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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

(ベネズエラ連帯) ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.43

2022-04-15 | ラテンアメリカ
ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.43
( 2022年4月14日 )


(ペルー要点)
・ 対ロシア経済制裁をきっかけに世界的なインフレが生じているが、それは途上諸国に深刻な影響をもたらしている。ペルーでも、燃料価格高騰をはじめとして生活費の上昇から人民の不満が高まり、4月に入って各地で抗議のデモ。運輸労働者やカンペシーノの組合によるスト。さらに、貨物輸送会社による全国スト。 / 反政府勢力は、この事態を反革命策動に利用して、暴動を引き起こしクーデターを画策。有力新聞のひとつは社説でカスティージョ辞任を要求。 / カスティージョ政権の対応は、当初、人民の不満を軽視して後手を引き、右と左の両方から批判され、事態がかなり深刻化してから本格的に対応しはじめた。左翼の中からかなり厳しい批判も。 / カスティージョ政権は、一方では、各地で人民との直接対話を開始し,他方では、暴動を煽る反革命策動を抑え込もうとしている。【予断を許さない状況。今後の動向を注視。】
・ 2月のはじめには1週間に2度の内閣改造を強いられるなど、個々の閣僚への攻撃を中心にカスティージョ政権に対する右からの攻撃が断続的に続いてきた。 / 3月段階では、議会での大統領弾劾が焦点になっていた。昨年12月に続き2度目である。今回は、大統領解任動議を本会議に上程するところまで進んだが、右翼が中道諸党を取り込むことができず失敗。(解任には議員総数130のうち3分の2以上の87票が必要だが、解任賛成は55票だった。反対54票、棄権19票、欠席2票。) / 内部対立が生じていた与党「ペルー・リブレ党」は、カスティージョ政権の防衛で結束。
・ 反革命策動の持続の下で社会改革は遅々として進んでいないが、カスティージョ政権は、大土地所有の解体と民主化や、基幹産業の国有化、経済発展と人民生活の安定などを推進しようとしてきた。 / 3月にフジモリ元大統領の釈放を憲法裁判所が決定した。カスティージョがそれを糾弾しただけでなく、大規模な人民の抗議行動が行われた。

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(ペルー)

Prensa Latina April 13, 2022 Published by: Aleynes Palacios Hurtado
Peruvian president inaugurates test phase of modern refinery
(ペルー: 大統領、近代的製油所の試験段階を開始)
カスティージョ大統領は、水曜日(4/13)、新しいTalara製油所の試験段階を開始し、半世紀以上前の石油国有化を想起し、困難に対処するための結束を呼びかけた。 / リマから1,130キロ離れた地に建設された工場で演説した大統領は、2014年に着工し、Covid-19の大流行によって長期閉鎖し停止したこの近代的施設の、石油産業にとっての重要性を強調した。 / また、世界的なエネルギー危機と燃料価格の高騰が各国の経済に影響を与え、天然資源に対する主権を回復することが不可欠な難しい時代であり、この仕事はそのための具体的な一歩であると述べた。 / カスティージョは、1969年10月、Juan Velasco Alvarado将軍の国軍政権がこの資源を国有化した後に、軍がタララの米国国際石油会社の施設を占拠し、この日を「国家尊厳の日」として神聖な日としたことを想起した。 / また、次のように付け加えた。同政権は、人民の利益のために、国有企業ペトロペル社を通じて自らの資源で製油所を建設し、エネルギー資源の回復とこの産業の促進を追求している、と。

Prensa Latina April 11, 2022 Published by: Elsy Fors Garzon
President of Peru rules out resignation despite problems and pressure
(ペルー大統領、さまざまな問題や圧力にもかかわらず辞任を否定)
ペドロ・カスティージョ大統領は、社会的抗議や政治的圧力にもかかわらず辞任することを否定していると、本日(4/11)、政府報道官の一人であるアレハンドロ・サラス文化相が述べた。 / 彼は、「大統領は辞任を全く考えていない」と述べ、2度の解任に失敗した野党支配の議会とのガバナンス理解について、大統領の提案を主張した。 / 彼は、数千人規模のデモ行進が大統領の辞任を要求し暴力と暴動に終わった一週間の後、同様の2度目の動員があった後に、この声明を発表した。 / また、様々な都市で、圧力を拒否する組合運動による大規模なデモも行われ、カスティージョが選挙で掲げた変革の約束を果たし、右派に地歩を固めないことを要求した。 / また、国家元首は5年の任期で選ばれ、まだ8ヶ月しか経っていないため、間違いを認識し、それを修正することができると考えていると付け加えた。

teleSUR Published 8 April 2022
Peruvian Workers Protest To Demand Minimum Wage Increase
(ペルー: 労働者が最低賃金の引き上げを要求する抗議行動)
リマでは、市民が横断幕を持って集まり、議会本部に向かってデモ行進をおこなった。この間、暴力沙汰は一切報告されていない。 / 木曜日(4/7)、ペルーの労働者総連合(CGTP)と教育労働組合(SUTEP)は、最低賃金の引き上げを要求するためにリマの街頭に立った。 / 同様のデモは、Arequipa、La Libertad、Cusco、Huancavelica、Junin、Ucayali、Loretoの各地域でも行われた。カスティージョ大統領は、政府がデモ参加者の権利を保証することに言及した。

teleSUR Published 7 April 2022
New Health Minister Takes Oath of Office in Peru 
(ペルー: 新保健相、就任宣誓)
ホルヘ・アントニオ・ロペス・ペーニャは、3月11日から現在まで公衆衛生副相を務めていた。ペルー国立中央大学(UNCP)を卒業した外科医である。HuancayoのCarrión病院長、EsSaludの医療スタッフ会長、UNCPの教授を歴任していた。  / 今回の宣誓式は、3月31日にエルナン・コンドリ前保健相に対する問責決議を議会が承認したことを受けて行われた。 / 賛成71票、反対32票、棄権13票により、議会は、先週提出されたコンドリに対する動議を承認した。

Peoples Dispatch April 06, 2022 by Brasil de Fato
Peruvian President Castillo backed into a corner amid fuel-hike protests
(ペルー: カスティージョ大統領、燃料高騰の抗議で追い込まれる)
カスティージョ大統領は、左右のセクターからの批判に直面している。 / ペドロ・カスティージョ大統領は、4月5日(火)、首都リマとカヤオ地区で夜間外出禁止令を発令したが、その数時間後に、署名した法令を停止した。 / 燃料価格の高騰に対するトラック運転手の抗議に直面し、道路封鎖、略奪、私有地の破壊などを含む1週間以上のストライキの後、カスティージョは夜間外出禁止令を発令していた。 / しかし、一部の住民はこの命令を受け入れず、とにかく街頭に出た。デモ隊は、カスティージョが現場にいる間、議会から1ブロック離れたところに留まったこともあったが、警官隊に押し戻された。 / 物価上昇や生活費に対する正当な不満があり、この問題に直ちに対処しようとしなかったカスティージョ大統領は間違っているとする活動家の指摘がある。一方、右翼は現在、「クーデター戦略」を推進するためにこの不満を利用しようとしている。 / ペルーの伝統的な新聞「El Comercio」は、水曜日(4/6)、社説でカスティージョの辞任を要求している。

teleSUR Published 6 April 2022
“Peruvians Must Show Political Maturity”- Peru’s Vice-President
(ペルー: 「ペルー人は政治的成熟を示さなければならない」と副大統領)
ここ数日行われている様々なデモを踏まえ、ディナ・ボルアルテ副大統領は、水曜日(4/6)、国民が冷静さを保ち、対話に応じることが必要であると述べた。 / 「リマでも地方でも、全国でデモが行われている。私たちは、一部の人々が犯罪行為を行うためにデモに潜入している可能性があることを知っており、これは区別されなければならない」と報道陣に語った。

teleSUR Published 6 April 2022
Peruvians Forcibly Reject Curfew Imposed In Lima & Callao
(ペルー: リマとカヤオで実施された夜間外出禁止令を人々が力ずくで拒否)
火曜日(4/5)、ペルー市民(Peruvian citizens)は、リマとカヤオでカスティージョ大統領による外出禁止令を拒否するため、司法本部の建物の正面を破壊し、建物に保管されていた情報の一部を略奪した。 / 法執行機関は、デモ参加者に接触し、攻撃の平和的な終結を呼びかけた。その直後に大統領は市民の移動制限の即時解除を発表した。

Prensa Latina April 5, 2022 Published by: Alina Ramos Martin
Peru’s President declares state of emergency 
(ペルー大統領、非常事態を宣言)
カスティージョ大統領は、さまざまなセクターによる乱暴な抗議活動の中で、この首都と隣接するカヤオ港で、本日(4/5)、非常事態と事実上の22時間の外出禁止令を発表した。 / また、一部のグループがリマとカヤオへのアクセスを遮断することにより、一般的な不安と恐怖を与えようとしており、非常事態は「内部秩序を再構築するため」であるとの見解を示した。
【反動勢力は、これまでは議会でさまざまな策動をおこなってきたが、それらが成功していない下で、対ロシア制裁から物価高騰が生じて人民の不満が高まったことをきっかけに、反革命暴動を起こそうとしているのではないか。】

teleSUR Published 5 April 2022
Peruvian Government Decrees Curfew due to Violent Protests
(ペルー政府、暴力的な抗議活動により夜間外出禁止令を発令)
月曜日(4/4)の夜、ペドロ・カスティージョ大統領は、貨物輸送会社の全国ストライキで発生した暴力行為の結果として、リマとカヤオでの夜間外出禁止令を発表した。 / リマでのデモや略奪の可能性についてソーシャル・ネットワーク上で噂が飛び交う中、行政府の決定が下された。この1週間、運送業者は燃料価格の値上げに拒否反応を示し、全国的なストライキを実施している。 / これまでに、街路や幹線道路の封鎖に起因する事態により、4人が死亡し、約20人の市民が逮捕されている。

INTERNATIONALIST 360°APRIL 4, 2022 Kawsachun News(下に説明↓)
Mass Strikes in Peru Over Fuel & Fertilizer Costs
(ペルー: 燃料と肥料のコストをめぐる大規模なストライキが発生)
燃料や肥料の価格高騰に対し、ペルー全土で運輸労働者やカンペシーノの組合によるストライキが発生している。欧米の対ロシア制裁は、これらの商品の世界的な不足を引き起こし、問題を悪化させている。抗議者たちは、ペドロ・カスティージョ大統領が選挙公約を実現できなかったとして「裏切り」と非難している。 / アンデスのJunín県の都市Huancayoで8日前から抗議活動が始まった。「裏切られた」と感じているというそこのカンペシーノたちの間で、「カスティージョ、聞け、民衆はお前を拒絶している」というチャントが鳴り響いている。今日(4/4)、国の北部、中部、南部の労働組合がストライキに参加する予定だ。農村部でも、Cusco,やTrujilloなどの大都市でも、動員をかけることが予想される。 / Junín地方は、社会主義政党「ペルー・リブレ」の拠点である。カスティージョはその候補者だったが、政権を握ると中道政党に軸足を移し、党を捨てた(deserted the party)。【この評価は大問題。他のサイトでは見かけていない。】 / 破られた約束 「ペルー・リブレ」のリーダーVladimir Cerronは、次のように述べた。「輸送、農業、燃料費の問題は、自由市場には常に存在している。しかし多くの人が、人民政府ではそうはならないことを望んでいた。カスティージョが政治的な羅針盤を持たずにこのまま続ければ、闘争中の人々に対してコミットして実施できるプログラムを持つことはできないだろう」と。さらに、「Huancayoは、高い燃料価格や通行料価格の解決策を必要としており、農業への具体的な支援を求めている。残念ながら、経済省は何も言わず、新自由主義者とcaviars(リベラル派)に主導されている」と述べた。 / カスティージョは2021年、天然資源の国有化と新憲法の導入を掲げて大統領選に勝利した。政府はいずれの問題でも前進していない。大統領は政権に就くと、「ペルー・リブレ」と決別し(broke with)、「ヌエボ・ペルー」などの社会自由主義政党や既成政党の閣僚を起用した【「決別し」も疑問】。 / 日曜日(4/3)、政府はストライキに参加する人々との対話のプロセスを開始した。ロベルト・サンチェス通商担当相は、「昨日、私たちが出席しただけで、解決策を見いだそうという気持ちが伝わってきた」と述べた。今日、我々はお互いを理解するために努力を傾ける必要がある。我々は組織との対話の方法を押し付けるために来たのではなく、合意を形成するために来たのだ」と述べた。 / カスティージョ大統領は、当初、Huancayoでの抗議行動を否定したことを謝罪した。日曜日(4/3)の記者会見で、彼は、「これらの運動は正当な理由と原因によって行われている。私の発言の一部に誤解があったため、謝罪し、国民に許しを請うことで明らかにしたい。私は決して悪意を持っていたわけではないのです」と述べた。 / 大統領は会談のため木曜日(4/7)にHuancayoに到着する予定。
【筆者の評価はカスティージョに非常に厳しいが、「ペルー・リブレ」のリーダーの言明からも、また記事の内容からしても、まだそこまで断定することはできないのではないか。 / 出典の「Kawsachun News」のサイトの「about」を見ると次のように。「Kawsachun Newsはボリビアに拠点を置き、ラテンアメリカに関するニュース報道と分析を提供している。Kawsachun NewsはRadio Kawsachun Cocaの英語版で、コチャバンバのトロンピコ6連盟(エボ・モラレスが会長を務めるカンパシーノ労働組合)の公式放送局である」と。極左的傾向があるのではないか。】

Peoples Dispatch March 29, 2022 by Peoples Dispatch
Once again, right wing fails to impeach Peruvian President Pedro Castillo
(ペルー: 右翼は再びカスティージョ大統領弾劾に失敗)
3月28日、ペルー議会の本会議が開かれ、右派野党「民衆刷新党」が3月8日に提出したペドロ・カスティージョ大統領に対する空位申し立ての審議が行われた。8時間以上に及ぶ激しい議論の末、予想通り一院制議会は左派大統領の罷免を求める動議を否決した。弾劾に賛成したのは、130人の議員のうち55人にとどまった。反対は54票、棄権は19票、欠席は2票だった。汚職や道徳的な統治能力の欠如などの罪に問われている大統領を失脚させるには87票を必要とした。

teleSUR Published 29 March 2022
Peruvian Congress Did Not Remove President Castillo
(ペルー: 議会はカスティージョ大統領を解任しなかった)
「良識と責任と民主主義が勝った」とペドロ・カスティージョは投票後に述べ、「このページを閉じ、国の大きな課題のために協力しよう」と皆に呼びかけた。 / カスティージョ大統領は、火曜日(3/29)、自身に対する弾劾訴追を拒否することによってこの国に「民主的空間の基礎」を築いたと、議会に感謝した。 / 月曜日(3/28)、議員たちは大統領の解任について何時間も議論した。この解任は、ペルーの右翼がカスティージョに「永久的な道徳的無能力」があると主張して提起されたものである。しかし、130票のうち目標達成に必要な87票を下回る結果となった。 / 議会での答弁で、カスティージョ大統領は、国会議員に対して政情不安に反対しペルーの民主主義を支持する投票をするよう求めた。

teleSUR Published 28 March 2022
Peru’s President Pedro Castillo Speaks on Impeachment Motion
(ペルー: カスティージョ大統領、弾劾訴追について語る)
ペドロ・カスティージョは、自身に対する弾劾申し立てに関して、前に進み仕事を続けることを希望すると述べた。 / カスティージョ大統領は、月曜日(3/28)、任期開始から8カ月が経過した時点で、永続的な道徳的無能力の疑いで2度目の弾劾を求める野党の要求に対し、自らを守るために議会に赴いた。

teleSUR Published 24 March 2022
Peru: President To Attend Congress Session on Impeachment
(ペルー: 大統領、弾劾に関する議会の会議に出席へ)
カスティージョ大統領は、木曜日(3/24)、国会議員グループが3月8日に提出した大統領弾劾訴追案の議論について、議会本会議への出席を確認した。 / 大統領は、政府に対する破壊的なキャンペーンについて警告した。 ・・・このキャンペーンは今週末まで展開されるだろう。 / カスティージョによれば、このメディアキャンペーンは国を愛していないビジネスマンの主張と一致しており、パンやチキンの値上げは大統領のせいであると述べている。 / 目的は、大統領弾劾手続きを実行する動機を持つために政治的危機を作り出すことだ、とカスティージョは警告した。

Peoples Dispatch March 24, 2022 by Peoples Dispatch
Protests erupt in Peru against the pardon of Fujimori
(ペルー: フジモリの恩赦に反対する抗議デモが噴出)
【被害者の大きな写真を掲げた人々が通りを埋め尽くすデモをおこなっているビデオ】
1990年代のフジモリ独裁政権は、深刻な人権侵害と汚職、左翼ゲリラ数千人の悪質な誘拐、強制失踪、殺人などの犯罪によって特徴づけられる。 / 「恩赦は侮辱だ」という旗印のもと、フジモリ元大統領の恩赦を受け入れるという憲法裁判所の決定に対し、多くの人々が抗議している。1990年代に統治したフジモリは、2009年から25年の実刑判決を受けており、在任中に犯した人道に対する罪と汚職で有罪判決を受けている。

teleSUR Published 21 March 2022
Peru: Bill on Free Admission to Universities To Be Approved
(ペルー: 大学への入学金無料化法案承認へ)

teleSUR Published 18 March 2022
Peruvians Reject Pardon to Former Dictator Alberto Fujimori
(ペルー人民、元独裁者アルベルト・フジモリの恩赦を拒否)
木曜日(3/17)、数百人の市民がリマ、クスコ、トルヒーヨ、アレキパの街頭に繰り出し、ペドロ・パブロ・クシンスキー元大統領が元独裁者アルベルト・フジモリ(1990-2000)に与えた恩赦を有効とする判断を下した憲法裁判所(TC)に抗議した。 / 同裁判所の決定が知られた後、ペルーの法学者たちは、最高裁判所がすでに2017年の恩赦をその付与に際して行われた不正のために無効にしていると主張し、これに反発した。

Peoples Dispatch March 17, 2022 by Peoples Dispatch
Peruvian President Pedro Castillo rejects latest attacks from opposition
(ペルー: カスティージョ大統領、野党からの最新の攻撃を拒絶)
野党が支配するペルー議会は、左派のカスティージョ大統領に対し、汚職疑惑を告発する「空席動議」(大統領弾劾動議)の提出を承認した。 / 3月15日、ペルーのペドロ・カスティージョ大統領は、議員による弾劾手続き開始の投票から一夜明けた議会での演説に臨んだ。1時間に及ぶ演説で、就任から8カ月弱の間に達成した政権の実績と今後の計画を紹介した後、大統領は、野党の汚職疑惑の告発をきっぱりと否定した。 / 「私の政府は、メディアや政界からの非難の的となっている。私たちの政権に暗闇の覆いをかけようとする試みがなされている。彼らは、私たちが腐敗行為に没頭していると国民に信じさせようとしているが、私はそれを強く拒否する。時間が解決してくれるだろう」と述べた。「いつも国民に話しているように、私は頭を高く上げて、今日、私はいかなる汚職行為もおこなっておらず、個人の利益を図るいかなる状況にも参加していないことを断固として再確認する」と付け加えた。 / ・・・ / 今回は、左派の大統領を罷免するための2回目の試みである。1回目は、2021年12月の議会で認められるだけの票を集めることができなかった。手続きは3月28日に開始される予定で、カスティージョか弁護人のどちらかが議会に出頭し、告発に応じなければならない。カスティージョを追放するには87票必要だが、与党「ペルー・リブレ」とその同盟党「共にあるペルー」「民主ペルー」で130議席中44議席を占めているため、その可能性は低いと思われる。また、「われらペルー」や「パープル党」の議員も大統領の罷免に反対を表明している。

teleSUR Published 17 March 2022
Peru: Castillo Condemns Release of Former President Fujimori
(ペルー: カスティージョ、フジモリ元大統領の釈放を糾弾)
ペドロ・カスティージョ大統領は、木曜日(3/17)、アルベルト・フジモリ元大統領(1990-2000)の釈放を命じた同国憲法裁判所の決定を糾弾した。

teleSUR Published 13 March 2022
CELAC Calls for Respect for Peruvian President's Supporters
(ペルー: CELAC、ペルー大統領支持者の尊重を呼びかけ)
「ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)」は、土曜日(3/12)、ペルーのすべての政治・社会セクターに対し、民主的秩序と、解任を求める議会に直面している現大統領ペドロ・カスティージョを支持する国民の多数派を尊重するよう呼びかけた。 / CELACの臨時議長を務めるアルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス国家元首が署名した声明は、紛争解決のための対話と合意メカニズムの必要性を主張している。

teleSUR Published 9 March 2022
The Peruvian Right Keeps on Trying to Remove President Castillo
(ペルーの右派はカスティージョ大統領を排除しようとし続けている)
火曜日(3/8)、50人の野党議員がカスティージョ大統領に対し、マネーロンダリングと汚職事件に関与していると主張し、「道徳的無能力」を理由に空位動議を提出した。議会本会議で審議されるには、解任要求は52人の議員の支持を得なければならない。 / そうなれば、カスティージョか弁護人が野党主導の議会で告発に応じなければならなくなる。 / しかし、2021年12月に極右議員が大統領に対する空位動議を承認するのに必要な票を得られなかったことから、こうした事態は起こりにくいとアナリストは見ている。

Prensa Latina March 7, 2022 Published by: Aleynes Palacios Hurtado
Peru President seeks conciliation with opposition in crucial week
(ペルー大統領、決定的な週に、野党との和解を模索)
極右議員団が大統領を弾劾しようとし、閣僚内閣は議会の批准を求めているこの週の月曜日(3/7)に、カスティージョ大統領は合意に達するよう議会に呼び掛けた。 / 極右のホルヘ・モントーヤ下院議員は、「永久的な道徳的無能力」を理由に大統領を空位にする(解任する)動議を火曜日(3/8)に提出することを確認した。モントーヤ議員は、同議案の提出に必要な26票を上回る40票を獲得しているが、審議入りの承認に必要な52票には達していないと述べた。

Prensa Latina March 1, 2022 Published by: Elsy Fors Garzon
Motion to condemn Russian operation in Ukraine fails in Peru
(ウクライナでのロシアの作戦を非難する動議がペルーで否決される)
極右勢力によるロシアのウクライナでの軍事作戦を非難する試みは、本日(3/1)ペルー議会で失敗に終わり、承認に必要な票数に達しなかった。 / 反ロシアの動議は、最終的に賛成54票、反対23票、棄権26票で、出席議員の過半数つまり125人の出席者のうち68人の票を欠いたため、承認されなかった。

Prensa Latina February 28, 2022 Published by: Ana Ibis Falcón Lamoth
Party that launched Castillo’s candidacy assumes his defense in Peru
(ペルー: 「ペルー・リブレ」党がカスティージョの防衛を引き受ける)
「ペルー・リブレ」党は、月曜日(2/28)、野党勢力がカスティージョ大統領を解任しようとしている実業家汚職の非難に対して、カスティージョの「熱烈な防衛」を引き受けた。 / 「ペルー・リブレ」のウラジミール・セロン事務局長は、同党が「民主的な意志から生まれた民衆政府」を熱烈に擁護することを断言した。

Prensa Latina February 27, 2022 Published by: Erich Tellez Corrales
Peruvian President accuses Public Prosecutor’s Office of plotting
(ペルー: カスティージョ大統領、検察庁を陰謀で非難)

teleSUR Published 25 February 2022
Peru: President Castillo to Formalize over 100,000 Properties
(ペルー: カスティージョ大統領、10万件を越す不動産を公認へ)
カスティージョ大統領は、今年中に10万件を越す土地を正式所有にするための「大量権利化計画(Mass Titling Plan)」を開始した。それは、多くの家族に法的保証と開発の機会を与える。 / 「目標は、ペルーを勤勉で誠実な土地所有者の国にすることだ」とカスティージョは述べ、「財産権によって、家族はビジネスを立ち上げ前進するための法的保障を得ることができる」と付け加えた。【大土地所有の解体と民主化、経済発展と人民生活の安定などを推進しようとしていると思われる。】

Prensa Latina February 19, 2022 Published by: Aleynes Palacios Hurtado
Communist Party of Peru-Red Fatherland condemns foreign interference
(ペルー: 「ペルー共産党・赤い祖国」、外国の干渉を糾弾)
「ペルー共産党-赤い祖国(PC-PR)」は、ドイツのフリードリッヒ・ナウマン財団(FN)が干渉し、カスティージョ大統領に反対する右翼勢力の会合を組織して資金を提供したのを糾弾した。 / この財団は、2019年6月にベネズエラのクーデター指導者レオポルド・ロペスをペルーに呼び、極右候補ケイコ・フジモリを支援した。
【「ペルー共産党-赤い祖国Partido Comunista del Perú - Patria Roja(PC-PR)」が初めて記事に登場した。 / カスティージョの党は「ペルー・リブレ党」(Partido Peru Libre)】

teleSUR Published 16 February 2022
Peru: Labor Minister Indicts Congress President Of Conspiracy
(ペルー: 労働相、下院議長を共謀で告発)
火曜日(2/15)、ベッツィ・チャベス労働相は、カスティージョ大統領を罷免しようとする極右議員の試みを主導したマリア・アルバ下院議長を扇動と犯罪組織で告発し、憲法上の訴えを起こした。

teleSUR Published 11 February 2022
Prosecutor's Office Raids the Peruvian Presidential Palace
(ペルー: 大統領官邸に検察庁が踏み込む)
2021年10月のバイオディーゼル樽の取得時にペトロペル職員が行った不正の疑いに関連する捜査。 / 金曜日(2/11)の未明、反汚職検察庁(ACPO)のチームは、カスティージョ大統領の政府本部と、ペトロペル事件で行われた不正の疑いに関与した14人の住居への家宅捜索を実施した。

Peoples Dispatch February 09, 2022 by Peoples Dispatch
Peruvian President swears in fourth ministerial cabinet in six months
(ペルー大統領、6ヵ月で4回目の閣僚内閣宣誓)
右翼勢力からの政治的圧力は、主要メディアにおける中傷キャンペーンを通じて、カスティージョ大統領に1週間で2回目の内閣改造を強いることになった。 / ペルーのペドロ・カスティージョ大統領は2月8日、就任から半年余りで4回目の閣僚内閣を発足させ、弁護士のアニバル・トーレスを新首相兼閣僚会議の議長に任命した。トーレスは2021年7月28日にカスティージョ政権が発足して以来、司法・人権担当相を務めていた。 / 首相と法相のほか、農業、エネルギー・鉱山、女性、環境、保健の各閣僚も交代した。新たに交代した6人の閣僚のうち3人(農業、エネルギー・鉱山、保健)は、カスティージョを政権に押し上げたものの前2回の内閣ではほとんど排除されていた左翼政党「ペルー・リブレ」に所属し、残りの3人(司法、女性、環境)はそれぞれの分野の専門家である。 / この1週間で2回目となる今回の内閣改造は、議会を支配するペルー右派勢力が前首相のヘクトル・バレルに対して政治的圧力をかけた結果である。バレルは、家庭内暴力を告発した極右議員と主流メディアの中傷キャンペーンにより、就任からわずか4日で辞任に追い込まれた。 / 2月7日、カスティージョは、メディアによる激しい中傷キャンペーンを通じた一部の政治セクターによる政府に対するクーデターの企てを非難した。また、任期終了まで政権を担う決意を固め、「私は国民によって、国民の多数決で選ばれた。私の公約は2026年7月28日まで有効であり、より強固なものである」と断言した。 / 新内閣は「ペルー国民により大きな利益をもたらすため、より参加型で幅広い基盤を持つ内閣」とすることを発表した。また、閣僚に対して、「最も弱い立場にある人々のために、そして私たちの愛する祖国のために働き続けること」を呼びかけた。


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