Go The Distance!

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マイティマン 準備編

2010-09-11 15:31:03 | トライアスロン
レース前日、いざレース会場へ


土曜日、朝7時半
ショップ前集合



トライアスリートJ店長の車でアイアンマンディスタンスレース『マイティマン』の会場に向う

しかし、アイアンマンという名前が使えないのは分かるが、
前回のスーパーマンといい、今回のマイティマンといい
もう少しマトモなネーミングはないものかね
アイアンマンで良いと思うのだが、ハワイへの思いを強く持っていらっしゃる方にとって
同じ名前は許せないのでしょうね
私としては、完走すれば皆まちがいなく『鉄人』だと思うのですが…

ショップまでは、タクシーで移動
バイクも前後のホイールをはずせば、普通にタクシーに乗れるのだから便利だ



お!
ショップにはサーベロのP4が飾られている
実物は始めて見た



ちょっと乗ってみたい気持ちもするが、
スピードコンセプト貯金をしている身ですので、浮気はイケマセン



ショップの車のルーフに自転車をセット、今日はあと三台自転車が載ります

本当は、私とYOMEはバスでレース会場まで行くつもりだったのですが、
抜歯&インプラントという思わぬ出費で
来シーズンに向けての機材の導入が遠のいてしまいそうだったので、
何度か誘ってくれたJ店長のお誘いで一緒に行くことになりました

昨年のレース
かの地の方と同行してすっかりペースが乱れてしまった反省から
移動手段と宿泊地は自分達でアレンジするつもりでしたが背に腹は変えられません



玉葱ジュースや朝鮮人参ドリンクなどなど身体に良いからと
車内でもいろいろと頂きましたが、中身がよく分からないものを口にしたくないので
お礼を言ってそのままバックへ

というか抜歯してから菌が入るからと
毎日、流動食
マトモな食事は出来ていない

2時間で着くよ
とJ店長が出発前に話していましたが、到着はおよそ5時間後

どんぶり勘定というか…
かの地の方のこのあたりの対応はもう慣れました



レース会場周辺にはお店がないので、遅めの昼食
YOMEの祝福の時間


テンチャンチゲ

YOMEご満悦


J店長は、スンデゥブをオーダー

私も6日ぶりに普通の食事を食べました
やっぱり白いお米は美味しい



本日の宿泊先
このモーテルは、私たちの所属するトライアスロンクラブが全て貸切

突如決まったF1コース建設の話でまわりに何もなかったこのモーテルにも
突然の特需が舞い込んできたわけです

荷物だけ置いて、レース会場にて受付を済ませに行きます



レース会場では
すでに多くの自転車がチェックを受けてトランジットエリアに置かれています



スイムエリア
こちらもウェットや水着で泳いでいる方がいらっしゃいます



お!
イエロートレック
ちょっと気になりますね



ブルース君登場
試泳が終わったようだ

っていうか
またムキムキ度が増したような…

ブルース君はこのアイアンマンに向けて準備は万端とのこと
ハードなトレーニングを重ねてきて、さらなる自信をつけたようです
何と言うかオーラが出てました
こっちが圧倒されそうな・・・

それに引き換え、こちらは歯痛で最後の2週間の調整はほとんど出来ず
課題のロングもスイムは2キロまでバイクは100キロまでしかこなすことができず
正直、明日、3種目を完走できるかどうかも自信がなかった

ブルース君とは対照的に、
何だかこの場にいると、どんどん自信を失って卑屈になってしまいそうだった
『アイアンマンのつくり方』でもロングではかなりの筋肉量が必要だと書いてあったっけ
会場を見ると、筋肉の固まりばかりだ
もともと兵役のある国ですから、体の鍛え方は半端ない方が多い

彼らとまともに戦えるのか…この痩せっぽっちのカラダで

レース前日の体重は
53.3キロ
体脂肪 6.6
BMI 18.2
骨格筋率 38.3

これが今の俺



じゃぁ、辞めちまうか?
そんな声が聞こえてきそうだが
頭を振り払う

今までやってきたことを信じろ

何のためにココに来たのか

今までの思いも全部捨てることも出来ない

押しつぶされそうな不安を無理やり遠ざけバイクチェックへ



受付を済ませた頃には空にどんよりした雲が広がってきた
まったく自分の心の中みたいだ



そして降り出すスコールのような激しい雨

何だっていうんだ!

どんよりした気持ちに追い討ちをかけるように



大雨の検車
それでもスタッフの方はしっかりとバイクを見てくれます



バイク、メットともにチェックを受け
検査済みのシールを貼ってもらう
本来ならここでそのままバイクはトランジットの自分の場所にセッティングしなてくは
いけないのだが、
エアのチェックやボトルの具合など見たかったので、そのままバイクをモーテルに持っていくことにした



なかなか止まない雨

もし明日、自分が完走できたなら
自分のトレーニングも、体作りも間違っていなかったことになる

未知なるモノに恐れを抱くのは当然のことなんだ
俺は自分の出来ることを精一杯やるしかない
自分に言い聞かせる



第1回目の大会らしくスタッフもまだ運営になれていないようだ
私と同じように雨の中続々とバイクを持っていく方がいるばほとんどノーチェック
これでは、一晩置いておくほうが心配だ



夕食
事前に下見に来ていたおかげでこの周りにお店がないことは分かっていたので
食事は全て持ってきていた
レース前に慣れないものは口にしたくない



結局、雨が止んだのが夕方
宿に戻り食事を済ませたら午後7時を過ぎていた
ジョグか自転車で走ってみたかったが、道路状況は良くないことは分かっているし
何より前日まで、週末の分も含め遅くまで仕事していたので、睡眠不足だったため
トレーニングは辞めておくことにした

ボトルを会場のブースで購入
いろいろなボトルを試してみたが、これが一番しっかりとはまる
明日は、周回コースではないから途中で給水を受け取ることができない
自分で180キロ分の水を持っていかないといけない


サドルの後ろに2本、フレームに2本・・・この4本が明日、道中をともにするボトルたち



ゼッケンは100番
区切り良い数字だ
番号の下には、名前入り
700人近い出場数で、日本人は私一人です



レースの補給食たち
固形物はパワーバー4本、乾し梅、塩トマト、羊羹、カロリーメイト
ジェルを11本
スポーツソルト3種類
ボトルの中身は水、水、CCD、クエン酸

多すぎるかと思うが、途中の補給はあまり期待できないので

準備は出来たが、何ともいえない不安でベッドへ

つづく

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