは札幌とさほど変わらない寒さ。

まだですか?

まだですか?

まだかっ?こらーっ!

発車時刻より1時間55分遅れでホームに響くアナウンス。

『お待たせしております札幌行きトワイライトエクスプレス。只今大阪駅を発車いたしました』

寒い。。。寒すぎる。。。。

そんなわけで何とか乗り込んだがしばらくは身体が凍り付いて解凍まで動けず。。

列車は21時間かけて遥か札幌を目指すのであった。。。


近江路信長紀行①

2008年02月08日 | 03旅紀行
先月28日~31日まで2度目の滋賀県へ旅してきました。
関空からバスで京都へ。
以外にもJR京都駅から滋賀県の大津市は電車で10分程度で着く。
以前。滋賀県へ行った時は名古屋の中部国際空港から新幹線で岐阜を経由して滋賀県の米原へ。そこからローカル線に乗り換えて『関ヶ原』へ行きレンタカーで大津を除く琵琶湖周りを湖東、湖西、湖北と一周したが今回の湖南で琵琶湖一周を制覇した事になる。
大津市内は滋賀県一の都市だが商業施設やトレンドは隣町の草津に移行しているらしい。
到着してまずはローカル線で甲賀忍者発祥の地『甲南』という町へ行く。
ここには当時のまま現存している日本唯一の忍者屋敷がある。
そこそこ楽しめたが規模と仕掛け、全てをとっても金沢の忍者屋敷の方が数倍楽しい。
その日は大津に戻り酒場を探索。かなりいい店を見つけて初日終了。

二日目は今回のメイン。信長天下布武の地に立つ!である。
レンタカーでまずは琵琶湖を北上。彦根市へ。
ここは徳川家康の家臣伊井の赤揃えで有名な伊井直正が1604年に築いた彦根城がある。琵琶湖周りでは一番美しい城であろう。彦ニャンはいなかったが城を隅々まで堪能。。。

車は南下し目指すは安土市。今で地方の小さな街だがかつてこの町に聳える小山の頂に天下布武の集大成であり、国の頂点に登りつめた男の結晶『安土城』があった場所だ。

雨混じりの雪が舞う中カッパを購入して天主跡へと続く長い石段を登る。

登る。。

登る。。。。

今もそのままに残る石段と天主跡の基礎の跡。
感激なのです。今その場所に立っているのです。


↑天主跡から見る琵琶湖。今もほとんど当時の形をしている。

店も休憩所もなにもない城跡にしばし佇む。

下山した周辺に『信長の館』という記念館へ向かい昼食をとる。
メニューがすごい。
●信長そば●信長うどん●天下布武定食
そんなのばかり。。。。

ここはセビリア万博に日本が出品した安土城の原寸大の天守閣の復元建築物が展示してある。まさに豪華絢爛。目を奪う美しさである!!!(TOPの写真)

信長の館

他にも安土城記念館などを堪能してJR安土駅へ。駅前には信長の銅像が!
もちろん敷地に侵入してパチっ!



やっと憧れの地に立てた喜びでいっぱいなのでした。。。

つづく