雑司が谷界隈

日本初の地下鉄ができたのは１９２７年（昭和２年）、浅草～銀座間の銀座線が最初で１８０年も前のことです。東京メトロ・副都心線ができて東京の地下鉄網が完成しました。副都心線は東京最後の地下鉄だということです。

副都心線の開通に伴って、新駅ができました。「雑司が谷」駅もそのひとつです。

先日、取引先の方と会う為に、「雑司が谷」駅を利用しました。
この界隈は、雑司が谷霊園と法明寺の境内に緑豊かな自然が残され、都心とは思えない風景が広がります。多くの史跡が残り、知る人ぞ知る散歩コースとの事。
江戸期はもともと、鬱蒼とした森で徳川家の鷹狩の拠点だったそうです。雑司が谷霊園は、明治維新により江戸から東京へ変わった時、都市の近代化の一環で公営墓地として整備されました。
この界隈を舞台にした夏目漱石の著作「こころ」でも有名です。文化的なイメージと都心に残る豊かな緑、今度は地下鉄から地上に出てゆっくり散策でもしてみたいと思います。

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