小学生の頃 から
何をするにも 必ず 一緒だった
唯一無二 の 親友 ・・・
その 親友の名 は
ヒロアキ ・・・
小学生時代
現代では ありえないであろう
戸塚ヨットスクールみたいな
恐ろしい程 暴力的な 『 塾 』 で
数年間 苦楽を共にした
ヒロアキ ・・・
中学校では
同じ 柔道部 に 入部 ・・・
来る日も 来る日も
理不尽極まりない洗礼 に
歯を食いしばり 堪えて
『 押忍の精神 』 を
一緒に 学んだ 同期の桜 の
ヒロアキ ・・・
授業中に 教科書で隠しながら
一日かけて あらゆる花火を分解し
その 『 火薬 』 を 集めて
信じられないほど 大きな
オリジナル花火 を 造り出す
手先が器用で 危険極まりない
ヒロアキ ・・・
公園 で 試した
その花火 の 凄まじい爆発力 は
事件レベル の 衝撃 と 破裂音
でした ・・・
※ その後パトカー数台集合
高校受験の時 は
当時のテキトウ過ぎる判断力から
「 間に合うだろ? 」 って
試験当日 ちんたら歩いて 向かい
ヒロアキと2人で
入学試験に 大幅な 遅刻 ・・・
にも かかわらず
その 某県立高校 が 不人気校で
完全な 『 定員割れ 』 だった為
奇跡的に合格できて
2人とも そこしか受からなかったので
通った高校 も 同じ ・・・
当時
レーシングスタイルのツナギを着て
フルフェイスヘルメットをかぶり走り抜ける
本格的な 走り屋 の 『 聖地 』 である
飯能の 『 清流峠 』 (こんな感じ) で
なぜか ひとり
自宅のおじいちゃん が 乗っている
カゴ付きの原チャリ で
ハン帽ヘルメット を 首からかけて
ハーフパンツ に サンダル姿 で
走り屋 の 邪魔をしながら
ゆっくりと 慎重に 峠を攻める
ヒロアキ ・・・
走り屋からすると スゲー迷惑な
ヒロアキ ・・・
バイトも 同じガソリンスタンドで
一緒に 働いていたのですが
軽油車 に 軽油ではなく
間違えて ガソリン満タン入れて
店長に 怒られて
なぜか 逆ギレして 反省ゼロ な
ヒロアキ ・・・
ヒロアキ主催の バーベキュー は
なぜか 深夜に
『 河原 』 で 開催 ・・・
外灯など 全く無い
真っ暗闇 の
『 河原 』 で 開催 ・・・
真っ暗なので かなり危険 ・・・
足場の悪さ で 転んで
怪我する人 ・・・
真っ暗闇なので
泥酔し 河に流される人 ・・・
真っ暗闇なので
鉄板で 焼いてる肉(豚や鳥の安い肉) も
焼けているかサッパリ解らず
全ての食材 を 一か八かで食べ
案の定 『 生肉状態 』 で
オナカを壊す人 ・・・
色々な角度から
負傷者 続出 という
誰も 得しない
意味不明な企画 を 実行する
ヒロアキ ・・・
早朝
まだ 薄暗い中 国道16号 で
バイク二人乗り(ヒロアキ運転)で
移動中 に
反対車線からの 強引な 右折車両 に
ヒロアキ 過剰反応し 急ブレーキ。
そのまま 後輪ロック で
恐ろしいスピード で 事故り
仰向けのまま
路面を30メートル位滑り
ワタクシ 背中 が
ハンバーグ状態 に ・・・
運転手 ヒロアキ
左腕 骨折 ・・・
急患として 病院へ
早朝4時ごろ だったので
明らか寝ぼけた先生 と
起きたての不機嫌な看護婦さん による
恐ろしいほど 手荒い診察 で
地獄のような痛みに耐えた時も
ヒロアキ と 一緒 ・・・
そんな ヒロアキ は
小学生の頃から 仲間内では
一番 の ひょうきん者。
しかも
そのルックス は かなりの色男 で
B’z の稲葉 と 陣内孝則 を
たして 2で割った 感じ ・・・
小学生の頃から モテモテな
ヒロアキ ・・・
笑いのセンス の 高さ と
ハンパなくテキトーな 考え方 と
マイペースな 精神性 と
凡人にはない 独創性 と
女性受けする 端正な顔立ち を
兼ね備えてる 男
ヒロアキ ・・・
「 こいつとならいける 」 と
確信し お笑い芸人 に なるために
ヒロアキ を 誘い
『 ホリプロお笑いスカウトキャラバン 』
に コンビとして 応募 ・・・
日頃 全く緊張感の無く
どんな場面でも へらへらしていて
ふざけるのが大好きな ヒロアキ が
当日 2次審査 の
『 ネタ見せ本番 』 では
あまりの緊張からか
顔は引きつり 声は裏返り
脚はガクガク状態 ・・・
仕込んできた漫才 は
ボロボロ で
ネタ見せ後 に 行われた
審査委員による質問攻め にも
何一つとして
オモシロイこと を 返せない
ヒロアキ ・・・
長年付き合ってる
僕が驚くほど
肝心要の この大一番 で
まさかの 『 ポンコツ状態 』 に
陥ってしまった
ヒロアキ ・・・
帰りに 二人で 新宿で飲み
そのまま 西武新宿線 で
当時 走り始め間もない
特急 『 小江戸 』 号 に 乗り込み
「 芸人はムリだな 」 と
合意に至ったのも 今になっては
良い 『 思い出 』 の ひとつ ・・・
そんな ここでは
書ききれないほどの 時間 を
一緒に過ごしてきた 親友
ヒロアキ から
先日 一通の封筒 が
送られてきました。
早速 開けて
中を見てみると ・・・
『 相田みつを美術館 』 の
ご招待券 でした !
ありがとな~ ヒロアキ !!!
そんな ヒロアキ は 現在
数十名の部下を持つ
立派な 営業管理職 ・・・
日々の仕事も 過酷な中
週一 の 貴重な休日 に
お金も 時間も 投じて
『 宅建 』 に 合格する為 にと
専門学校に 通っていました ・・・
彼 の これまでの人生 で
勉強らしい勉強するのは
今回が 初めてだと
思われます ・・・
いよいよ 明日 16日は
その本番でもある 試験の日 ・・・
コレまでの
彼の生き様 を 見ていて
『 因果応報 』 って観点だと
間違いなく 『 落ちる 』 と
思いますが (笑)
ここ最近 の
仕事に対する姿勢 や
その努力 を 見てると
いけるような 気もします。
合格するように 祈ってっからね。
受かったら お祝い で
地元の皆 で
飲み いきます !!!
頑張れ ヒロアキ !!!