久しぶりの映画

最近になってようやく余裕が出てきて
久しぶりに映画を見てきました

その1
フィクサー

NY最大の法律事務所の“フィクサー”＝“もみ消し屋”であるマイケル・クレイトン。在職15年にも関わらず共同経営者へ昇進したこともなく、上司は彼をかけがえない価値があると見なしていながらも、フィクサーの業務のみに特化した能力を持つ者としか評価をしておらず、人生の折り返し地点に来て、マイケルは今後の人生を考え直そうとしている…。全米を騒然とさせた3000億円の大企業に対する訴訟問題。完全訴訟か和解の道を選ぶのが迫られたとき、NY No.1の実力を持つ同僚弁護士が、全てを揺るがす秘密を掴んでしまう。ボスから完全なもみ消しの特命を受けるマイケル。同僚の命が狙われ、さらに関わったマイケルも命を狙われ…。
試写会で見てきました
なんと、日本で最初の上映だったそうな・・・
私のもつ弁護士のイメージとはずいぶんかけ離れた仕事ですが
世の中には本当にいろんな仕事があるんですね～
(私の中ではサンキュー・スモーキングの"ロビイスト"並みの意外さでした)
あらすじだけ見るとアクション映画っぽいけど全然そんなことはなくて
アクション苦手な私としては楽しめましたよ

その２
潜水服は蝶の夢を見る

病院のベッドで目を開けたジャン＝ドーは、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。ジャン＝ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。
海を飛ぶ夢みたいな映画かと思っていたら
安楽死というテーマではなかったみたいです
目が覚めてみたら"locked in"状態で唯一動かせるのは左目のみ・・・
暗くて重くなりそうなテーマですが
美しい映像とユーモアで清清しさを感じました
さすがフランス？
映像が面白いんです
前半は一人称の、まさに彼から見えている映像です
生々しくて、ブリキの太鼓の出生シーンを思い出しました
後半は主人公が想像力で蝶のように動きまわるにつれ
映像の視点も三人称に変わっていきます
あと、ジャックはこんな状態になってもユーモアを忘れない人です
ある人がジャックの動けない状態をネタにしたジョークを言うのですが
第三者である療法士はこれを聞いて憤慨し
一方のジャンは「ユーモアのセンスもないのか・・・」と思うのです
これって結構世の中をうまくあらわしているんじゃないかな
でもこんな状況でそう思えるってのがすごいですね
なんだか文章がまとまりませんが
とにかく映画館で観ることをおすすめします！

おまけ

映画館にこんなチラシがおいてありました
映画館を愛するお客様に、お聞きします。
スクリーンで最も光り輝く俳優は誰ですか？
1　蒼井優
2　阿部寛
3　伊勢谷友介
4　瑛太
5　大森南朋
6　小栗旬
7　オダギリジョー
8　香川照之
9　加瀬亮
10 加藤ローサ
11 沢尻エリカ
12 豊川悦司
13 堀北真希
14 松山ケンイチ
15 宮崎あおい
16 その他(　　　　　)
http://eigakantaisho.web.fc2.com
だそうです
私は断然香川照之!!!
好きな俳優は?ときかれたらたぶん香川照之さんと答えます
最近歌舞伎の亀何とかさんの従兄弟だと知ってびっくりしました
う～ん・・・でも光り輝くって感じではないような・・・
そういう派手で華やかな感じとは違うように思えますね
他にはこの中では加瀬亮さんと瑛太と、わりとオダギリジョーも好きです
その中で光り輝くといったら・・・瑛太かな?
大河ドラマでは若さとさわやかさがきらきら輝いているし
女優では蒼井優と宮崎あおいで迷うなあ・・・
でも出演している映画は蒼井優のほうが好きです

投票した人には抽選でプレゼントがあるそうデスヨ