Go The Distance!

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氷点下の山の中で

2011-01-06 08:13:12 | トレーニング
2011年1月1日

ランでちょっと不思議な体験をしたのでそのことを少し。
JogNoteの記事を再掲載)

トレイルラン 90分
調子:3(普通)。天気:晴れ。気温:-2度。自宅近くの山。
平均心拍156。最高181。エネルギー消費942kcal。トレーニング効果3.4。

年明け、最初のランは、トレラン
実は、結構このトレーニング内容好きじゃなかった
上りが本当にキツクて一気に心拍170後半に行くような上りが多いところで三回連続で登場。
このトレイルコースが1周大体8分後半~9分前半前後で走れるのですが、キツさと同じところをグルグルまわることも相まって、4周目ぐらいで嫌になってくる…
はずだったのですが、今回は違いました。
どうしてこんなにキツインだろう…と3周目ぐらいでボーっとする頭で考えたのですが、転げ落ちるような下りでフッと力が抜けた
文字通り転げ落ちるかと思いきや、膝が体が全身が衝撃を受け流したというか、舗装道路を走るように楽に下ることが出来ました

そのとき、分かったことは、

抗ってはいけない

ということ

苦しみはいつも自分の側にいるけど
多分、それは

叫び

みたいなもので
自分の体をもっと上手に使うように叫んでいる

山と戦うのではなく、
山を愛し、
全身で受け止めてやろう

と思うと
全身から余分な力が抜けて、
うまく言えないけど、
たまにレースで自転車と一体となって走っている感覚があるが、
あれと似たような感じだった

山と一体となって走る…そんな不思議な感覚で走っていると
何だか

笑顔

になってくる

心拍が170を越えても楽しくてしょうがない
先週走ったときは、周回数を重ねるたびにタイムが落ちていったのだが、
今日のラップタイムは

Lap01 8'05"
Lap02 8'23"
Lap03 8'31"
Lap04 8'46"
Lap05 8'23"
Lap06 8'28"
Lap07 8'19"
Lap08 8'13"
Lap09 8'03"
Lap10 7'48"

6周目を終えたぐらいから、楽しくてしょうがない気分だった
なぜ、こんな気持ちになれたのか良くわからない
苦手だと思っていたコースが突然、いとおしくなってきた
腕が頭が脚が全身で上る、降りるが出来ている

今年、初ランがこれで良かった
素晴らしいスタートを切ることができました

昨年は、大きすぎる目標と悲しい出来事があって、
それらをエネルギーにして走っていた

一時的にそれらは自分を奮い立てるモチベーションにはなったが、
長続きはしない

理屈でなく

走ることが好きだ

純粋な願いに耳をふさぎ、目の前にあからさまなモチベーションをかかげることで走っていた

でも、それは苦しい走りだ

これからは

大好きな走りを純粋に楽しみたい

悲しみや怒り、プライドやエゴでもなく
走りたいと思う

そして、苦しみとしっかり対話し
苦しみから逃れるのではなく、苦しみを友として走っていきたいと思う
そんなことを氷点下の山の中で思う2011年1月1日でした

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