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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

(ベネズエラ連帯)トランプ政権による海賊行為を糾弾する

2020-08-15 | ラテンアメリカ

トランプ政権によるイランタンカー拿捕という海賊行為を糾弾する

国際法を無視した違法行為、ベネズエラ制裁をやめよ

 メディアによると米司法省は14日、イランがベネズエラに送った石油タンカー4隻を拿捕し、積んでいた石油を押収したと発表した。この海賊行為によって100万バレル以上の石油が強奪された。われわれはこの恥知らずの海賊行為を糾弾する。

 国際法でイランに石油輸出を禁止するものはないし、国連の決議でもイランからの輸出は禁止されていない。石油の送り先であるベネズエラについても同様で、ベネズエラに対して石油の輸出を禁じる国際法や安保理決議など存在しない。トランプ政権が、一方的に制裁対象であると決めて、これら両国と取引する企業などはドルでの取引を許さないと2次、3次の制裁で脅して取引をさせていないだけだ。この米国の行為こそ、国際法に違反する行為である。

 国際法で何ら禁じられていないイランのタンカーを拿捕したり、積み荷を押収することは犯罪行為であり、海賊行為そのものだ。さらに拿捕されたタンカーの積み荷はベネズエラの人々のための石油であり、海賊行為は彼らから石油を奪う非人道的行為であり、ベネズエラの人々を更なる困難に突き落とす行為で絶対に許されない。トランプ政権の行為には一片の正当性もない。われわれはトランプ政権が拿捕したイランのタンカーを直ちに解放し、押収した積み荷を返還することを要求する。イランとベネズエラに対する不当な制裁を直ちにやめるように要求する。

 トランプ政権の海賊行為は極めて危険な火遊び、冒険主義であり、戦争の危険を高める行為だ。タンカーを拿捕されたイラン側は報復行為にでる権利を持つ。それはイラン、米国間の緊張を極度に高め,中東における戦争の危険を大きく燃え上がらせるものだ。トランプ政権は、秋の大統領選挙に向けて劣勢だ。今回の行為がイラン・ベネズエラを悪者にし、軍事的政治的緊張を作り出すことで、自分の反イラン・反ベネズエラ派の支持者を引きつけるための作為的な行為であるのは明らかだ。それはイランに対する武器禁輸決議の延長を国連が拒否した直後に行われた。何としても緊張を高め、自分の政治的得点に結びつけようという汚い野心にまみれた行為だ。

 ベネズエラのマドゥーロ政権は正当に選挙で選ばれた国民の代表だ。米が担ぎ上げるグアイドは今では全く孤立しベネズエラの野党からも見放されている。トランプ政権はグアイドを使って何度もベネズエラ国内に干渉し、クーデターを試みてきた。政権を打倒するために全面的な経済制裁をしかけ、経済を崩壊させ、国民が生活していけないようにして、不満をマドゥーロ政権に向けさせようとしてきた。イランも同様に中東で米国に反対する政権として、打倒の対象とされてきた。今回の海賊行為もこの一環である。しかし、トランプと米国は他国の政府を勝手に打倒する権利を持つのか。この傲慢なやり口こそ国際法違反の他国への干渉、武力介入そのものであり許されない。これまで世界各地で米国は同様の介入、クーデターをしかけてきた。世界で最も侵略的で犯罪的な国家が米国だ。われわれはトランプが制裁によって、さらに今回の海賊行為によってベネズエラとイランで一層たくさんの人々に苦痛を与え、生きる権利を侵害することを弾劾する。そして、戦争を自分の政治的野心のために弄ぶことで何千万、何億もの人々を戦争の危険にさらすことを許すことはできない。

 海賊行為糾弾! トランプは拿捕したタンカーを解放し、石油を返還せよ。

 ベネズエラ、イランに対する制裁を全面解除せよ、の声を上げよう


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