2月23日を頂点とした「人道支援物資」持ち込みの大騒ぎは一旦は終わりました。予想通り日本の主要メディアは「ベネズエラの人々が食料や医薬品不足で苦しんでいる」のに、なぜマドゥーロ政権は「人道支援物資の搬入を認めないのか」、ひどい政権だという宣伝に終始しました。しかし、世界最大の原油埋蔵量があるのに、なぜベネズエラの人々は食料や医薬品不足に置かれているのか、そこに事態の本質があるのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
現在ベネズエラで行われているのは、米国がシナリオを書いたクーデター計画に沿った介入です。 そこには3つの手段が明記されています。(1)マドゥーロ大統領の暗殺、(2)合法的政府の打倒、(3)暫定政府評議会の設置、3つです。昨年8月には未遂に終わったとはいえマドゥーロ大統領暗殺計画が実行に移されました。現在のクーデターは後者の二案を並行させて進めるものです。これが失敗すれば軍事侵攻という最後の手段に . . . 本文を読む