映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

クローバーフィールド/HAKAISHA

2009-11-09 01:00:48 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 マット・リーヴス
キャスト マイク・ヴォーゲル
2008年 アメリカ
ジャンル:アクション、パニック、ホラー

【あらすじ】
ニューヨークで青年ロブの転勤送別パーティの最中に、正体不明の巨大生物が出現。街はパニックと化し、戦闘状態に突入する軍隊。ロブは恋人の救出に向かうのだが…。

【感想】
先日紹介した「●REC/レック」と同じく主観撮影による臨場感を重視した作品です。こちらの方がブレが激しく酔いこそはしなかったですが、とても疲れました。目に悪い映画だと思う。

第一印象なのですが、そもそもこの主人公が最後までカメラを撮影し続けた必要性に大きな疑問を感じた。怪物に追われ人が怪我して死にそうになっているシチュエーションの中で一般人が一部始終を撮影するのは無理があり過ぎではないですかね。まあそうしないと映画として成立しないというのはわかりますけど・・。その点で「REC」の方が説得力はあった。報道に執念を燃やすプロのカメラマンですから。

物語は主人公の兄が日本でビジネスを開始することによる送別会からスタートします。この送別会の映像が20分近くあります。かなり飽きてきたことにモンスター攻撃がスタートしマンハッタンがパニックと化します。ここでは個々の登場人物の人物像を深く掘り下げるためのものかと思っていたら、以降の展開では全く生かされていないまま終わってしまいました。あれは何の意味があって時間を割いたのかよくわからなかったです。

一方で肝心の手ブレ映像については迫力があったと思います。特に閉所かつ暗闇というシチュエーションでは引き立ちます。ただその他の部分は意外と普通でした。

結論としては確かに映像は斬新かもしれませんがその他の面で矛盾やら強引さが目立ってしまい、それだけの映画になってしまった気がします。本作が元祖ならもっと評価しましたが・・・・。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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