駒津峰から いよいよ
『 甲斐駒ケ岳 』 本丸 攻めへ。
振り向けば 通過してきた 『 駒津峰 』
『 双児山 』 は もう見えません。
奥に うっすら 『 仙丈ケ岳 』。
さすが 『 南アルプスの貴公子 』 と
呼ばれるだけあって 本当に 綺麗 で
そして カッコイイ山です。
アップダウン で 来た道 を 振り返ります。
仙丈ケ岳 が 遠くに見えます。
右手 『 摩利支天 』 の先に見える山が
位置的に 『 鳳凰山 』 なのかな?
あれも カッコイイです。
ここから 一直線 で 山頂。
途中 ガッと 突起した岩 を 下りました。
ということは 帰りは登るワケなので
覚悟決めます
ここから ロック ロック ロック な
岩の道。
いったん下ります。
すると 大人数の集団 に 遭遇。
インストラクターが付いて 皆さん
慎重に かなりのスローペースです。
始発のバスに乗っていなかった人々 ・・・
どうやら 山小屋の宿泊客のようで
ペース的に見ると かなり朝早くから
登ってきたんだと思われます。
とりあえず 写真 撮ったり
ちょっと 休憩。
この先 巻き道コース と 直登コース に
分かれますが
どうやら集団 は 安全な 巻き道コース で
頂上を目指す様子 ・・・
インストラクターの方 が
気を利かせてくださり 皆さんに声をかけ
道を譲ってくれました。
ちなみに
ワタクシ この山でも
もちろん いつものスタイル。
装備 は
『 腰かけポシェットのみ 』
なので
皆様 の 横 を 通り過ぎる時
例の如く 変態扱い を 受けたのは
言うまでもありません。
ここからは 一気に 直登コース へ。
まっすぐ ど真中 突っ切ります !
愉しくなって まいりました。
クサリの無い 岩場 を 腕力使って
よじ登ります。
頂上は 見えてはいるのですが
近いようで 遠いのです (笑)
途中までは 矢印目印に 進みます。
アドベンチャー感 が 愉しい。
後ろを見ると 同じ 直登コース を
登ってくる人 が 数人います。
後続の方々に ご迷惑にならないように
先を急ぎます。
途中 どうよじ登ったらよいか
考える場面も 何ヶ所かありました。
見上げれば
えーちゃん が 紅白で歌っていた
『 コバルトの空 』 (笑)
ちょこっと 休憩。
この辺から 道が分かりづらくなり ・・・
途中 道を間違えて 片足しか置けない
細っそい 岩場に ・・・
一応 恐る 恐る 進んでみましたが ・・・
流石に 危険と判断して 戻りました。
いやあ 落ちたら即死な
素晴らしい景色 ・・・
そんな 高度感 と 緊張感 が
たまらない。
道 を 間違え 時間ロスしている間 に
後続 の 本格的装備 の 同年代の方 が
すぐ後ろまで 近づいてきました ・・・
結構 ペースの速い方で
負けないように 頑張ります。
一見 クサリ無しじゃ キツそうな
大きな岩壁 も 現われましたが
冷静に登ればなんちゃない。
岩壁登りきって も まだまだ 頂上まで
先はあります。
結構 登ってきました ・・・
『 日向山 』 と 同じく
砂の道。
後ろから来ている 同年代の方は ↑
休憩している様子。
右側 の 巻き道コース を 見ると
アリの行列 の 如く 連なり歩く
先ほど 分岐 で 出逢った 集団 が
小さく 小さく 見えました。
途中 凍っている場所 も ありました。
ここが 最後の岩登り。
両手両足拡げ 大の字状態で
岩に体重を預けながら 集中して
確実に登ります ・・・
素手は痛い(笑)
しかし 岩 に しがみつき
後ろ振り返り 下を見ると ・・・
先ほどまで
同じペース で 来ていたはずの
同年代の方が いない ・・・
どうやら また 道を外れていたようで ・・・
すると 後続にいた 同年代の方 が
左側の正規のルートを歩いていて
「 あれ? そっちからいけるんですか?」
って 話しかけられて ・・・
「 いや 間違えちゃいました 」
テレながら 応対 ・・・
ハズカシイぜ!
右手には 鳳凰山? の 真上 に
雲から突き抜けた 富士山 の テッペン が
ちょこん って 出ていて
やっぱり 高いな 富士山 は。
ルートから 外れ 過酷 な 岩場 を
登ることになってしまい
『 駒津峰 』 から 1時間 ほど
かかってしまいましたが
なんとか無事に 頂上へ ・・・
『 甲斐駒ケ岳 』 山頂 到着!
標高 2967 メートル。
仙丈ケ岳より 少しだけ低いけど
ここも 約 3000 メートル。
とにかく 景色が良い道中でしたので
いつもより たくさん写真撮る場面も多く
カメラ遊び も 愉しめて
何度か 道 も 間違えてしまい
時間ロスもあって
北沢峠から 2時間半かかり
頂上まできました。
山頂には 祠 が 祀られています。
いつもは 山頂でも
自分の写真 は 撮らないのですが
この日は 何だか 嬉しくて
山頂にいた方に 撮ってもらいました。
どこの山でも いつも 思うのですが
この高さに 建造物 が あるのが
驚かされます。
山頂スペースは広く 過ごしやすいです。
360° 見渡す限り 全方向 が 絶景。
過去 登頂した中でも 1~2 を 争う
素晴らしい山頂 と 達成感。
恒例行事になりつつある 南アルプス で
さいたま市から持ってきた
南アルプスの天然水 を 撮るという
自己満足。
まあ こういった山遊び自体 が
自己満足の世界なんですけどね (笑)
あと 驚いたのが この頃 は
山頂のみ サラッサなキレイな雪 が
積っていました。
腰かけポシェットに入れてきた食糧。
この日は 全くお腹が減らなかったので
山頂では何も食べませんでした。
山頂 の 端っこには
噂 の 『 鋸岳 』 へと 続く道 が あります ・・・
ここから 5 時間 40 分 ・・・
しかも 噂では クサリ場だらけ の
危険個所の多い 恐怖の山 らしい ・・・
道の先には 見えました 『 鋸岳 』 ・・・
私のように 好き勝手 自己満足 で
山遊び しているような ハンパ者では
とても とても チャレンジすることは
一生 無いと 思います
本格的に登山されている方々 は
ここから さらに 『 鋸岳 』 とか
一旦下山して 『 仙丈ケ岳 』 も
セットで 行っちゃうわけですから
そういう アスリートな皆さん には
心より 尊敬します。
ストイックになっちゃう時点 で
性格的 に 全く無理になっちゃって
本来の能力すら出せなくなるので
そういった 本格的な登山 は
この先も 縁 は ないと 思います。
今後も 決して驕れず 己を知り
己の能力 に 見合った 山遊び を
これから先も 『 安全第一 』 で
愉しんでいけたらと 想います。
自分の中では
最高 の 思い出 に 成りました。